2020.3.25
有機栽培では、一般で使用されているような農薬は使えません。糖度の高いとうもろこしは、虫たちにとっても大好物。特に、とうもろこしを食害するアワノメイガは穂先から侵入し、一度中に入るとあっという間に被害が広がります。1本の穂から6~7本のとうもろこしが採れますが、そのほとんどは虫害により出荷ができません。
また、とうもろこしの収穫適期(一番美味しい時期)はとても短く、たった2日間といわれています。畑の手入れを毎日行い、実の感触や穂の枯れ具合を見ながら収穫時期を判断しています。採れたての有機とうもろこしは、まるでフルーツのような甘さ!一度食べたらその味は忘れられません。
ビオ・マルシェでは、毎年収穫体験をイベントを開催しています。ぜひ、採れたての生のとうもろこしを味わいに来てください!
ビオ・マルシェの畑
7~9月にかけて、和歌山県、奈良県、滋賀県、長野県、山梨県、長野県よりお届けします。
有機農業では、とうもろこしは「畑の掃除人」とも呼ばれ、根を土中深くまで伸ばして土をやわらかくしたり、収穫後に葉や茎をつちにすき混むことで土壌の過剰な養分を取り除く効果があります。輪作体系の中では欠かせない存在です。
料理のヒント
鮮度が命!届いたらすぐに調理をしてください。まずは茹でる、蒸す、などシンプルに味わってみてください。ご飯を炊く時にまるごと(皮ごと)一緒に入れ、オリーブオイルを加えて炊く「とうもろこしごはん」もおすすめです。