「畑の恵み おせちセット2025」 オーガニックにこだわった...
2024.9.30
いなり寿司といえば、コンビニやスーパーでも必ず置いてあります。日本人にとって、それほど身近な食べ物ということですね。
ただ、一般品で気になるのが添加物。原材料ラベルを見てみると、カラメル色素、アミノ酸調味料、酸味料、リン酸塩など、多いもので20種類以上もあります。
ビオ・マルシェのいなり寿司は、化学調味料・化学合成添加物は使っていません。酢飯には国産有機米・有機純米酢・洗双糖(粗製糖)を、油揚げには国産有機大豆を使っています。
いなり寿司の主役、いなり揚げを作っているのは長野県にあるメーカー「信濃雪」。昔ながらの製法で高野豆腐や油揚げを製造しています。添加物を使わず、素材の美味しさを引き出してもらうメーカーを探した末、信濃雪にお願いすることにしました。
まずは、豆腐づくり。原料には、ビオ・マルシェの国産有機大豆を使います。大豆は、産地・品種・年度によって品質が異なるため、豆腐を上手く固めるために細かい調整が必要になります。とくに、有機大豆は自然環境の影響を受けるため、タンパク質の量が一定ではないので、調整がさらに難しくなります。今回は、熟練の技で調整を加え、試作一回目でおいしい豆腐ができあがりました。次に、豆腐を薄切りにして油で揚げたら、油揚げの完成。ほどよい厚みで、納得の出来栄えになりました。
味付けは、かつお節とさば節の出汁を丁寧に取り、甘すぎず上品に仕上げました。使った調味料は、有機丸大豆醤油・削り節・洗双糖・塩・本みりん・いしる(魚醤)。
いなり寿司づくりのバトンは、兵庫県の川京フーズへ。信濃雪のいなり揚げに、川京フーズで作った酢飯を詰めます。
川京フーズは、毎年人気のビオ・マルシェ オリジナルおせちの製造元です。おせちづくりと同じように、いなり寿司も和食の料理人が監修しています。
酢飯は、ビオ・マルシェの契約農家の国産有機米を使います。ガス炊飯器を使い、強い火力で一気に炊き上げるので、ふっくらツヤツヤに仕上がります。
いなり揚げに合わせて、全体がバランス良くまとまるよう味付けを調整しました。酢飯に使う調味料は、ビオ・マルシェの有機純米酢・洗双糖・有機白いりごま・食塩。酢飯が出来上がったら、いなり揚げに一つひとつ手で詰めます。
いなり寿司を作ったら、すばやく冷却します。こうすると、調味料がしっかりとお米に染み込みつつも、ベチャベチャになりません。冷ましたいなり寿司をトレーに並べ、-40℃の冷風で急速凍結して真空パックします。美味しさと品質保持のため、ここはスピード勝負です。
解凍したいなり寿司をお皿に移します。
入り数は10個。関西風の三角形です。大きすぎず小さすぎず、丁度良いサイズ感です。
いなり揚げがしっとりとジューシー、有機丸大豆醤油とだしの旨味をしっかりと吸っています。その上、油っぽさはなく上品な味付けです。酢飯は、酸味が控えめ。冷凍だったとは思えない程ふっくらしていて、作りたてのような食感です。
後味も良く、あっさりとしています。舌に残るような妙な甘さはなく、洗双糖のコクのある甘さを感じます。
いなり寿司が大好きな娘(4歳)は、他のおかずには手を付けず、4個も食べました。添加物の心配がないので、娘が食べるのを安心して見ていられます。
いなり寿司を一から手づくり。これがなかなか大変です。いなり揚げを作って、酢飯を詰めて、とやることが細々あります。
なので、私には少々ハードルが高く、「作るぞ!」と気合いを入れないと作れません。
ビオ・マルシェのいなり寿司があれば、忙しい日のご飯はもちろん、来客やお祝い事の一品にも活躍してくれそうです。もしもを想定して、冷凍庫にストックしておこうと思います。
(スタッフ 伊藤)
600wで1分半程温めてから、30分以上常温で解凍してください。
レンジによって加熱具合に差がありますので、加熱時間はご調整ください。
「有機米使用いなり寿司」は、ビオ・マルシェの宅配会員限定商品です。
ご購入ご希望の場合は、ビオ・マルシェの宅配は会員制となりますので、ご入会手続きページにて、会員登録をお願いします。
詳しいサービス内容は、ご利用ガイドをご覧ください。
宅配会員さまは宅配会員ネット注文画面からログインしてください。