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【滋賀県・垣見農園】有機とうもろこし日記②間引き・除草・露地の畑での栽培

ビオ・マルシェの夏野菜でおなじみ、滋賀県・垣見農園の有機とうもろこし。
その生長を垣見農園にご協力いただき、毎月ご紹介しています。

前回の記事、【滋賀県・垣見農園】有機とうもろこし日記①畑の準備・種まき・発芽では畑の準備・種まき・発芽の様子を紹介しました。2回目となる今回は、間引き・除草・露地の畑での栽培の様子です。

間引き

まずは「間引き」作業。
「間引き」とは、密集して発芽した苗を抜いて、株数と間隔を均等に調整する作業です。畑に不規則に出たとうもろこしの苗を抜いて株数を調整していきます。
間引きをすることで、日当たりや風通しが良くなり、苗が生長しやすくなります。また、間隔が均等になると作業がしやすくなるメリットもあります。
この時抜き取った苗は別の畑に植え替え、育てていきます。

除草

「除草」作業の様子です。
除草前の畑はこのように小さな雑草の芽がたくさん。放置しておくと、とうもろこしと共にすくすく生長してしまいます。
雑草がとうもろこしの生長の妨げにならないよう、雑草の芽が小さい段階で小型の耕運機を使い耕していきます。とうもろこしが大きく育つと、人が乗り込む大型の耕運機を使用したり、耕運機が入らない場所は鎌を使って手作業で除草を行います。こうした除草作業はとうもろこしが立派に育つまで5~6回ほど行うのですが、1回の作業が夏の暑い日に半日~1日を要することもあるそう。
一般的な栽培において除草剤を使用して除草作業を行った場合、作業時間は大幅に短縮されます。
「安心して食べられる野菜を作りたい」という思いを形にすることは、決して簡単なことではないと感じます。

露地の畑での種まき

垣見農園では、ハウスだけではなく露地栽培も行っています。露地栽培もハウス栽培と同様に、土を耕した後に播種機で種を蒔きます。栽培面積が広いため、大型の播種機を使用しています。

ハウス栽培と違うポイントはこの「マルチング」。畑の土壌の表面を被覆資材で覆うことです。これを行うことで「雑草の繫茂や害虫の侵入を防ぐ」、「地温を一定に保ち作物の生育を助ける」などの効果があります。

畑全体の様子

3月下旬の様子

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