はじめてのアーユルヴェーダ vol. 23「夏の間に溜まった...
2024.8.27
マリさんのアーユルヴェーダ料理は、季節の野菜とスパイスを使い、六味(甘味、酸味、塩味、辛味、苦味、渋味)がバランスよく揃っています。動物性食品を使わないベジ料理でも、とても満足感が得られます。
インド料理というと、激辛やスパイスを何十種類も使った料理をイメージしますが、数種類のスパイスで野菜の旨味を引き出すため、辛みはほとんど感じません。本場のアーユルヴェーダの知恵をベースに、スパイスと日本の食材を掛け合わせた料理は、普段の食事にとてもよく合います。
デモンストレーションでは、スパイスを弾けさせる様子やタイミングなどを実際にご覧いただきます。また、料理と一緒に、アーユルヴェーダを暮らしに取り入れるコツなどもご紹介しています。
日本の夏も、アーユルヴェーダ発祥の地のインドのように、どんどん暑くなってきています。
けれども、激辛や刺激の強い食べもの、冷たい飲み物の摂りすぎは、消化力を下げ、夏バテや食欲不振を招いてしまうとアーユルヴェーダでは考えられています。
今回は、「猛暑を乗り切る食事」ということで、夏野菜を使って体の中から熱を取り除く方法をご紹介します。
料理は、ビオ・マルシェの夏野菜「有機きゅうり、有機なす、有機オクラ」と、消化を助けてくれるこの時期おすすめのスパイス「フェンネル」と「カルダモン」を掛け合わせた内容です。
アーユルヴェーダの知恵を借りながら、猛暑を乗り切り、夏バテを防ぐ食事や過ごし方について、一緒に学んでみませんか?
<当日のメニュー>(上の写真が実際のメニューです。)
ほうれん草のパラークダール、オクラとトマトのサブジ、キャベツのポリヤル、なすのスパイシーオイル焼き、きゅうりのカチュンバル、カルダモンのにんじんゼリー
※すべてベジ対応、ビオ・マルシェの有機野菜を使います。
広島県尾道市出身 スパイス料理研究家
インド政府公認アーユルヴェーダライフスタイルコンサルタント
キッチンスタジオ ペイズリー インストラクターコース 修了
ヨガ教師、ヨガインストラクターの勉強中に、アーユルヴェーダに出会う。
各地でアーユルヴェーダ料理教室や、ギーの講座を開催。アーユルヴェーダドクターが来日する際に、食事の担当を任されている。