りんごのタルト|Veggit rabbit’s ...
2024.11.1
あわただしい日常から、ちょっとだけ解放された日曜日の昼下がり。淡い光が差し込むキッチンで、そっと果物に手を伸ばす_______豊かな香りを胸いっぱいに吸い込みながら、季節を感じるヴィーガン・スイーツを作ってみませんか?
今回のテーマは、メロン。
梅雨入りを迎え、雨降りの日も多くなってきました。湿度も高くなり、身体が何となくだるく感じる時期です。今回使った「メロン」は、中医薬膳では、利尿作用により体内の余分な水分を排泄して、むくみを改善する効果があるといわれてます。ジメジメとした湿気のこもりやすい季節に、もってこいのフルーツです。
メロンの性質は「寒」で、体内の熱を冷ましてくれる効果がとても強いため、冷え性の方には注意が必要。「温」性の食材をメニューにプラスするなどして調えます。
「メロンとココナッツアイスのジンジャーモヒート」は、ジンジャーシロップのノン・アルコールのモヒートに、フレッシュなメロンの果肉をたっぷりと使ったココナッツミルクベースのヴィーガンアイスクリームを載せたスイーツです。メロンとココナッツの甘い風味とミントの爽やかな香りの中に、ピリッとスパイシーな生姜がアクセントになっています。梅雨の季節の気分転換にぴったりなドリンクです。
作りやすい分量
約1時間(アイスクリームを冷やす時間は除く)
フレッシュなメロンとココナッツミルクを使ったアイス液を作り冷やし固めてアイスを作ります。
フレッシュなミントをたっぷりと使ったノン・アルコールのモヒートを作ります。
ジンジャーモヒートにメロンアイスを載せて仕上げます。
作りやすい分量(アイス液約550〜600cc)
・メロン果肉 1/2個分(約250g)
・ココナッツミルク 1缶
・甘酒(今回は有機玄米あま酒2倍濃縮タイプを使用) 100g
・ヘンプパウダー(オプション) 小さじ1と1/2
・レモン果汁 大さじ1
□ココナッツミルク缶を上下逆さにして(蓋を開けた時に、ココナッツクリームを取りやすくするため)、冷蔵庫で一晩冷やしておきます。
□アイスクリームメーカーを使う場合は冷凍庫で冷やしておくなどの準備をしておきます。
□メロンは半分にカットして種を取り、一口大に切って、レモン果汁をまぶしておきます。
冷やしておいたココナッツミルクの缶を開け、固まっているクリームの部分と、液体を分けます。分けたクリームの部分(約250g)を使います。
濃厚な味わいのアイスクリームにしたいので、ココナッツミルクの冷えると分離する(クリーム部分が固まる)性質を利用し、クリームと液体を分け、クリーム部分だけを使用します。残った液体は、スムージーやジュースに入れるなどして使えます。
フードプロセッサーに材料を全て入れて撹拌し、アイス液を作ります。
アイス液をボウルに移し、冷蔵庫で2時間程度冷やします。
アイス液をアイスクリームメーカーにセットし、手順に従ってアイスクリームを作ります。
アイスクリームメーカーを使わない場合は、アイス液を容器に移して冷凍し、固まったらスプーンなどで空気を入れるようにかき混ぜます。この作業を2、3回繰り返します。
容器に移し、表面にラップをして冷凍庫で保存します。
1人分
・炭酸水 150cc
・ジンジャーシロップ 大さじ2
・スペアミント 適量
・ライム 適量
・氷 適量
グラスを用意します。
ジンジャーシロップ、氷、ミントの順に層になるように重ねて入れます。
炭酸水を注ぎます。
アイスクリームを用意し、モヒートにトッピングします。ライムの輪切りを添えて完成です。
ストック確認やお買物のチェックリストとしてご活用ください。
・タカミメロン
・オーガニックココナッツミルク
・玄米あま酒
・有機ジンジャーシロップ
・有機ヘンプパウダー
・オーガニックレモン果汁
・炭酸水
・スペアミント
・ライム
国際中医師/ヴィーガン薬膳ごはん研究家/フードロスゼロ料理アドバイザー
気候変動などの深刻な地球環境問題には、ヴィーガン・ダイエット(完全菜食主義の食事)が有効であるという研究に感銘を受けてヴィーガンに。中医学とマクロビオティックを学び、双方の理論や技法を活かした、簡単に作れて身体と環境に優しいヴィーガン薬膳ごはんを考案している。
ホームページ:Veggitrabbit Vegan Recipes
インスタグラム:@veggitrabbit