クリスマスリースケーキ|Veggit rabbit̵...
2024.12.11
あわただしい日常から、ちょっとだけ解放された日曜日の昼下がり。淡い光が差し込むキッチンで、そっと果物に手を伸ばす_______豊かな香りを胸いっぱいに吸い込みながら、季節を感じるヴィーガン・スイーツを作ってみませんか?
今回のテーマは、有機はっさく。
フルーツを甘味で煮詰めて作るコンポートやジャムは、保存が効くという観点からも、とてもポピュラーな調理法です。中でも、マーマレードは、果皮を使うことでほんのりとした苦味が加わり、ちょっと大人な風味に仕上がります。果皮を少なめにしたり、少しだけ手を加えて下ごしらえをすれば、苦味もグッと控えられますので、いろいろ作ってみてお気に入りの味を見つけるものいいですね。
「有機はっさくのオートミールバイツ(グルテンフリー)」は、フレッシュなはっさくの身と果皮を、甜菜糖で煮詰めたマーマレードを載せた一口サイズのビスケットです。ビスケットはオートミールをメインに、玄米粉を合わせてヘルシーに。サクサクとした軽い食感が後を引きます。柑橘とよく合う、チョコレートソースをトッピングして仕上げました。冷蔵庫で軽く冷やしてから食べても美味しいです。
約12個分
下準備 約60分
調理時間 約120分
はっさくの果肉と果皮を甜菜糖で煮詰めてマーマレードを作ります。
オートミールと玄米粉を使ったグルテンフリーのビスケットを作ります。
ブラックココアとメープルシロップ、ココナッツオイルを使いチョコレートソースを作ります。
<作りやすい分量>
・はっさく 4個(約1kg)
・てんさい糖 400g
・下茹で用の水
□はっさくをよく洗い、皮を剥き、たっぷりの水に1時間ほど漬けます。果肉は薄皮と種を取り除き、軽くほぐしておきます。
浸水させていた果皮の水切りをし、白いワタの部分をスプーンなどを使って削ぎ落とし、千切りにします。苦味が苦手な場合は、しっかりと取り除くことで苦味が和らぎます。
鍋に入れてたっぷりの水を注ぎ、火にかけます。
沸騰したら、水を切り、冷水で洗います。この作業を3回繰り返します。
鍋を用意します。
材料を全て入れて軽く混ぜます。しばらくして水分が出てきたら中火にかけます。
ふつふつと湯気が出てきたら火を弱火にし、時々混ぜながら半分の量になるくらいまで、約1時間30分ほど煮詰めます。
あら熱が取れたら容器に移します。
・オートミール 90g
・玄米粉 45g
・タピオカ粉 45g
・ココナッツオイル(液体) 50g
・メープルシロップ 45g
・ベーキングソーダ 小さじ1弱
□オーブンを170℃に予熱します。
ボウルに材料を全て入れてヘラなどを使って混ぜ合わせます。
粉類と液体が混ざったら、手で軽くこねてまとめます。
20gずつに分け、丸めます。
オーブンシートを敷いた鉄板の上に並べ、170℃のオーブンで25分焼きます。
焼き上がったら、ケーキクーラーなどの上に載せて冷まします。
ビスケットが冷めたら、マーマレードを適量載せます。
・ブラックココア 20g
・メープルシロップ 10g
・ココナッツオイル(液体) 30g
ボウルに材料を全て入れ、泡立て器で手早く混ぜ合わせます。
ビスケットのトップに載せて仕上げます。
ストック確認やお買物のチェックリストとしてご活用ください。
・有機はっさく
・北海道産オートミール
・てんさい含蜜糖
・有機エキストラバージンココナッツオイル
・有機メープルシロップ 瓶
・有機ブラックココア
・玄米粉
・タピオカ粉
ヴィーガン薬膳料理家/国際中医師A級/日本ベジタリアン学会会員/日本中医食養学会会員/すみだ食育goodネット会員
気候変動などの深刻な地球環境問題には、ヴィーガン・ダイエット(完全菜食主義の食事)が有効であるという研究に感銘を受けプラントベース中心の食生活を実践するように。中医学とマクロビオティックを学び、双方の理論や技法を活かした、簡単に作れて身体と環境に優しいヴィーガン薬膳ごはんを考案している。
ヴィーガン薬膳料理教室 https://cookingschool.jp/school/veganyakuzen
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