はじめてのアーユルヴェーダ vol. 24「消化力、代謝力を...
2024.11.4
2018年8月より開催、ご好評をいただいていたアーユルヴェーダ料理教室。
コロナウイルスの影響により、昨年11月からはオンライン講座に変更してお届けしています。
アーユルヴェーダの理論では、春は冬に溜まったカパのエネルギーが本格的に排出される時期と考えます。
冬の間に食べ過ぎて蓄積された不純物が、春になるとあふれ出し、花粉症や鼻炎、かゆみ、だるさ、頭重感などとなって現れます。
この時期は、旬の野菜とくに苦味や渋みのある野菜と、麦やそばの実などむくみを取る食材を料理に取り入れて、排出を促す食事を心がけましょう。春の季節を快適にすごせるように、デトックスをして備えてみませんか。
沢山のスパイスを使う必要はありません。基本のスパイスの組み合わせを変えるだけで、全く違う味になるから不思議です。いつものお野菜を、新しく変化させてみませんか。
スパイスには、味や香りづけだけではなく、薬効や殺菌・防腐効果、精神的効用など、たくさんの効能があるといわれています。インドにおけるスパイスは基礎調味料で、私たちにとっての醤油やみりんのようなもの。インドのお母さんは、食べる人の体質、その日の気候や体調に合わせて、日々スパイスを使った料理を作っています。
今回は、ビオ・マルシェの旬の有機野菜から、苦味・渋味のある野菜を選び、「ごぼうと生姜のキーマ風カレー」「セロリと麦のポリヤル」「クレソンとルッコラのそばの実サラダ」のお惣菜3品を作ります。麦、そばの実は、むくみを取るデトックス効果が期待される食材。
この講座では、基本のスパイス7種類を使いこなして、手元にある有機野菜を使ったシンプルなお惣菜がさっと作れるようになることを目指します。
アーユルヴェーダ料理の基本は、「消化力を中心に考える」ということ。どんなに身体に良いものを食べても、体質や症状に合わず消化ができなければ、体に悪い影響をもたらすこともあります。今回のレッスンのテーマは、きちんと消化ができるように食べること。同じ食事でも、体質によって足し算や引き算をする考え方を学びます。
当日は、Zoomのウェビナーシステムを使いリアルタイムで配信します。画像をオフにすればご自身は映りません。
開催後、当日の動画を参加者限定で配信する予定です。
【キャンセルについて】
レシピ受取り後のキャンセルは、ご遠慮いただいております。
これまでの料理教室の様子やレシピをウェブサイトで公開しています。
ぜひ、ご覧ください。https://biomarche.jp/info-cat/ayurveda
サンスクリット語のAyus (生命)、Veda(科学・知識)が語源。インド・スリランカで5,000年以上の歴史を持つ、世界最古の伝統医学です。その知恵は、毎日の生活や食事法として受け継がれています。最近は「より良く生きるためのヒント」として、世界中で注目を集めています。