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有機純米酢のプーレ・オ・ヴィネーグル

クラフタル(中目黒)の大土橋シェフによる、ビオ・マルシェのオーガニック食材で作るオリジナルレシピ。今回は、大土橋シェフが先日訪問した福岡県・庄分酢の有機純米酢をたっぷり使ったレシピ。

 

有機純米酢のプーレ・オ・ヴィネーグル

大土橋シェフから

フライパン一つで手早くできる、フレンチ定番の煮込み料理。鶏もも肉は皮目をパリッと焼きあげ、具材に旨味を絡めていきます。純米酢をたっぷり入れて煮詰めることで、酢の奥ゆかしい酸味と旨みを引き出します。今回はフランス料理らしさを出すために、旬のホワイトアスパラを入れました。

材料 (2人分)

  • オーガニックチキンもも肉 300g
  • トマト 2個
  • ホワイトアスパラ 4本
  • 玉ねぎ 50g
  • バター 20g
  • にんにく 20g(5かけ)
  • 白ワイン 65g
  • 有機玄米酢 40g
  • オリーブオイル 大さじ1
  • 適量

下ごしらえ

  1. トマトは湯剥きをする。沸騰したお湯にヘタを下にして3秒漬けて、すぐに氷水に当てる。包丁を使って皮をできるだけ薄くむく。ヘタの周りは取り除き、横から3等分に、それぞれ9等分の角切りにする。
  2. オーガニックチキンはすじを取り、皮の面を均一に広げる。一口大(8等分くらい)に切り分け、両面に薄く塩を振る。
  3. ホワイトアスパラは、根元から4分の1くらいの固い部分は切り落とし、ピーラーで薄く均一に皮をむく。立体的に見せたいので、斜めに3等分に切る。
  4. にんにくは薄切りに、玉ねぎは繊維に沿って千切りにする。

作り方

  1. フライパンにオリーブオイル大さじ1を入れ、中火にかける。鶏肉を皮を下にして、しっかり広げながら並べる。肉は動かさずに焼き、皮にしっかり焼き色が付くまで焼く。焼き色を付けるのは皮の面だけで大丈夫です。
  2. にんにくと玉ねぎを加えたら弱火にして、鶏肉の皮の香ばしい脂をからませていく。鶏肉をひっくり返し、にんにくと玉ねぎに火が入ってしんなりしてきたら、ホワイトアスパラを加えて全体を合わせ、弱火で蒸し焼きにする。
  3. 全体に油がなじんだら一気に強火にする。 温度が上がったら酢40gを入れる。
  4. 強火で水分が無くなるまで煮詰めたら、白ワイン65gを入れる。 (アルコールが吹きこぼれて火がつかないように注意してください。) ここでしっかり水分を飛ばすことで、アルコールや余計な酸を飛ばすことがポイント。
  5. しばらく煮込んで水分が無くなったら、トマトを入れる。トマトのカドが無くなるくらいまで煮込む。一度味見をして、塩で味を調える。
  6. バター20gを入れて弱火にし、全体に絡めたら火を止める。

大土橋 真也

中目黒クラフタル シェフ

1984年生まれ。
2004年辻調理師専門学校フランス校卒業。
フランス料理店・ジョージアンクラブ(東京)、ジョエルロブション(恵比寿)を経て渡仏。
パリのネオビストロ Saturne サチュルヌにて従事。
その後日本に戻り、2013年初台のレストランアニスにてオープニングより従事。
2015年9月 CRAFTALE クラフタル シェフに就任。
オープン後一年で「ミシュランガイド東京2017」一つ星獲得。

Tales from Organic Farm フレンチ一つ星 大土橋シェフとビオ・マルシェの有機野菜
RECIPE|Tales from Organic Farm

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フレンチ一つ星・大土橋シェフによるオリジナルレシピ。素材の本質を見極め、クリエイティブな感性で有機野菜のまだ見ぬ一面を引き出します。

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