メニュー

柚子ようかん|Veggit rabbit’s ヴィーガン・スイーツ レシピ

あわただしい日常から、ちょっとだけ解放された日曜日の昼下がり。淡い光が差し込むキッチンで、そっと果物に手を伸ばす_______豊かな香りを胸いっぱいに吸い込みながら、季節を感じるヴィーガン・スイーツを作ってみませんか?

今回のテーマは、柚子。

10月に入り、風が肌寒く感じられる頃になると、市場に顔を出すのが青い果皮の柚子です。この時期の柚子は、まだ熟していないのですが、その香りはとても豊かで、初秋の透き通った空気にぴったりです。料理に使うと、その爽やかな酸味と軽やかな香りが広がり、食卓を少し特別なものに変えてくれる果実。スイーツのアクセントとしてもお使いいただけます。

「柚子ようかん」は、白インゲン豆を煮詰めて作った白あんと、こしあんの2層のようかんです。白あんには、柚子の果汁のほかに果皮のすりおろしを使い、香り豊かに仕上げました。

1. 水ようかんを作る

材料 調理時間: 5分(冷やし固める時間を除く) (15cmスクエア型)

  • ・こしあん 200g
  • ・棒寒天 1/4本
  • ・水 100g
  • ・てんさい糖 20g〜

下準備

◻︎棒寒天を30分以上水に浸し、ふやかします。

作り方

  1. 小鍋とこしあんを用意します。
  2. 小鍋にふやかした寒天をちぎって入れ、水を加えます。 火をつけ、かき混ぜながら沸騰させて寒天をしっかりと溶かします。 てんさい糖を加えて混ぜます。 こしあんを加え、1分ほど火を入れます。
  3. 型を用意します。 作ったようかん液を、ザルなどで漉しながら流し入れます。 粗熱が取れたら冷蔵庫に入れ、冷やし固めます。

2. 柚子あんを作る

材料 調理時間: 40分

  • ・白インゲン豆(乾) 100g
  • ・てんさい糖 40g
  • ・水 100g
  • ・棒寒天 1/4本
  • ・柚子果汁 小さじ1
  • ・柚子果皮のすりおろし 適量

下準備

◻︎白インゲン豆を軽く水洗いし、たっぷりの水に一晩浸します。
◻︎棒寒天を水に30分以上浸し、ふやかします。

作り方

  1. 一晩浸水させた白インゲン豆を鍋に入れ、かぶるくらいのたっぷりの水を加えて火をつけます。 豆が柔らかくなるまで30分〜煮ます。 煮えたらザルにあけて水気を切ります。
  2. フードプロセッサーを用意します。 煮た豆を入れてなめらかになるまで撹拌し、ペーストを作ります。
  3. 小鍋を用意します。 水と、ふやかした寒天をちぎって入れ、火をつけます。 混ぜながら沸騰させ、寒天を溶かします。 寒天が溶けたらてんさい糖を加えます。 最後に白インゲン豆のペーストを加えます。
  4. ザルや漉し器などで漉しながら、ボウルに移します。 柚子果汁と柚子の皮のすりおろしを加えます。
  5. 冷やしておいた水ようかんを用意します。 白あんペーストを上に載せ、表面を均し、冷蔵庫で冷やし固めます。

3. 材料一覧

今回使った材料の一覧

ストック確認やお買物のチェックリストとしてご活用ください。

ビオ・マルシェの宅配取扱商品

・柚子
・有機こしあん
・棒寒天
・てんさい含蜜糖・粉末

その他の商品

・白インゲン豆

レシピと写真

鈴木桂子

ヴィーガン薬膳料理家

国際中医師A級/日本ベジタリアン学会会員/日本中医食養学会会員
気候変動などの深刻な地球環境問題には、ヴィーガン・ダイエット(完全菜食主義の食事)が有効であるという研究に感銘を受けプラントベース中心の食生活を実践するように。中医学とマクロビオティックを学び、双方の理論や技法を活かした、簡単に作れて身体と環境に優しいヴィーガン薬膳ごはんを考案している。
ヴィーガン薬膳料理教室
インスタグラム
インスタバイオ

オーガニックライフを
始めてみませんか?