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河内晩柑のココナッツ寒天|Veggit rabbit’s ヴィーガン・スイーツ レシピ

今回のテーマは、河内晩柑。

初夏の陽射しがやわらかく肌に触れる頃、河内晩柑の黄色がひときわ目にまぶしく感じられます。見た目はグレープフルーツに似ていますが、苦みは少なく、やわらかな酸味とほのかな甘みが特徴。果肉はぷるんとやわらかく、口に運ぶたびに、涼やかな香りとともに果汁がじゅわっと広がります。「和製グレープフルーツ」とも呼ばれますが、その穏やかでまろやかな味わいは、日本の気候に寄り添った、どこか懐かしさのあるおいしさです。そのまま食べても、ジュースにしても、ゼリーや寒天、シャーベットにしても爽やか。暑さが増す季節に、こころとからだを軽やかにしてくれる、旬の贈りものです。

「河内晩柑のココナッツ寒天」は、フレッシュな河内晩柑の果肉をたっぷりと使った、食べ応えのあるデザートです。寒天液にはココナッツミルクを使い、トロピカルな風味をプラスしています。甘味には甜菜糖を使っているので、スッキリとした甘さが楽しめます。

・寒天液を作る 調理時間: 18cmパウンド型

  • ・河内晩柑 2個
  • ・ココナッツミルク 200g
  • ・水 200g
  • ・豆乳 100g
  • ・棒寒天 1本
  • ・てんさい糖 大さじ3〜4
  • ・レモン果汁 小さじ1

下準備

◻︎河内晩柑は皮と薄皮を剥き、果肉を取り出します。
◻︎棒寒天は細かく千切り、たっぷりの水につけてふやかします。

作り方

  1. 小鍋を用意します。 ふやかした寒天と水を入れ、火にかけて沸騰させ、寒天を煮溶かします。 寒天が溶けたら火を弱め、1~2分火を入れます。
  2. 次にココナッツミルクと甜菜糖を入れ、混ぜ合わせます。

・型に流し冷やし固める

  1. 寒天の型を用意します(今回はパウンドケーキ型を使いました)。 型の底に、河内晩柑の果肉を入れます。
  2. 作った寒天液を上から流し入れます。 冷蔵庫で冷やし固めます。 型から外す時は、型を少し温めてからヘラなどでくり抜くようにすると、するりと取り出せます。

今回使った材料一覧

ビオマルシェの宅配取扱商品

・河内晩柑
・有機ココナッツミルク
・有機豆乳
・棒寒天
・オーガニックレモン果汁
・てんさい糖

鈴木桂子

ヴィーガン薬膳料理家

国際中医師A級/日本ベジタリアン学会会員/日本中医食養学会会員
気候変動などの深刻な地球環境問題には、ヴィーガン・ダイエット(完全菜食主義の食事)が有効であるという研究に感銘を受けプラントベース中心の食生活を実践するように。中医学とマクロビオティックを学び、双方の理論や技法を活かした、簡単に作れて身体と環境に優しいヴィーガン薬膳ごはんを考案している。
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