「畑の恵み おせちセット2025」 オーガニックにこだわった...
2024.9.30
健康に育てられた、安心な鶏肉を届けたい。
ビオ・マルシェでお届けする食材は、素材の美味しさだけではなく、そのプロセスや作る人の想いを大切にしています。ビオ・マルシェの「オーガニックチキン」は、国内で生産される鶏肉として唯一、有機JAS認証を取得したオーガニックの鶏肉です。
「オーガニックチキン」を育てる羽石農場は、人里離れた筑波山麓の自然に恵まれた場所にあります。
鶏肉は身近な食材だからこそ安心であるべきだ、という想いのもと、羽石農場での「オーガニックチキン」の生産は1996年からスタートします。24年たった今でも、日本国内で唯一、有機JAS認証を取得している貴重な鶏肉です
一般的に鶏の飼育では、生産性をあげるために抗生剤などの薬剤が用いられますが、羽石農場では、抗菌性物質などの薬剤の投与や飼料への添加は一切せずに鶏を飼育しています。病気にかかりにくい健康な鶏に育てるために、鶏舎には十分なスペースを確保し、運動スペースも用意。鶏たちが自由に動き回れる飼育環境づくりにも力を入れています。
また、鶏の餌には非遺伝子組替え作物を選び、有機JAS認証のトウモロコシや大豆、そして筑波山麓産の有機JAS認証飼料用米も取り入れるなど、安心な鶏肉を提供するために、大切に鶏を育てていることが伝わってきます。
羽石農場では、有機畜産物のJAS基準に沿って、「アニマルウェルフェア」という考え方を取り入れています。
「アニマルウェルフェア」は1960年代のイギリスで生まれた考え方で、家畜を快適な環境下で飼養することにより、家畜のストレスや疾病を減らそうというものです(一般社団法人アニマルウェルフェア畜産協会HPおよび農林水産省「アニマルウェルフェアについて」より)。
現在、イギリスをはじめ諸外国では、オーガニック畜産農家でなくても、国の規定で「アニマルウェルフェア」に基づいた育て方をしている畜産農家がたくさんあります。日本も、と言いたいところですが、残念ながら、日本の畜産農家の育て方は世界とは真逆で生産性を重視したスタイルが主流です。
こういった日本の家畜の現状を知ると、羽石農場の取り組みがさらに未来を見据えたものであることがよく分かります。
羽石農場が飼育環境づくりに力を入れているのは、より鶏らしく、本来の姿で育てるためでもあるのです。羽石農場の鶏たちは、一般的なウィンドレス鶏舎(窓のない鶏舎)ではなく、太陽の光が降り注ぐ開放鶏舎で暮らしています。開放鶏舎には、鶏1羽あたり0.1平方メートルの面積を用意し、十分な広さを確保。さらに運動スペースとして野外の飼育場を設けることで、鶏たちが快適に過ごせるストレスフリーな環境を整えています。
羽石農場の「オーガニックチキン」は、私たち消費者にとって安心なだけではなく、本来の姿でのびのびと育てられた鶏からできているのです。
羽石農場で育てる品種は、ごく一般的なチャンキー種。
オーガニックだからといって価格を高くするのではなく、1人でも多くの方に味わってもらえる、手の届く範囲での「オーガニックチキン」を実現するため、この品種に決めたそうです。
そこには美味しくて安心な鶏肉を、広く世の中に届けたいという羽石農場の想いが込められています。
生産者の手間と労力、そして想いは、鶏肉の美味しさに現れています。
くさみがないので、シンプルな味付けでも美味しく、どんなお料理にも合わせることができます。
また、肉質がやわらかくジューシーなことも特徴。オーガニックなので、お子様にも安心して食べさせることができます。ご高齢の方にももちろん、どの年代の方にも安心して召し上がっていただける鶏肉です。
鶏肉の各部位を無駄なく消費できるように、もも肉、むね肉、ささみ、ミンチをはじめ、スープやお鍋にそのまま使える鶏だんごも揃えています。
我が家でよくいただく鶏肉は「手羽先・元」。手羽煮を作れば、お肉がホロホロとほどけるようにやわらかく仕上がり、娘は軟骨までコリコリっとかじって上手に食べてしまうほど。全て冷凍品なので、必要な時に必要な分を解凍して使える点も嬉しいところ。ストックしておけるのでおすすめです。
生産者の方のたくさんの愛情と想いがつまった「オーガニックチキン」、是非一度お試しください。
朝晩は涼しく過ごせるようになってきたので、ポトフなどの煮込み料理もいいですね。
(最新更新日:2020年11月3日)