「畑の恵み おせちセット2025」 オーガニックにこだわった...
2024.9.30
蒸し鶏に軽く味をつけてパックした、サラダチキン。
そのまま使えて手軽なうえ、低カロリーでヘルシーなこともあって、すっかり一般的になりました。ただ、一般品のラベルを見てみると、添加物が多く入っているものも良く見かけます。
ビオ・マルシェのサラダチキンは、添加物を使っていません。国産のオーガニックチキンむね肉本来の味と食感を大切に、有機塩こうじのみで味付けしています。冷凍商品で賞味期限が6か月と長く、10~15分で湯煎解凍できるのでストック食材としても重宝します。
メインのむね肉は、国産のオーガニックチキンを使っています。オーガニックチキンは、茨城県の羽石農場にある運動場付きの鶏舎で育ちます。抗生物質フリーの餌には、主に有機栽培のトウモロコシや大豆を使っています。くさみがなく、鶏肉の旨味が味わえるので、シンプルな味付けのサラダチキンにぴったりです。
オーガニックチキン使用サラダチキンを製造するのは、和食のプロ「川京フーズ」です。ビオ・マルシェ オリジナルおせちの他、ビオ・マルシェの有機調味料を使ったさば味噌煮・鱧南蛮漬けなど、ビオ・マルシェ オリジナル商品の開発に取り組んでいただいています。
サラダチキンに使う調味料は、やさか共同農場の有機塩こうじのみ。塩こうじには、素材の旨みを引き出し、柔らかく仕上げる働きがあります。これを利用して、添加物に頼らないサラダチキンを開発しました。開発で苦労したことは、塩こうじの配合割合と漬け込み時間です。この2つが味と食感を決めるので、納得がいくまで何度も試作を重ねて調整しました。
製造工程はとてもシンプルです。オーガニックチキンに有機塩こうじを揉み込み、真空パックします。それを85度で1時間かけてじっくりとボイルします。
ボイル時間はかかりますが、その分しっとりと柔らかい食感に仕上がります。さらに、真空パックでボイルするので、肉の旨味が凝縮されます。
まずは解凍したサラダチキンを、スライスして食べてみます。しっとりと柔らかく、中心部まで有機塩こうじの旨味が染みています。自家製の、家庭で作った時のように、ちゃんとお肉本来の旨味と食感が味わえます。というのも、市販のサラダチキンを食べた時、味と食感がハムみたいで少し違和感を感じたのです。サラダチキンとハムの原材料を比べてみたところ、共通する添加物があったのでそれが理由かもしれません。
先日、オーガニックチキン使用サラダチキンを使ってのり巻きを作りました。焼き海苔にご飯を広げ、有機白いりごまを散らします。手前にサラダチキン、有機きゅうり、有機レタス、有機人参を並べ、ビオ・マルシェ マヨネーズと梅びしおを塗ります。
気合を入れて、えいやっと巻きます。水で濡らした包丁で切ったら、完成です。
サラダチキンの程よい塩気、野菜の甘み、マヨネーズのコク、梅びしおの酸味、ゴマと海苔の香り。全てが合わさって、良いバランス。さっぱりいただけるので、ついつい手が伸びます。のり巻きは我が家の子どもも大好きです。オーガニックチキン使用サラダチキンなら、余計な添加物が入っていないので安心して食べさせられます。
火を使わないので、夏のお助けメニューにいかがでしょうか。タンパク質も野菜も摂れるので、栄養面もバッチリです。
サラダチキンと一緒に入っている肉汁は捨てないでくださいね。旨味たっぷりなので、お料理に使えます。
私は、即席スープとドレッシングに使いました。
即席スープは、器に有機レタス・有機ミニトマト・肉汁を入れて熱湯を注ぐだけ。
オーガニックチキンの旨味と有機塩こうじの塩気が合わさった肉汁は、フレッシュな有機野菜との相性も良いです。シャキシャキとした有機レタスの甘みも、口の中で弾ける有機ミニトマトの甘酸っぱさも受け止めてくれます。
ドレッシングは、肉汁と有機ロイヤルナバリ(早摘みタイプのエキストラバージンオリーブオイル)を混ぜるだけです。
オーガニックチキン使用サラダチキン、有機レタス、有機ミニトマト、有機キウイフルーツで作ったサラダにかけてみました。塩気のあるサラダチキンとドレッシング、甘みのある有機野菜と果物。食べると、甘じょっぱくて美味しい。
しっかりとした味なので、煮物・炒め物・炊き込みご飯の味付けにも使えそうです。副産物からもう一品作れるのは嬉しいですね。
(スタッフ 伊藤)
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