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梨の豆かん(グルテンフリー)|Veggit rabbit’s ヴィーガン・スイーツ レシピ

あわただしい日常から、ちょっとだけ解放された日曜日の昼下がり。淡い光が差し込むキッチンで、そっと果物に手を伸ばす_______豊かな香りを胸いっぱいに吸い込みながら、季節を感じるヴィーガン・スイーツを作ってみませんか?

梨の豆かん(グルテンフリー)

今回のテーマは、梨。

秋の代表的な味覚の一つ、梨は薬膳の世界でもよく使われる食材です。中医学では、空気の乾燥による肌荒れや喉の痛みには、肺を潤すケアをすることが有効とされています。肺を潤す効果のある食材は多々ありますが、中でも梨は代表となる食材です。残暑にはそのまま食べて水分補給として、空気が乾燥し始めるころには、コンポートなどで柔らかく煮てこっくりとした味わいが楽しめます。

「梨の豆かん」は、軽く煮詰めてコンポートした梨と、茹でた赤えんどう豆、サイコロ状にカットした寒天にコンポートのシロップをかけたたスイーツです。今回は赤えんどう豆を使いましたが、小豆や黒豆などお好みの煮豆でも楽しめます。

全体の流れ

作りやすい分量

所要時間

下準備 約4、5時間
調理時間 約60分(寒天を冷やす時間などは除く)

1.寒天ゼリーを作る

棒寒天を溶かし固めて、寒天ゼリーを作ります。

2.煮豆を作る

浸水させた豆を柔らかくなるまで煮ます。

3.梨のコンポート(梨のシロップ)を作る

梨を洗双糖で軽く煮詰めてコンポートとシロップを作ります。

1.寒天ゼリーを作る

材料

作りやすい分量

・棒寒天 1本
・水 600cc

下準備

◻︎棒寒天を適当な大きさにちぎり、たっぷりの水に浸します(できれば一晩ほど)。

作り方

鍋を用意します。

戻しておいた寒天の水気をよく絞り、溶けやすいように小さく崩します。

水を加えて火にかけ、混ぜながら寒天を完全に溶かします。

沸騰してから1分ほど火を入れて止めます。

寒天液をザルや漉し器を使って濾しながら、バットなどの平らな容器に流し入れます。

あら熱が取れたら冷蔵庫に入れ、冷やし固めます。

2.煮豆を作る

材料

作りやすい分量

・赤えんどう豆(乾燥) 100g
・水 適量

下準備

◻︎赤えんどう豆を軽く洗い、たっぷりの水に一晩浸水させます。

作り方

鍋を用意します。

浸水させた赤えんどう豆と水を入れて火にかけます。

沸騰したら火を弱め、豆が柔らかくなるまで20~30分煮ます。

ザルにあけて水気を切り、あら熱が取れたら容器に入れて冷蔵庫で保存します(5日ほど保存可能)。

3.梨のコンポート(梨のシロップ)を作る

材料

作りやすい分量

・梨 2個
・水 350cc
・洗双糖 100g
・レモン果汁 大さじ1

下準備

◻︎梨は皮をむいて芯を取り、4等分のくし切りにします。

作り方

鍋を用意します。

材料を全て入れて火にかけ、沸騰してきたら弱火にし、20〜25分ほど煮詰めます。

あら熱が取れたら容器に移し、冷蔵庫で冷やします。

適当な大きさの器を用意し、サイコロ状にカットした寒天、煮豆、梨のコンポートの順に載せ、最後に梨のシロップをかけて完成です。

今回使った材料の一覧

ストック確認やお買物のチェックリストとしてご活用ください。

ビオ・マルシェの宅配 取扱商品

・梨
・棒寒天
・洗双糖
・オーガニックレモン果汁

その他の商品

・赤えんどう豆(乾燥)

レシピ・写真

鈴木 桂子 Suzuki Keiko

ヴィーガン薬膳料理家/国際中医師A級/日本ベジタリアン学会会員/日本中医食養学会会員

気候変動などの深刻な地球環境問題には、ヴィーガン・ダイエット(完全菜食主義の食事)が有効であるという研究に感銘を受けプラントベース中心の食生活を実践するように。中医学とマクロビオティックを学び、双方の理論や技法を活かした、簡単に作れて身体と環境に優しいヴィーガン薬膳ごはんを考案している。

ヴィーガン薬膳料理教室 https://cookingschool.jp/school/veganyakuzen
インスタグラム:@veggitrabbit 
インスタバイオ:https://instabio.cc/3102610Oo0Dhe

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