
はじめてのアーユルヴェーダ vol. 28「猛暑を元気に乗り...
2025.7.11
朝晩の涼しさに、秋の訪れを感じる季節となりました。
けれども、夏の間に溜め込んだ熱(アーユルヴェーダでいうピッタ)が身体に残っていると、湿疹や炎症、イライラなどの不調を引き起こすことがあります。
まずは、冬瓜やゴーヤ、ナス、ココナッツなど、身体の熱をとる効果のある食材を積極的に取り入れるのがおすすめです。
さらに、その後から冬にかけて、寒さと乾燥(ヴァータ)が増していきます。ヴァータ(風のエネルギー)のケアをするためには、甘味・酸味・塩味を感じられる、ずっしりとした温かい食べ物が適しています。
夏の疲れを癒し、冬に備えて心身を整える食事と過ごし方を意識してみましょう。
調理のポイント、スパイスの使い方などもお伝えしながら、ビオ・マルシェの有機野菜を使って4品作ります。
アーユルヴェーダ料理の基本は、「消化力を中心に考える」ということ。どんなに身体に良いものを食べても、体質や症状に合わず消化ができなければ、体に悪い影響をもたらすこともあります。ここでは、とるべき食材や季節に合った過ごし方などをお話します。
当日は、Zoomのウェビナーシステムを使いリアルタイムで配信します。画像をオフにすればご自身は映りません。開催後、当日の動画を参加者限定で配信する予定です。
・スパイスの効能やドーシャの話は何度聞いても勉強になります。今回の献立もとても美味しかったです。自分でも出来ました。嬉しいです。
・いつも楽しい講座をありがとうございます。さっそく作った料理が、家族に大好評でした。
・この季節に注意することについて詳しく教えていただいたので、意識してやってみたいと思います。
原田 真理
アーユルヴェーダスパイス料理家
サンスクリット語のAyus (生命)、Veda(科学・知識)が語源。インド・スリランカで5,000年以上の歴史を持つ、世界最古の伝統医学です。その知恵は、毎日の生活や食事法として受け継がれています。最近は「より良く生きるためのヒント」として、世界中で注目を集めています。
インド政府公認ライフスタイルコンサルタント/マリのアーユルヴェーダクッキング主宰
沢山のスパイスを使う必要はありません。基本のスパイスの組み合わせを変えるだけで、全く違う味になるから不思議です。いつものお野菜を、新しく変化させてみませんか。