年末年始のごちそうをお手軽に、ビオ・マルシェの年末・2025...
2024.11.1
ビオ・マルシェの生産者の有機栽培茶葉を使った、ティーバッグタイプのお茶です。煎茶、ほうじ煎茶、和紅茶の3種類です。水出しもできます。
茶葉の栽培・製造は、創業1984年の月ヶ瀬健康茶園(奈良県)に依頼しました。月ヶ瀬健康茶園では、地産地消・身土不二の考えを大切に、「月ヶ瀬という土地で、お茶がもつ個性(特徴)を大切に、茶本来の美味しさに迫っていけるのか」を意識して栽培と製茶に取り組んでいます。
管理する茶園の数は40を超えます。茶園によって歴史や成り立ちが異なり、土質(粘土質や砂質)・陽当り・傾斜度など、お茶が育つうえで大切な立地条件も様々です。
そのため、それぞれの茶園の特徴とその年の気候に合わせて栽培方法を変えています。茶園の数が多い分、栽培管理は大変ですがコツコツと取り組んでいます。
月ヶ瀬健康茶園のこだわりのひとつが「炭素循環農法」。炭素が豊富な有機物(落ち葉や枯れ枝など)を取り入れ、有用な土壌微生物を増やす農法です。
例えば、森の木々が肥料無しでも育つのは、炭素が豊富な落ち葉や枯れ枝などの有機物を養分としているからです。さらに、炭素の割合が高く質の良い土には、肥料による過剰な養分(硝酸態窒素など)が無いため、虫がつきにくいという長所もあります。「炭素循環農法」とは、このような自然の営みをヒントに作物の力を引き出す農法です。
月ヶ瀬健康茶園が「炭素循環農法」に取り組んだきっかけは、動物性肥料と植物性肥料それぞれで茶葉を栽培して試験的に飲み比べをしたことでした。おもしろいことに、動物性肥料のみで栽培したお茶はダシのような旨みが出て、植物性肥料のみで栽培したお茶は炭水化物のような甘みが出たそうです。
この経験から、「月ヶ瀬ならではの純粋な風味あるお茶づくりには、月ヶ瀬で育った草木を肥料として使うことが、土質に最も合っている。」と考えるようになり、「炭素循環農法」に切り替えていきました。
月ヶ瀬健康茶園が実践する「炭素循環農法」では、動物性肥料は一切使わず、近隣の地域に育つ自然の草木(ススキや笹、落ち葉など)を発酵・分解したものを使っています。ミネラルが豊富に含まれる草木を肥料に育ったお茶は、えぐみや苦みが少なく、優しい甘みに育ちます。
マイボトルに入れたままでも美味しく飲んでいただけるよう、雑味の少ない茶葉を選定し、ティーバッグは紐なしタイプにしました。 水出しもできます。
ティーバッグには生分解素材を使っているので、環境ホルモンの発生が無く、生ゴミと仕分ける必要がありません。
ほんのり渋みのある旨みと芳ばしく甘い香り。萎凋(しおらせる)をして仕上げた煎茶を長期間低温熟成させ、焙煎により芳ばしく甘い香りも楽しめます。
茶葉を収穫後に萎(しお)らせ、甘い香りと旨味を引き出しました。ミネラルを多く含む粘土質の畑で育てており、茶葉のもちが良いので、3煎以上出せます。香りが良くてすっきり飲みやすい味に仕上げました。
紅茶品種の茶葉を日本で栽培・加工しました。海外産と同じ品種でも、日本の風土の影響を受けて育つので、日本独自の味わいになります。
後味にくせがなく、やわらかみのある味わい。萎凋の行程を大切に、茶葉本来の香りを引き出し、熟成させることでやわらかな飲み口に仕上げました。
(スタッフ 伊藤)
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(最新更新日:2021年9月24日)