有機栽培が難しいブロッコリー。栽培の時期によって、育てやすい品種を選んでいます。真夏には温度に鈍感な品種、気温が下がれば低温に耐えるような品種。品種選びにも一苦労です。

時期｜夏から冬にかけては長野県、冬から春にかけては滋賀県、兵庫県、宮崎県、長崎県と、上手に産地をつなげ、一年を通して栽培しています。

夏場のブロッコリーは、品種によっては少し小さく感じるかもしれません。ビオ・マルシェの畑では花蕾が8cm程度までなら、お届けしています。貴重な夏のブロッコリー、どうかご理解ください。冬の寒さで、少し赤紫色（アントシアニン）に変色することもありますが、茹でると色は消え、品質・味には問題はありませんので、ぜひお召し上がりください。

保存｜届いたらすぐに茹でるのがおすすめです。ブロッコリーは蕾の状態を食べているので、しばらく放っておくと花が咲いてしまうこともあります。

料理のヒント｜茎と花蕾部分を分けてゆでます。茎の硬い部分は切り落とし、大きいものは皮をむいてからスティック状にして調理します。沸騰したお湯でゆでる場合は1～1分半ぐらいがおすすめです。少し固めにゆでて余熱でやわらかくなります。茹でておいたブロッコリーは、細かく刻んでガーリックやベーコンとパスタに絡めたり、何にでも使えてとても便利です。