年末年始のごちそうをお手軽に、ビオ・マルシェの年末・2025...
2024.11.1
いなり寿司といえば、コンビニやスーパーでも必ず置いてあります。日本人にとって、それほど身近な食べ物ということですね。
ただ、一般品で気になるのが添加物。原材料ラベルを見てみると、カラメル色素、アミノ酸調味料、酸味料、リン酸塩など、多いもので20種類以上もあります。
ビオ・マルシェのいなり寿司は、化学調味料・化学合成添加物は使っていません。酢飯には国産有機米・有機純米酢・洗双糖(粗製糖)を、油揚げには国産有機大豆を使っています。
いなり寿司の主役、いなり揚げを作っているのは長野県にあるメーカー「信濃雪」。昔ながらの製法で高野豆腐や油揚げを製造しています。添加物を使わず、素材の美味しさを引き出してもらうメーカーを探した末、信濃雪にお願いすることにしました。
まずは、豆腐づくり。原料には、ビオ・マルシェの国産有機大豆を使います。大豆は、産地・品種・年度によって品質が異なるため、豆腐を上手く固めるために細かい調整が必要になります。とくに、有機大豆は自然環境の影響を受けるため、タンパク質の量が一定ではないので、調整がさらに難しくなります。今回は、熟練の技で調整を加え、試作一回目でおいしい豆腐ができあがりました。次に、豆腐を薄切りにして油で揚げたら、油揚げの完成。ほどよい厚みで、納得の出来栄えになりました。
味付けは、かつお節とさば節の出汁を丁寧に取り、甘すぎず上品に仕上げました。使った調味料は、有機丸大豆醤油・削り節・洗双糖・塩・本みりん・いしる(魚醤)。
いなり寿司づくりのバトンは、兵庫県の川京フーズへ。信濃雪のいなり揚げに、川京フーズで作った酢飯を詰めます。
川京フーズは、毎年人気のビオ・マルシェ オリジナルおせちの製造元です。おせちづくりと同じように、いなり寿司も和食の料理人が監修しています。
酢飯は、ビオ・マルシェの契約農家の国産有機米を使います。ガス炊飯器を使い、強い火力で一気に炊き上げるので、ふっくらツヤツヤに仕上がります。
いなり揚げに合わせて、全体がバランス良くまとまるよう味付けを調整しました。酢飯に使う調味料は、ビオ・マルシェの有機純米酢・洗双糖・有機白いりごま・食塩。酢飯が出来上がったら、いなり揚げに一つひとつ手で詰めます。
いなり寿司を作ったら、すばやく冷却します。こうすると、調味料がしっかりとお米に染み込みつつも、ベチャベチャになりません。冷ましたいなり寿司をトレーに並べ、-40℃の冷風で急速凍結して真空パックします。美味しさと品質保持のため、ここはスピード勝負です。
解凍したいなり寿司をお皿に移します。
入り数は10個。関西風の三角形です。大きすぎず小さすぎず、丁度良いサイズ感です。
いなり揚げがしっとりとジューシー、有機丸大豆醤油とだしの旨味をしっかりと吸っています。その上、油っぽさはなく上品な味付けです。酢飯は、酸味が控えめ。冷凍だったとは思えない程ふっくらしていて、作りたてのような食感です。
後味も良く、あっさりとしています。舌に残るような妙な甘さはなく、洗双糖のコクのある甘さを感じます。
いなり寿司が大好きな娘(4歳)は、他のおかずには手を付けず、4個も食べました。添加物の心配がないので、娘が食べるのを安心して見ていられます。
いなり寿司を一から手づくり。これがなかなか大変です。いなり揚げを作って、酢飯を詰めて、とやることが細々あります。
なので、私には少々ハードルが高く、「作るぞ!」と気合いを入れないと作れません。
ビオ・マルシェのいなり寿司があれば、忙しい日のご飯はもちろん、来客やお祝い事の一品にも活躍してくれそうです。もしもを想定して、冷凍庫にストックしておこうと思います。
(スタッフ 伊藤)
600wで1分半程温めてから、30分以上常温で解凍してください。
レンジによって加熱具合に差がありますので、加熱時間はご調整ください。
「有機米使用いなり寿司」は、ビオ・マルシェの宅配会員限定商品です。
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