フレッシュ梨のアーモンドタルト|Veggit rabbit&...
2024.11.8
あわただしい日常から、ちょっとだけ解放された日曜日の昼下がり。淡い光が差し込むキッチンで、そっと果物に手を伸ばす_______豊かな香りを胸いっぱいに吸い込みながら、季節を感じるヴィーガン・スイーツを作ってみませんか?
今回のテーマは、有機びわ。
5月の立夏を過ぎると、暦の上ではすでに夏の始まりです。この時期に旬を迎える楽しみなフルーツの一つがびわ。今回は希少な有機栽培のびわを使ったスイーツ「有機びわの杏仁豆腐」をご紹介します。
杏仁豆腐は杏の種の中にある「杏仁」の粉末、杏仁粉を使って作ります。一般に販売されている杏仁粉には、動物性ミルクが添加されていることが多いので、ヴィーガンスイーツには使えません。そこで代替として登場するのが「アーモンドエクストラクト」です。杏とアーモンドは同じバラ科の食物なため、風味がとても似ているので、お好みのプラントミルクと合わせれば手軽にヴィーガン杏仁豆腐を作ることが出来ます。
約180ml の容器2個
下準備 約20分
調理時間 約30分(クリームを冷やす時間は除く)
びわを白ワインと甜菜糖で軽く煮詰めたコンポートを作ります。
プラントミルクを使ったヴィーガンの杏仁豆腐を作ります。
びわのコンポートと杏仁液を器に入れて冷やし固めます。
作りやすい分量
・びわ 250g(1パック)
・白ワイン 125g
・水 125g
・てんさい糖 50g
・レモン果汁 小さじ1
◻︎びわは洗ってヘタを取って皮を剥き、変色を防ぐためにレモン果汁を入れた水に浸しておきます。
小鍋を用意し、びわ以外の材料を全て入れます。
泡立て器などを使って軽く混ぜておきます。
びわを入れ、中火にかけます。
沸騰したら弱火にして蓋をし、15分に詰めます。
火を止め、あら熱が取れたら容器に入れて冷蔵庫で冷やします。
清潔な密閉容器に入れて、冷蔵庫で10日間ほどは保存可能です。残ったコンポート液はソーダで割ってドリンクにしても美味しくいただけます。
・豆乳とアーモンドミルク 合わせて200g
・メープルシロップ 20〜25g
・コーンスターチ 大さじ1弱
・アガーパウダー(粉寒天)1g
・なたね油 小さじ1
・アーモンドエクストラクト 小さじ1/2
・枸杞の実 2粒〜
◻︎枸杞の実を浸水させて戻します。
小鍋を用意します。
アーモンドエクストラクトと枸杞の実以外の材料を全て入れ、泡立て器などでよく混ぜ合わせて、粉類をあらかじめ溶かします。
中火にかけ、沸騰したら火を弱めます。
ヘラなどを使って混ぜながら、とろみが付くまで火を入れます。
ぽってりとしてきたなと感じたところで火を止めます。最後にアーモンドエクストラクトを加え一混ぜします。
コーンスターチは固まり出すと早いので、火を入れすぎないように注意します。
・びわのコンポート 3〜4個
◻︎びわを半分にカットし、種と取り除きます。
容器を用意します。
容器の底にびわを置き、杏仁液を流し入れ、冷蔵庫で冷やし固めます。
トップにびわと枸杞の実を載せて仕上げます。
ストック確認やお買物のチェックリストとしてご活用ください。
・有機びわ
・有機豆乳
・有機メープルシロップ
・国産なたね油
・てんさい含蜜糖
・有機レモン果汁
・白ワイン
・アガーパウダー(粉寒天)
・枸杞の実
・アーモンドミルク
・アーモンドエクストラクト
ヴィーガン薬膳料理家/国際中医師A級/日本ベジタリアン学会会員/日本中医食養学会会員/すみだ食育goodネット会員
気候変動などの深刻な地球環境問題には、ヴィーガン・ダイエット(完全菜食主義の食事)が有効であるという研究に感銘を受けプラントベース中心の食生活を実践するように。中医学とマクロビオティックを学び、双方の理論や技法を活かした、簡単に作れて身体と環境に優しいヴィーガン薬膳ごはんを考案している。
ヴィーガン薬膳料理教室 https://cookingschool.jp/school/veganyakuzen
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