「畑の恵み おせちセット2025」 オーガニックにこだわった...
2024.9.30
ビオ・マルシェ オリジナルスイーツの作り手、弁天堂(兵庫県淡路島)から手作りシュークリームキットの販売がスタートしました。冷凍のシュー生地を解凍してオーブンで焼き、ビオ・マルシェ オリジナルのカスタードクリームを絞って、簡単に本格的なシュークリームをご自宅でお楽しみいただけます。
シュークリームを手作りすると、生地が膨らまず失敗してしまったという経験はありませんか?シュー生地作りは意外と大変で、生地の水分量や温度・卵の量など、少しの違いで膨らまないことも多いです。
私はというと、失敗を恐れてこれまでシュークリームづくりにチャレンジできずにいました。このキットを使えば、シュー生地づくりは不要とのことで、5歳の娘と一緒に作ってみました。
シュー生地 5個
カスタードクリーム 200g
レシピ 1枚
作り方のコツが書かれたレシピがついています。
カスタードクリームは冷蔵庫で解凍します。
解凍にかかる時間は3~5時間だったので、作る日の朝に冷凍庫から冷蔵庫へ移しました。
シュー生地はオーブンの天板に並べ、常温で2時間置いて解凍します。
解凍にかかる時間は1~2時間でしたが、少し肌寒い日だったので2時間にしました。
200℃に予熱したオーブンで解凍したシュー生地を30分焼きます。
温まるにつれモコモコモコっと生地が膨らみます。
シュー生地を横半分にカットし、カスタードクリームを絞り出します。
カスタードクリームが入った絞り出し袋を手にした娘はにんまり。勢いよくクリームを絞り出していました。
カットした上半分のシュー生地をのせれば完成。
粉糖などをふると、高級感が出ます。今回は、粉糖の代わりに、「てんさい含蜜糖・粉末」を茶こしで振りかけて代用しました。
お好みのフルーツでデコレーションすると、さらに華やかな仕上がりになります。みんなで集まるパーティーにも良さそうです。
娘はリズミカルにセンス良く、キウイフルーツとベリーをトッピングしてくれました。色合いも見ながら飾る姿はとても楽しげです。
一般的なシュークリームキットは、既に焼かれたシュー生地を購入してカスタードクリームを絞るというものが多いです。弁天堂のキットはシュー生地を自分で焼くので、出来たてならではのサクサクっとした生地感が楽しめます。
正直なところ、シュー生地が膨らむまでは膨らまなかったらどうしようという不安がありましたが、見事膨らんだのでホッと一安心。膨らむ様子を見たり、焼き上がるまでのドキドキ感が味わえたりするのも、このキットの良いところです。
カスタードクリームは、コクがあるのにくどくなくて後味が抜群です。カスタードクリームだけでも、するするっと食べれそうな程の軽やかさ。
作る前は、シュークリーム5個に対してカスタードクリーム200gって多いかな?と思いましたが、丁度いい量でした。娘はこれでもか!という量のカスタードクリームを絞り出し、幸せいっぱいの表情でした。重たくないので、たっぷりとカスタードクリームを味わえます。
国産小麦粉を使ったシュー生地に、食品添加物不使用のカスタードクリーム。こんなにも素材にこだわったシュークリームキット、なかなかお目にかかれません。ビオ・マルシェ スタッフの間でも「ボリューミーだし、お店でシュークリームを買うよりもお得ですよね!」とシュークリームキットの話題で盛り上がりました。
また、片付けが楽なのも魅力的です。特に洋菓子系は油分を使うものが多く洗い物が大変ですが、キットなら洗い物が出ないので後片付けがほとんどいりません。
弁天堂では、約30年前から原料にこだわっています。「自分の大切な人に美味しいお菓子を安心して食べてもらいたい」という想いから、本来必要のない食品添加物などは使わずに、洋菓子づくりを続けてきました。
小麦粉は国産を、卵は徳島県のポストハーベストフリーの自家配合飼料で育った鶏の卵、乳製品は北海道の生乳、鹿児島県産の粗製糖、バニラビーンズは海外有機認証取得のものを使います。
それぞれの素材の持ち味を引き出す工夫を重ね、基本に忠実に手作りしています。
冷凍のカスタードクリームは、ビオ・マルシェ オリジナルの配合で作っていただいています。
使うのは、牛乳・生クリーム・卵・粗糖・小麦粉・バター・バニラビーンズエクストラクトです。
カスタードクリームを手作りした経験のある方は、生クリームとバター?と思われるかもしれません。というのも、この2つの素材は、基本のカスタードクリーム作りでは使わないからです。
実は、基本のカスタードクリームは冷凍すると分離してしまいます。
そこで、弁天堂では、冷凍での分離を防ぐために生クリームをブレンドしています。
乳化剤などの食品添加物を使えば、分離しない冷凍カスタードクリームが簡単に実現できます。一方、弁天堂では手間を惜しまず地道に冷凍のカスタードクリームを作っています。
基本のカスタードクリーム作りでは、クリームを早く完成させるためのコーンスターチなどを加えず、じっくり火にかけて作ります。さらに煮詰めるほうが濃厚でコクのあるクリームになるので、焦げないようにクリームの状態を見極めて仕上げます。
ここでバターの出番です。弁天堂では、基本のカスタードクリーム作りの最後に風味づけでバターを入れます。
次に生クリームをブレンドします。
冷やした基本のカスタードクリームに生クリームをブレンド、それを冷やしたものにさらに追加で生クリームをブレンドします。
今回、カスタードの割合が多いほどにコクが出るというお話をきっかけに、分離しないぎりぎりまでカスタードの割合を高めた冷凍のカスタードクリームを、ビオ・マルシェ オリジナルで作っていただきました。
これからの季節、ハロウィン・クリスマスなどのイベントでも活躍してくれそうです。娘はよっぽど嬉しかったようで、会う人あう人に「シュークリーム作ったよ!」と言い回っていたので、わが家でも出番が多くなりそうな予感がしています。皆様もぜひお試しください。
(スタッフ 伊藤)
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