あわただしい日常から、ちょっとだけ解放された日曜日の昼下がり。淡い光が差し込むキッチンで、そっと果物に手を伸ばす_______豊かな香りを胸いっぱいに吸い込みながら、季節を感じるヴィーガン・スイーツを作ってみませんか？

ピオーネの米粉クレープ包み（グルテンフリー）

今回のテーマは、ぶどう。

不安定な天候の中でも、朝晩には秋らしい涼しい空気を感じられるようになってきました。秋の味覚も続々と登場する、楽しみな季節を迎えようとしています。今年は猛暑の影響を受けて、ぶどうが豊作で甘味も例年より強い傾向にあるのだそう。この機会にさまざまな種類のぶどうを食べ比べてみてはいかがでしょうか。

「ピオーネの米粉クレープ包み」は、米粉で作ったグルテンフリーのクレープに、あっさりとした豆乳ホイップクリームとフレッシュなぶどうを包みました。プリンカップで形を整えてケーキ風に、見た目も華やかに仕上げました。

全体の流れ

100mlのプリンカップ使用で約4個

所要時間

下準備　約10分
調理時間　約30分（クリームを冷やす時間などは除く）

１．クレープ生地を作る

米粉を使ったグルテンフリーのクレープ生地を作ります。

２．豆乳クリームを作る

豆乳とココナッツオイルでクリームを作ります。

３．クレープで包み冷やす

プリンカップを使って材料をクレープで包み、冷蔵庫で冷やします。

１．クレープ生地を作る

材料

・米粉　50g
・片栗粉　10g
・メープルシロップ　大さじ１
・豆乳　150g

作り方

ボウルに材料を全て入れ、泡立て器などを使ってよく混ぜ合わせます。

10分ほどそのまま置いて、生地を馴染ませます。

フライパンを用意します。

火をつけフライパンを温めます。

熱したフライパンを、一度、濡れ布巾などの上に置いて温度を下げてコンロに戻します。油を薄く引いた後（テフロン加工などのフライパンの場合は不要）クレープ生地をお玉ですくって入れ、丸くなるように整えます（火加減はあまり高温でない方が良い）。

１、２分ほどじっくりと焼き、生地が容易に剥がれるようになったら裏返して、さらに2分ほど焼きます。

焼き上がったら広げたまま冷まします。

２．豆乳クリームを作る

材料

・豆乳　100g
・ココナッツオイル（無臭タイプ）
・メープルシロップ　50g
・レモン果汁　15g
・バニラエクストラクト　小さじ1/2

作り方

材料を全て容器に入れ、ブレンダーでよく混ぜて完全に入荷させます。

冷蔵庫で半日から一晩冷やします。

３．クレープで包み冷やす

作り方

プリンカップなどの容器を用意します。

容器に合わせて、クレープを敷きます。

次にクリーム、ぶどうを適量入れ、容器からはみ出た生地を使って畳むように包みます。

乾燥防止のためにラップをして、クリームが固まるまで冷蔵庫で半日から一晩冷やします。

型から取り出して、畳んだ部分が下になるようにお皿に載せ、粉砂糖や半分にカットしたブドウを添えて仕上げます。

今回使った材料の一覧

ストック確認やお買物のチェックリストとしてご活用ください。

ビオ・マルシェの宅配　取扱商品

・ぶどう（今回はピオーネ、シャインマスカットを使用）
・お菓子をつくるお米の粉
・国産有機片栗粉
・有機豆乳
・オーガニックメープルシロップ
・オーガニックレモン果汁

その他の商品

・ココナッツオイル（無臭タイプ）
・バニラエクストラクト

レシピ・写真

鈴木 桂子 Suzuki Keiko

ヴィーガン薬膳料理家／国際中医師A級／日本ベジタリアン学会会員／日本中医食養学会会員

気候変動などの深刻な地球環境問題には、ヴィーガン・ダイエット（完全菜食主義の食事）が有効であるという研究に感銘を受けプラントベース中心の食生活を実践するように。中医学とマクロビオティックを学び、双方の理論や技法を活かした、簡単に作れて身体と環境に優しいヴィーガン薬膳ごはんを考案している。

ヴィーガン薬膳料理教室　https://cookingschool.jp/school/veganyakuzen
インスタグラム：@veggitrabbit　
インスタバイオ：https://instabio.cc/3102610Oo0Dhe