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国産有機バナナブレッド|Veggit rabbit’s ヴィーガン・スイーツ レシピ

あわただしい日常から、ちょっとだけ解放された日曜日の昼下がり。淡い光が差し込むキッチンで、そっと果物に手を伸ばす_______豊かな香りを胸いっぱいに吸い込みながら、季節を感じるヴィーガン・スイーツを作ってみませんか?

今回のテーマは、国産有機バナナ。

バナナと聞くと、多くの人は南国の青々とした木々を思い浮かべるかもしれませんが、日本にも、太陽をたっぷり浴びて育つ「国産有機バナナ」があります。国産バナナの生産地は、主に温暖な気候の鹿児島や沖縄。ねっとりとした甘さと豊かな香り、口に含むと広がるやさしい味わいは、生産者の手間ひまを惜しまないこだわりの賜物です。バナナブレッドを焼くとき、完熟した国産有機バナナをたっぷり加えると、砂糖を控えても自然な甘さが生きてきます。生地はしっとりとした食感で、油の量も控えることができるのです。バナナひとつで、焼き菓子の味わいはぐんと深まります。

「国産有機バナナブレッド」は、完熟したバナナを生地に練り込んで作ったケーキです。バナナのフルーティーな香りと甘さを生かしたレシピにしています。一口食べるたびに、優しさが感じられるケーキに仕上げました。甘味は、黒糖を使うとこっくりとした深い味わいに、てんさい糖を使うとさっぱりとした味わいになります。お好みで使い分けてください。

1. 生地を作る

材料 調理時間: 10分 (18cmパウンド型)

  • ・バナナ 2本(うち1本はトッピング用)
  • ・ウォールナッツ 50g
  • ・小麦粉(今回は中力粉を使用) 150g
  • ・全粒粉 20g
  • ・豆乳 100g
  • ・黒糖 60〜80g
  • ・なたね油 大さじ2と1/2
  • ・シナモンパウダー 小さじ1/2
  • ・ベーキングパウダー 小さじ1/2
  • ・重曹(ベーキングソーダ) 小さじ1/2

下準備

◻︎バナナ(1本)の皮を剥き、フォークなどで実をつぶします。完熟したバナナを使うとさらに風味豊かに仕上がります。
◻︎ウォールナッツは、適当な大きさに砕きます。
◻︎パウンド型にオーブンシートを敷きます。

作り方

  1. 粉類を全てボウルに入れ、混ぜ合わせます。
  2. 別のボウルを用意します。 液体類(豆乳・黒糖、なたね油)を入れ、泡立て器を使って混ぜ合わせます。
  3. 液体と粉類を合わせます。 ヘラなどを使って混ぜ合わせます。さっくりとまぜ、粉っぽさがなくなればOKです。
  4. パウンド型を用意します。 生地を流し入れ、型を2、3回上から落として空気を抜きます。 縦半分にカットしたバナナをトップに載せます。

2. オーブンで焼く

下準備

◻︎オーブンを180度に予熱します。

作り方

  1. 180度のオーブンに入れ、45分程度焼きます。 竹串を刺して、生地が付いて来なければ焼き上がりです。 熱いうちに型から外し、敷いたオーブンシートを剥がし、ケーキクーラーの上で冷まします。 ケーキが冷めたらピッタリとラップで包み、一晩置くと、さらにしっとりとした生地になります。

3. 材料一覧

今回使った材料の一覧

ストック確認やお買物のチェックリストとしてご活用ください。

ビオマルシェの宅配取扱商品

・国産有機バナナ
・有機ウォールナッツ(生)
・国産有機小麦粉
・有機豆乳
・沖縄県伊江島産黒糖粉末
・国産なたね油
・有機シナモンパウダー

その他の商品

・ベーキングパウダー
・ベーキングソーダ

レシピと写真

鈴木桂子

ヴィーガン薬膳料理家

国際中医師A級/日本ベジタリアン学会会員/日本中医食養学会会員
気候変動などの深刻な地球環境問題には、ヴィーガン・ダイエット(完全菜食主義の食事)が有効であるという研究に感銘を受けプラントベース中心の食生活を実践するように。中医学とマクロビオティックを学び、双方の理論や技法を活かした、簡単に作れて身体と環境に優しいヴィーガン薬膳ごはんを考案している。
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