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さつまいもと栗のマフィン|Veggit rabbit’s ヴィーガン・スイーツ レシピ

あわただしい日常から、ちょっとだけ解放された日曜日の昼下がり。淡い光が差し込むキッチンで、そっと果物に手を伸ばす_______豊かな香りを胸いっぱいに吸い込みながら、季節を感じるヴィーガン・スイーツを作ってみませんか?

今月のテーマは、さつまいも。

寒さが身にしみる冬の午後、湯気の立つさつまいもの香ばしい香りが、心をじんわりと温めてくれます。子どもの頃、母が石焼き芋を家で作ってくれることがありました。ストーブの上にアルミホイルを敷き、じっくりと焼かれる芋から立ち上る甘い香りが、家中を包み込んでいたことを覚えています。ほっくりとした食感と自然の甘さが口の中に広がるさつまいも。その素朴な美味しさは、冬の寒さに疲れた体を優しく癒してくれます。砂糖を使ったスイーツにはない、素材そのものの力強い甘みは、なぜか懐かしい気持ちにさせてくれるのが不思議ですね。近頃では、焼き芋だけでなく、大学芋やスイートポテト、さつまいものタルトなど、多彩なさつまいもスイーツが楽しめるようになりました。この冬は、お気に入りのさつまいもスイーツを探しに、食べ歩きをしてみるのも楽しそうですね。

「さつまいもと栗のマフィン」は、強い甘味が特徴の安納芋をペーストにし、生地に練り込んで焼き上げました。素朴な甘さと、さつまいもの風味が感じられる生地と、トップに載せた栗の甘露煮のホクホクとした食感が楽しめます。

1.  さつまいもペーストを作る

材料 調理時間: 30分 (作りやすい分量)

  • ・さつまいも(今回は安納芋を使用) 250g
  • ・てんさい糖 75g
  • ・みりん 大さじ1
  • ・水 大さじ2
  1. さつまいもを竹串がスーッと通るくらいまで蒸します。熱いうちに皮を剥きます。
  2. 蒸したさつまいもを少しずつ裏漉し、ペースト状にします。
  3. 小鍋を用意し、さつまいもペーストと、残りの材料を入れて混ぜ合わせます。
  4. 火をつけて沸々としてきたら弱火にし、5分ほどヘラで練りながら火を入れます。

2. マフィン生地を作りオーブンで焼き上げる

材料 調理時間: 30分 (直径6cm 6個分)

  • ・さつまいもペースト 100g
  • ・小麦粉(中力粉を使用) 100g
  • ・なたね油 30g
  • ・ココナッツシュガー 50g
  • ・豆乳 50g
  • ・ベーキングパウダー 大さじ1/2
  • ・栗の甘露煮 適量

下準備

◻︎小麦粉とベーキングパウダーを合わせて、ふるいにかけておきます。
◻︎マフィン型を用意し、カップを敷いておきます。
◻︎オーブンを180℃に予熱します。

作り方

  1. ボウルを用意します。 なたね油ココナッツシュガーを入れて混ぜ合わせます。
  2. 豆乳を加えて混ぜ合わせます。
  3. 合わせておいた粉類を加えて混ぜ合わせます。
  4. さつまいもペーストを加えてざっくりと混ぜ合わせます。
  5. 用意しておいたマフィン型に流し入れます。 トップに栗の甘露煮を載せてオーブンに入れ、180℃で20分焼きます。
  6. 竹串などを刺して、生地が付いてこなければ焼き上がりです。ケーキクーラーなどの上で冷まします。

3. 材料一覧

今回使った材料の一覧

ストック確認やお買物のチェックリストとしてご活用ください。

ビオマルシェの宅配取扱商品

・さつまいも(今回は安納芋を使用)
・てんさい含蜜糖・粉末
・有機本みりん
・オーガニックココナッツシュガー
・国産なたねサラダ油
・国産有機小麦粉(中力粉)
・有機豆乳

その他の商品

・栗の甘露煮
・ベーキングパウダー

レシピと写真

鈴木桂子

ヴィーガン薬膳料理家

国際中医師A級/日本ベジタリアン学会会員/日本中医食養学会会員
気候変動などの深刻な地球環境問題には、ヴィーガン・ダイエット(完全菜食主義の食事)が有効であるという研究に感銘を受けプラントベース中心の食生活を実践するように。中医学とマクロビオティックを学び、双方の理論や技法を活かした、簡単に作れて身体と環境に優しいヴィーガン薬膳ごはんを考案している。
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