年末年始のごちそうをお手軽に、ビオ・マルシェの年末・2025...
2024.11.1
※現在は特別栽培の梅を使用しております。(2020年7月)
ビオ・マルシェ「梅ゼリー」と「梅チューベエ」は、国産有機青梅を使った期間限定の冷菓です。余計な添加物を加えず、青梅本来の爽やかな香りや風味を楽しめるようにシンプルな製法で作っています。「梅ゼリー」は冷やして、「梅チューベエ」は凍らせてお召し上がりください。
この2つは、暑くなる季節の定番おやつですね。梅にはクエン酸も含まれているので、暑さで疲れやすい時期にもおすすめですよ。
まずは、梅ゼリー。
蓋を開けてまず目に入ってくるのが、1粒丸ごと入った甘露梅(青梅を砂糖漬けにしたもの)です。
さっそく、甘露梅をスプーンですくって口に運びます。
青梅のフルーティーで爽やかな香りと上品な甘さが、口いっぱいに広がります。
さらに、ゼリーをすくって食べると、甘露梅の香りがゼリーにうつっていて、最後まで青梅の香りを楽しめます。
たったひと粒ですが、甘露梅の役割は大きいなぁと感じる瞬間です。
お皿に移しかえると、見栄えも良く、おもてなしにもぴったりです。
「梅チューベエ」は、ソーセージのような形のプラスチック容器にシロップが入ってて、これを凍らせて食べる、おなじみの氷菓です。地域によって、「チューチュー」や「チューペット」など色々な呼び名がありますね。私は「チューペット」と呼んでいます。
さて、冷凍庫でキンキンに凍らせておいた「梅チューベエ」。
暑さを感じながら食べたかったので、チューベエを持ってベランダに出てみることに。
我が家のマンションからは、2駅向こうにある二上山(奈良県)が見えます。この日はとってもいいお天気、二上山の美しい緑と、夏の気配を感じさせるような青い空とのコントラストが抜群です。
さて、「梅チューベエ」を食べる準備が整いました。
両端を握って、ポキンっと勢いよく折ります。
折れたところをかじりながら、心地よい冷たさと、梅のサッパリと爽やかな風味を楽しみました。
娘(2歳半)はシャーベットの味も冷たさもまだ知りませんが、選ぶなら「梅チューベエ」や自家製をと考えています。
市販品の表示を見ると、悩ましい原材料がたくさん・・・。
特に気になるのが、砂糖の代わりに使われている甘味料の「ブドウ糖果糖液糖」です。砂糖は体内でブドウ糖と果糖に分解されてから体内に吸収されます。けれども、「ブドウ糖果糖液糖」は最初からブドウ糖と果糖に分かれているため、あっという間に吸収されて血糖値が急激に上がってしまうので、身体への負担が大きいです。
子どもがおやつの中身を理解して選択する年頃になるまでは、素材を活かした美味しさを舌で覚えてもらえたら、とおやつ選びをしています。
「梅ゼリー」と「梅チューベエ」には、奈良県・三重県・和歌山県で収穫された有機青梅を使っています。
青梅は、木を植えてから安定して収穫できるようになるまで、約8年かかるそうです。さらに、農薬に頼らない有機栽培では、害虫や病気、収穫直前に実が落ちてしまう“生理落果”などのリスクから、収穫量は慣行栽培の約3分の1とも言われています。ここ数年は、激しい台風の影響で収穫量がさらに少なくなっています。
貴重な青梅の香り・風味を活かすために、香料・酸味料・着色料・保存料などの合成添加物を使わず、シンプルな材料と製法にこだわっています。
「梅ゼリー」の甘露梅は、手間をかけて育てた有機青梅を、ビートグラニュー糖にじっくり漬け込んで作っています。原材料は、有機青梅とビートグラニュー糖だけ。一般的に使用されることの多い着色料は使っていません。色鮮やかに見せることよりも、有機青梅そのままの自然な色を大切にしました。
ゼリーは、ゼラチンを使わず、主に寒天で固めています。ただ、寒天だけでは固すぎるので、こんにゃく粉とサンゴカルシウムをブレンドして、口の中でやさしくくずれていく絶妙な食感を出しています。
「梅チューベエ」には、有機青梅をビオ・マルシェの洗双糖(最小限の精製にとどめ、ミネラルも含んだお砂糖)と国産はちみつで漬け込んだ梅シロップを使っています。洗双糖ならではのコクのある甘みが有機青梅と合わさり、独特の美味しさに仕上がります。こちらの原材料も梅果汁、砂糖、蜂蜜のみ。添加物等一切不使用なので、お子様にも安心ですね。
国産有機青梅の爽やかさな香りと風味を活かし、身体に優しい素材で丁寧に作った「梅ゼリー」と「梅チューベエ」、ぜひお試しください。
(スタッフ 伊藤)
梅ゼリー
梅チューベエ