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有機いちごゼリーのデザート|Veggit rabbit’s ヴィーガン・スイーツ レシピ

あわただしい日常から、ちょっとだけ解放された日曜日の昼下がり。淡い光が差し込むキッチンで、そっと果物に手を伸ばす_______豊かな香りを胸いっぱいに吸い込みながら、季節を感じるヴィーガン・スイーツを作ってみませんか?

今回のテーマは、有機いちご。

日本の春を象徴する果物「いちご」。鮮やかな赤い実が店頭に並ぶと、寒い冬の終わりと、やわらかな陽射しの訪れを感じます。いちごはただの果物ではなく、多くの人にとって、甘酸っぱい思い出とともにある特別な存在なのではないでしょうか。贈り物としても人気があり、お祝いの場や特別な日に登場します。ケーキの主役としても欠かせず、ふわふわのスポンジと生クリームの間に挟まれた甘酸っぱいいちごは、日本のショートケーキの代名詞ともいえますね。いちごは、シンプルにそのまま食べてもおいしいですが、スイーツに使うことでさらに魅力が引き立ちます。ジャムにすれば、甘さの中にぎゅっと濃縮された風味が楽しめ、タルトやパフェにすれば、見た目も華やかで心が躍ります。和菓子のいちごスイーツは、素材の持ち味を生かしながら、季節感や繊細な美しさを大切にしていると感じます。春の訪れとともに楽しむいちごの味。それは単なる甘さではなく、少しの酸味とともに、どこか懐かしさを感じさせます。ひとくち頬張れば、日本の春の空気が口の中に広がるような、そんな爽やかな味わいです。

「有機いちごゼリーのデザート」は、真っ赤ないちごが映えるゼリーと、グリーン色の緑茶風味のムースの2層のデザートです。春が待ち遠しくなるような、色鮮やかな見た目に仕上げました。

1. 緑茶ムースを作る

材料 調理時間: 15分 (300mlカップ2個分)

  • ・豆乳クリーム 100cc
  • ・豆乳 200cc
  • ・てんさい糖 40g
  • ・粉末緑茶(抹茶パウダーでも可) 10g
  • ・アガーパウダー 8g
  1. 小鍋に粉末緑茶(抹茶パウダー)とアガーパウダーを入れ、あらかじめ混ぜておきます(アガーパウダーがダマになるのを防ぐため)。
  2. 豆乳を加え、よく混ぜ合わせます。 混ざったら火をつけ、沸騰したら混ぜながら1分ほど火を入れて、アガーを溶かします。 火を止め、あら熱を取ります。
  3. 豆乳ホイップクリームを6分立てに泡立てます。垂らした時に、すじが見える程度まで泡立てます。
  4. あら熱が取れたら2つを混ぜ合わせます。
  5. 容器を用意し、半分程度まで流し入れ冷蔵庫で冷やします。

2. いちごゼリーを作る

材料

  • ・いちご 適量
  • ・水 225g
  • ・てんさい糖 25g
  • ・アガーパウダー 8g
  • ・ビーツパウダー(オプション) 少々

下準備

◻︎いちごを流水で洗い、へたの部分をカットしたあと、縦半分にカットします。

作り方

  1. 小鍋を用意します。 アガーパウダーと水を入れ、あらかじめ泡立て器で混ぜ合わせます。 火をつけ、沸騰してからさらに1分火を入れます。 火を止め、ビーツパウダーを少量加えて溶かします(オプション)。 冷やしておいたムースを用意します。 いちごをムースの上に並べ、ゼリー液をヒタヒタになるくらいまで流し入れます。 冷蔵庫に入れ、冷やし固めて完成です。

今回使った材料の一覧

ストック確認やお買物のチェックリストとしてご活用ください。

ビオマルシェの宅配取扱商品

・有機いちご
・有機豆乳
・有機粉末緑茶
・てんさい含蜜糖・粉末

その他の商品

・豆乳ホイップクリーム
・アガーパウダー

レシピと写真

鈴木桂子

ヴィーガン薬膳料理家

国際中医師A級/日本ベジタリアン学会会員/日本中医食養学会会員
気候変動などの深刻な地球環境問題には、ヴィーガン・ダイエット(完全菜食主義の食事)が有効であるという研究に感銘を受けプラントベース中心の食生活を実践するように。中医学とマクロビオティックを学び、双方の理論や技法を活かした、簡単に作れて身体と環境に優しいヴィーガン薬膳ごはんを考案している。
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