あわただしい日常から、ちょっとだけ解放された日曜日の昼下がり。淡い光が差し込むキッチンで、そっと果物に手を伸ばす_______豊かな香りを胸いっぱいに吸い込みながら、季節を感じるヴィーガン・スイーツを作ってみませんか？

国産有機レモンと抹茶の米粉マフィン

今回のテーマは、有機レモン。

レモンや柚子といった、柑橘系の香りは気分をすっきりとさせてくれますね。古代エジプトでは虫除けや虫刺されの消毒にも使われていたそうです。爽やかな酸味とほんのりとした甘味が特徴の国産レモンは、心身ともに心地よい刺激を与えてくれます。朝食のサラダやドリンクにサッと一絞りすることで、すっきり、シャッキリとしたスタートが切れそうですね。

全体の流れ

マフィン型６個分

所要時間

約１〜２時間（レモンをシロップ漬けにする時間は除く）

１．レモンのシロップ漬けをつくる

輪切りにしたレモンをメープルシロップにつけて味を馴染ませます。

２．マフィン生地をつくる

プレーンと抹茶風味の２種類の生地をつくります。

３．型に流し入れてオーブンで焼く

型に生地を流し入れてオーブンで焼き上げます。

１．レモンのシロップ漬けをつくる

材料

作りやすい分量

・レモン　１個
・メープルシロップ　レモンがかぶる程度

作り方

レモンを洗い、皮のまま５㎜くらいにスライスします。

容器に入れ、レモンが被るくらいのメープルシロップを入れます。

冷蔵庫に入れて一晩ほど漬け、馴染ませます。

２．マフィン生地をつくる

材料

・米粉　250g
・タピオカスターチ（またはくず粉やコーンスターチでもOK）30g
・豆乳　300cc
・てんさい糖　75g
・なたね油　60g
・レモン果汁　レモン１個分（約大さじ２）
・レモンゼスト　レモン１個分
・抹茶　小さじ１
・ベーキングパウダー　大さじ１

下準備

□オーブンを160℃に予熱します。

□米粉、タピオカスターチ、ベーキングパウダーを合わせてふるっておきます。

作り方

ボウルになたね油、てんさい糖を入れ、泡立て器でよく混ぜ合わせます。

次にレモン果汁、レモンゼストを入れて混ぜます。

最後に豆乳を数回に分けていれ、その都度よく混ぜ合わせます。

ふるっておいた粉類を数回に分けて入れ、ヘラなどに変えて混ぜます。

小さめのボウルを用意します。

混ぜ合わせた生地の1/3くらいを移し入れ、抹茶を入れてよく混ぜ合わせます。

３．型に流し入れてオーブンで焼く

材料

・レモンのシロップ漬け　適量

下準備

□マフィン型に敷紙やカップを入れておきます。

作り方

マフィン型を用意します。

まず、プレーン生地を型の半分くらいまで流し入れます。

次に抹茶生地をスプーンなどですくって入れ、その上に再度プレーン生地を重ねます。

トップにレモンのシロップ漬けを載せます。

オーブンに入れ、160℃で35分から40分焼きます。途中焦げそうになったら、アルミホイルなどを被せます。

竹串を刺して生地がついてこなければ焼き上がりです。

ケーキクーラーなどにのせて冷まします。

今回使った材料の一覧

ストック確認やお買物のチェックリストとしてご活用ください。

ビオ・マルシェの宅配　取扱商品

・国産有機レモン
・有機米粉
・有機豆乳
・てんさい糖
・なたね油
・オーガニックメープルシロップ

その他の商品

・タピオカスターチ
・抹茶
・ベーキングパウダー

レシピ・写真

鈴木 桂子 Suzuki Keiko

インディペンデント・フォトグラファー／ヴィーガンレシピ・デベロッパー

漢方養生指導士上級、フードロスゼロ料理アドバイザー

1990年代に映画監督・園子温率いる街頭詩パフォーマンス「東京ガガガ」に参加、以後約10年にわたり自主映画製作に関わる中で銀塩カメラに興味を持ち、撮影・現像を習得、作品制作を始める。

気候変動などの深刻な地球環境問題には、ヴィーガン・ダイエット（完全菜食主義の食事）が有効であるという研究に感銘を受けてヴィーガンに。心臓疾患や糖尿病などの疾病予防にも効果があると期待されているヴィーガン・ダイエットを、もっと多くの人に知って欲しいという思いから、料理レシピブログ Veggitrabbit Vegan Recipes を立ち上げ、できるだけ少ない材料で、簡単に作れる菜食レシピを考案、投稿している。

ヴィーガンとなってから「薬（医）食同源」や「代替医療」に深い関心を持つようになり、中国伝統医学の学習を開始。中医師を目指し目下勉強中。

Keiko Suzuki Photography Works