韓国人が教える、きゅうりキムチ(オイキムチ)のレシピ
2022.6.28
韓国出身の料理研究家タクミセイコさんによる、韓国家庭料理のレシピ。材料はビオ・マルシェの宅配のオーガニック食材を使っています。今回は梅のチャンアチと梅キムチのレシピを教えていただきました。
梅が旬を迎える初夏の頃。韓国では、梅を使ったチャンアチ作りを楽しみます。
チャンアチとは野菜を酢や砂糖、醤油などに漬けて作る漬け物のことをいいます。大根や玉ねぎ、唐辛子やにんにくなどをたくさん漬けて、保存します。
梅のチャンアチは、割った梅を砂糖に漬け込んで作ります。漬けた梅は、コチュジャンと和えて梅キムチに。割った時に出る梅の種は、醤油に漬けて梅醤油に。シロップは、砂糖の代わりやキムチ作りに。梅を余すところなくいただけるのが、梅チャンアチ作りの魅力です。
今の時期だけの韓国の梅仕事。みなさんも梅のチャンアチと梅キムチを一緒に作ってみましょう。
カリカリとした梅の食感が楽しいチャンアチ。甘酸っぱいので、パンにのせてスイーツとして食べるのもおいしいです。
食べたいときに食べたい分だけ取り出して、お好きなようにお召し上がりください。
発酵止めとは?
発酵が進みすぎると、お酒のような香りになってしまいます。そこで、汁だけを取り出して沸騰させることで、発酵が止まり、長い間保存できるようになります。
保存するときのポイントは、梅が汁に浸った状態で冷蔵庫に入れて保存すること。汁が浸っていないと、カビが生え、梅がシワシワになってしまうので、注意してください。
ここさえ守れば、いくらでも保存が効きます。
日本では梅キムチというと馴染みがないと思いますが、韓国では定番のキムチの一つです。甘じょっぱい味がなんとも癖になります。
今回は日本の梅仕事とはまた一味違った韓国の梅仕事をご紹介しました。たくさん梅が手に入ったときはぜひ梅のチャンアチにも挑戦してみてください。
洗双糖
てんさい合蜜糖・粉末
国産白すりごま
有機金ごま油
本記事のレシピは、韓国出身の料理研究家タクミセイコさんにご考案頂いています。有機野菜・オーガニック食材の宅配「ビオ・マルシェの宅配」で購入できる食材をふんだんに使った、ここでしか読めないオリジナルレシピです。
タクミセイコ
韓国ソウル出身/韓国料理研究家
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まずは試してみたい、資料も見てみたいという方は、お得なお試しセットもご用意しています。
約30年前に日本に来てから、韓国料理研究家として活動。約15年前から自宅で料理教室を主宰。今は主にインスタグラムで日本人の口に合う韓国料理のレシピを発信。
インスタグラム:@azisai0427