自家製「ぬか床」の作り方~ビオ・マルシェの「有機炒りぬか」と...
2020.6.24
梅シロップのお次は、日本の伝統食「梅干し」を作りませんか?
初心者でもカンタンな作り方をご紹介いたします。
毎年恒例となった「有機青梅」は、奈良県・三重県・和歌山県にまたがる王隠堂農園さんからお届けしております。木を植えてから収穫まで長い年月、農薬に頼らず手間と愛情を込めて栽培しています。収穫量は慣行栽培の3分の1ともいわれる貴重な有機青梅は、ほどよい熟度で、あまい香りが部屋中に漂います。
青梅…1kg
もみしそ…300g(※梅2kgの場合はもみしそ…500g)
塩…200g(梅の20%)
保存容器…消毒をして乾かしておきます
青めの梅でも漬けられますが、ほたほたに(実を柔らかく)漬けたい場合は、2~3日常温に置いてください。
全体の半分程度が黄色っぽくなってから漬け始めます。
※あまり長くおきますと、茶色くなりますので注意してください。
ほこりを落とす程度に水洗いし、ザルにあげて水をきります。
梅の表面がやや濡れているうちに、1/3の塩を梅にしっかりまぶします。
1/3の塩でサンドイッチ状(塩→梅→塩→梅の順)にいれます。
残りの1/3の塩を1番上に入れ、梅をおおいます。
梅の1.2~1.5倍の重しをのせ、蓋をします。
(カメで仕込む場合は、梅がはみ出さないように押し蓋をして、重しを乗せたあと、ホコリが入らないようにカメの口を紙などで覆って周りを紐で縛ります。)
1~2週間経つと水(白梅酢)があがります。
土用干しまでは冷暗所で保管します。
梅雨が明けた「土用」(7月20日ごろ)の晴天が続く日を選び、梅だけを取り出し、すだれやザルに梅を広げて3日天日に干します。土用干しした梅は、皮が柔らかく、カビないといわれています。*残った梅酢は本漬けのときに使うので、だいじにとっておく!
梅はときどき清潔な手で裏返しましょう。箸を使うと皮を傷つけやすいので注意。
雨には当てないように注意し、そのまま夜干しをして夜露に当てます。
(「白梅干し」はこれで完成です!)
土用干しを終えたら、干した梅ともみしそを一緒に漬け込みます。
梅ともみしそを交互に重ね、サンドイッチ状(梅→しそ→梅→しその順)に入れ、しそを一番上にして表面をおおいます。
袋に残ったもみしその汁と、とっておいた梅酢をひたひたになるほどに入れ、押し蓋をして軽く重石をします。
*梅やしそが梅酢から出ているとカビが発生する場合があります。
冷暗所に保存をし、1ヶ月ほどで自然に色がついてきたら完成です!
ビオ・マルシェの宅配では、ご紹介した「自家製あんこ」以外にも、梅仕事や味噌づくりなど、自家製オーガニックの『季節の手仕事』が楽しめます。限られた季節にしかない旬の食材を、オーガニックの材料で揃えることができるので、手仕事をする方にはとってもおすすめです。
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