クリスマスリースケーキ|Veggit rabbit̵...
2024.12.11
あわただしい日常から、ちょっとだけ解放された日曜日の昼下がり。淡い光が差し込むキッチンで、そっと果物に手を伸ばす_______豊かな香りを胸いっぱいに吸い込みながら、季節を感じるヴィーガン・スイーツを作ってみませんか?
今回のテーマは、すもも。
甘酸っぱさが魅力のすももですが、もぎたては酸味が強く、2~3日間常温に置いておくと酸味が抜けてジューシーな甘みが楽しめます。このままスイーツに使っても良いのですが水分が多いので、タルトなどの焼き菓子に使うときには、天気の良い日に半日ほど陰干しするのがおすすめです。程よく水分が抜けて風味も凝縮されます。
「すもものタルト」は、ひまわりの種や玄米粉といったヘルシーな食材を使ったタルト生地に、豆乳ヨーグルト風味のフィリング、半日ほど干してセミドライにしたすももをたっぷりと載せて焼き上げたタルトです。ザクザクとした歯応えのタルト生地としっとりとしたフィリングのコントラストが楽しめます。
18cm タルト型
下準備 3時間〜半日
調理時間 約90分
すももをカットして陰干しをします。
ひまわりのたねや玄米粉を使ったタルト生地を作り、オーブンで焼き上げます。
米粉と豆乳ヨーグルトを使ったカスタード風のフィリングクリームを作ります。
すももを載せてオーブンで焼き上げます。
・すもも 大2個
すももを洗って縦に8〜16等分にカットします(すももの大きさに合わせてあまり厚くなりすぎないようにカットします)。
干しざるや網付きのバットなどの上にのせて、3時間〜半日ほど陰干しをします。
果肉にうっすら透明感が出るくらいまででOKです。湿度が高いと傷みやすいので長くても6時間程度で引き上げます。
A ひまわりの種 15g
A アーモンド 20g
B 玄米粉 35g
B ソルガム粉 35g
B タピオカ粉 15g
B 片栗粉 15g
B ココナッツオイル 40g
B ココナッツシュガー 12g
C バニラエクストラクト 小さじ1/2
C 豆乳ヨーグルト 25g
□ココナッツオイルは冷蔵庫で冷やして固形にします。
□タルト型に薄くオイルを塗っておきます(どのオイルでもOK)。
□オーブンを180度に予熱します。
フードプロセッサーを用意します。
まずAの材料を入れて粒が細かくなるまで撹拌し、ボウルに移します。
次にBの材料を入れ、粉類にココナッツオイルが馴染むまで(サラサラとした感じになるまで)撹拌します。
最後にCの材料と、ボウルに移しておいたAを入れて全体がざっと混ざるまで撹拌して止めます。
タルト型を用意します。
生地を入れて押すようにしながら、タルト型に敷き詰めます。
フォークなどで底に穴を開けます。
180度のオーブンで13分ほど焼き、ケーキクーラーなどの上で冷まします。
A ココナッツオイル(無臭タイプがおすすめ) 液体 25g
A 豆乳ヨーグルト 25g
・米粉 30g
・てんさい糖 25g
・アーモンドエクストラクト 小さじ1/2
ボウルにAの材料を入れ、ハンドブレンダーか泡立て器でよく混ぜて乳化させます。
残りの材料を全て入れてよく混ぜ合わせます。
冷ましておいたタルト型を用意し、フィリングを流し入れて表面を平にならします。
□オーブンを180℃に予熱します。
すももを外側から円を描くように並べます。
お好みで砕いたアーモンドを載せます。
180℃のオーブンで35〜40分焼き上げます。
焼き上がったらケーキクーラーなどの上で冷まし、あら熱が取れたらタルト型を外します。
冷蔵庫で2時間ほど冷やして完成です。
ストック確認やお買物のチェックリストとしてご活用ください。
・すもも
・有機アーモンド(生)
・お菓子を作るお米の粉
・てんさい含蜜糖
・有機ココナッツシュガー
・国産有機片栗粉
・豆乳ヨーグルト
・ひまわりの種
・ソルガム粉
・タピオカ粉
・バニラエクストラクト
・アーモンドエクストラクト
国際中医師/ヴィーガン薬膳料理家/フードロスゼロ料理アドバイザー
気候変動などの深刻な地球環境問題には、ヴィーガン・ダイエット(完全菜食主義の食事)が有効であるという研究に感銘を受けプラントベース中心の食生活を実践するように。中医学とマクロビオティックを学び、双方の理論や技法を活かした、簡単に作れて身体と環境に優しいヴィーガン薬膳ごはんを考案している。
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