メニュー

2021年9月9日(木)アムリターラ代表 勝田小百合さんが語るオーガニックコスメの基礎知識と選び方(オンライン講座)を開催しました。

勝田小百合さん

2021年9月9日(木)、「【オンライン講座】アムリターラ代表 勝田小百合さんが語るオーガニックコスメの基礎知識と選び方」を開催しました。

ここ数年、オーガニックコスメはとても人気で、新しいブランドもどんどん増えています。そんな中、選択肢が多すぎて、自分に合った化粧品選びに迷う方も非常に多くなっています。この度、オーガニックコスメのエキスパートであるアムリターラさんに、ぜひ分かりやすいオーガニックコスメの選び方のレッスンを開催してほしい、とお願いして会員様限定講座が実現しました。

アムリターラ

今回は、アムリターラ代表兼商品開発の勝田小百合さんにオーガニックコスメの基礎知識をはじめ、勝田さんご自身の食生活やインナーケアの大切さについてもお話しいただきました。

インナーケアで気をつけていること

無農薬や無添加など、できるだけ自然なものを口に入れる

勝田さんは26歳頃から食生活を意識するようになりました。毎日の料理で使う調味料や食べるものをオーガニックに変えると、ガス溜まりや吹き出物、胃痛などが徐々になくなっていったそうです。自分の体質だと思って長年付き合っていたものが、食生活によるものだったと気づいた瞬間でした。

朝食は控えめに、入眠の3時間前には夕食をすます

朝は排泄の時間と考え、多くの食事をとらないように気を付けています。朝にたくさん食べると排泄のエネルギーを失ってしまうため、基本は朝食をとらないか、とっても小さなおにぎりや季節のフルーツをいただくそうです。また、睡眠時にお腹に食べ物があると睡眠の質が下がり、太りやすくなるともいわれています。腸内環境を整えるためにも、入眠の3時間前には夕食をすますことをおすすめされていました。

食事の初めには野菜とお酢

お米やうどん、パスタなど糖質を多く含むものを食事のはじめにとると、全身のタンパク質が糖化します。糖化すると肌がゴワついたり、シワっぽくなったりします。食事の初めに野菜やお酢をとることで、血糖値の上昇を抑え、糖質の吸収を穏やかにします。これは勝田さんが食事の中でも特に徹底して守っているとおっしゃっていました。

ミネラルを摂る

ミネラルは生きていく上で必要な要素ですが、体内にはおおよそ5%しかないといわれています。そのため、勝田さんは干し椎茸・昆布・煮干しで出汁をとることや、ナッツを食べることで積極的にミネラルを摂取されているそうです。

その他にも、発酵食品を取り入れること、よい水を飲むことなど、勝田さんの美の秘訣を伺うことができました。

アムリターラについて

アムリターラ
アムリターラ農園

日本にまだオーガニックコスメがほとんどなかった2008年、国産オーガニックブランド「アムリターラ」が設立されました。当時は原料もなかったので田んぼや畑を耕すところから始まったそうです。現在では福岡県星野村に自社農園を構え、無農薬無化学肥料のお米やハーブを作り、アムリターラの商品に使っています。

amritara company

2021年にはブランドをリニューアル、「美しさは循環する」というキャッチコピーのもと、創業以来推進してきたサスティナブルな取り組みをさらに加速させています。

オーガニックコスメとは?

では、オーガニックコスメとはどのようなものを指すのでしょうか。

勝田さんの考える「オーガニックコスメ」とは、次の通りです。

・使用している植物原料の多くが無農薬無化学肥料で育てられているか野生のもの

・原料の採取、製造過程に関する安全性や持続可能性

・地球環境への配慮

・フェアトレード

・遺伝子組み換え原料を使用しない

・欧米のオーガニックコスメには、国が認定している第三者認証団体が「オーガニック認証」を与える制度がある

日本にはまだオーガニックコスメの認証制度がありません。アムリターラの商品はエコサートやCOSMOSなど海外のオーガニック認定を受けた工場で製造しているため、海外の認証を取ることもできます。しかし、勝田さんは「日本の原料を使って、国産のコスメを作っているのに、海外に向いていくのは違うと思う」という考えのもと、海外認証はあえて取得しないことにしているそうです。

オンライン講座

そのため、アムリターラは「10の約束」という海外のオーガニックコスメよりも厳しい自社基準のもと、商品開発を行っています。また、トレーサビリティーをできる限り公開し、そのコスメがどんな原料でどのように作られているのか、消費者の私たちも知ることができます。

勝田さんの商品開発にかける熱い思いを、ひしひしと感じました。

オーガニックコスメの選び方

2001年から薬事法の改正により、全成分表示が義務化されました。それにより、消費者は化粧品に入っている全成分を確認できるようになりました。そのため、自分で成分を理解し、選択する力が必要です。

勝田さんに、化粧品の表示ラベルの見方を教えていただきました。

合成界面活性剤:油や水分が互いに混ざらないようにするもの

例:イソステアリン酸PEG-60グリセリル、ステアリン酸グリセリル、オリーブ油PEG-7カルボン酸Na など

 

合成ポリマー・シリコーンオイル:形を維持するためのもの

例:ジメチコン、シクロメチコン、ジメチコンクロスポリマー など

 

合成防腐剤:腐らないようにするためのもの

例:メチルパラベン、安息香酸Na、エチルパラベン など

このようなものが多く入っていると、ケミカルな化粧品だと一目で分かります。

一般的にオーガニックコスメといわれるものにも、オレイン酸グリセリルやステアリン酸グリセリルという合成界面活性剤が入っている場合があります。しかし、これらは主に植物性です。合成防腐剤を使用せず、BGやエタノールで防腐効果を得ているものもあります。

さらにナチュラルなコスメになると、ホホバ油やオリーブ油など植物の低温圧搾の油を多く使用しています。また、ローズマリーエキスなど植物で防腐剤の役割を担っているものもありました。

オーガニックコスメは、実はかなり贅沢で希少な天然成分がふんだんに使われています。精油と合成香料では何百倍も値段の違いがあり、それがもたらす効果も全く違います。いろんなコスメがあるなか、自分のものさしで商品を見極め、体質や肌に合ったコスメを選ぶ方法を伺うことができました。

ご参加いただいた方の声

・勝田先生の人間そのものがオーガニックだというお言葉にとても感銘をうけました。巡り巡って全ては私たちに良くも悪くも還ってきますよね。そのことをよく考えて日々生活をおくりたいとおもいます。有難うございました。

・本日は貴重なお話をありがとうございました。スキンケアだけでなく、食べ物の話まで幅広くアンチエイジングのお話が聞けてとても有意義な講座となりました。本も読ませていただきますね!また、機会があればお話を伺いたいです。

・美しいお姿が、お話の説得力を強めていました!ライフスタイルに関するこだわりについて、ぜひまたセミナーをしていただきたいです!

講師 勝田小百合さん

国産オーガニックブランドアムリターラ代表兼商品開発

ナチュラルカイロプラクティック院長(カイロプラクター、ヒーラー)

amuritara 勝田小百合

アムリターラのご購入はこちらから

宅配会員さまは宅配会員ネット注文画面からログインしてください。

オーガニックライフを
始めてみませんか?