りんごのタルト|Veggit rabbit’s ...
2024.11.1
あわただしい日常から、ちょっとだけ解放された日曜日の昼下がり。淡い光が差し込むキッチンで、そっと果物に手を伸ばす_______豊かな香りを胸いっぱいに吸い込みながら、季節を感じるヴィーガン・スイーツを作ってみませんか?
今回のテーマはりんご。
秋から冬にかけて、さまざまな種類のりんごが店頭に並びます。リビングに数個置いておくと、甘くて豊潤な香りがお部屋に広がり幸せな気分になりますね。フレッシュなりんごを、そのままサクッとかぶりついても美味しいですが、火を通すことで、トロッとした食感が生まれます。アップルパイやコンポート、タルト・タタンなどなど、ぜひ旬のりんごをたっぷりと使ったスイーツを作ってみてください。
「紅玉のヴィーガンケーキ」は、国産小麦粉を使ったシンプルなスポンジタイプのケーキに、スライスしたりんご(紅玉)をたっぷりと載せて焼き上げました。紅玉の酸味の爽やかさと、甜菜糖の甘さが、ホッと一息つきたい午後のティータイムにぴったり。手順も少なく簡単なので、思い立ったらさっと作れます。
直径約15cmのケーキ型
約2時間
国産小麦粉を使ったスポンジタイプのケーキ生地をつくります。
薄くスライスしたりんごを生地にのせ、オーブンで焼き上げます。
・紅玉(他のりんごでも作れます) 約1個分
・小麦粉 (薄力粉) 210g
・重曹 小さじ1/2
・塩 小さじ1/4
・豆乳 150cc
・レモン果汁 30cc
・なたね油 40g
・てんさい糖 50g
□ケーキ型に薄く油を塗っておきます(またはオーブンシートを敷いておきます)。
□オーブンを180℃に予熱します。
□小麦粉と重曹を混ぜ合わせておきます。
リンゴを洗い、1/4にカットして芯を切り落とします。
垂直に包丁を入れて、2~3ミリにスライスします。
すぐに使わないので、ボウルに入れ塩水につけておきます。
ボウルに豆乳とレモン果汁を入れ、よく混ぜ合わせます。
次に、なたね油と甜菜糖を入れて泡立て器でよく混ぜ合わせます。
混ぜ合わせておいた粉類を、液体に少しずつ入れて混ぜます。
数回に分けて入れ、ヘラなどに変えて粉っぽさがなくなるまで混ぜ合わせます。生地がたらりと垂れる程度の固さが目安です。
ケーキ型に生地を流し入れます。
表面を平らにならし、スライスしたリンゴを縦に生地に差し込むようにして載せていきます。
オーブンに入れて、40〜50分ほど焼きます。途中表面が焦げそうになったときは、アルミホイルなどでカバーをします。
竹串などを差してみて、生地がついてこなければ焼き上がりです。
ケーキクーラーなどの上に載せて冷まします。
ストック確認やお買物のチェックリストとしてご活用ください。
・紅玉
・国産有機小麦粉(薄力粉)
・重曹
・有機豆乳
・オーガニックレモン果汁
・なたね油
・甜菜糖
インディペンデント・フォトグラファー/ヴィーガンレシピ・デベロッパー
漢方養生指導士上級、フードロスゼロ料理アドバイザー
1990年代に映画監督・園子温率いる街頭詩パフォーマンス「東京ガガガ」に参加、以後約10年にわたり自主映画製作に関わる中で銀塩カメラに興味を持ち、撮影・現像を習得、作品制作を始める。
気候変動などの深刻な地球環境問題には、ヴィーガン・ダイエット(完全菜食主義の食事)が有効であるという研究に感銘を受けてヴィーガンに。心臓疾患や糖尿病などの疾病予防にも効果があると期待されているヴィーガン・ダイエットを、もっと多くの人に知って欲しいという思いから、料理レシピブログ Veggitrabbit Vegan Recipes を立ち上げ、できるだけ少ない材料で、簡単に作れる菜食レシピを考案、投稿している。
ヴィーガンとなってから「薬(医)食同源」や「代替医療」に深い関心を持つようになり、中国伝統医学の学習を開始。中医師を目指し目下勉強中。