作ろう!見守ろう!味わおう!みんなのみそ2024
2024.4.22
有機きゅうり・有機ズッキーニ・有機なすなど、ビオ・マルシェからも夏野菜のお届けが始まりました。夏野菜を見ると、無性に食べたくなるのが「ぬか漬け」です。
ぬか漬けは、疲労回復や食欲増進、消化促進作用のあるビタミンB1を多く含むため、食欲が落ちやすい夏にぴったり。
さらに、ぬか漬けに豊富に含まれる植物性乳酸菌は胃酸に強く、生きたまま腸に届きやすいといわれています。
日本人が昔から暮らしのなかに取り入れてきた発酵食「ぬか漬け」で、腸内環境を整えながら、夏の有機野菜を楽しみませんか。
玄米を精米した時にでてくる、お米の表皮と胚芽のことです。玄米に含まれる栄養素の9割以上が、米ぬかに含まれていると言われています。カルシウム、リン、鉄、カリウムなどのミネラル類、ビタミンB群やビタミンE、食物繊維などの栄養素を豊富に含んでいます。
ビオ・マルシェの国産有機玄米のぬかを直火で焙煎しています。ぬか床づくり、ぬか床の足しぬか、たけのこのアク抜きなどにお使いいただけます。
有機炒りぬか…1パック(500g)
鷹の爪…1本
塩…75g
水…600cc
昆布…5センチ角2枚
捨て漬け野菜…キャベツなら葉1枚分
※ 12~13%の塩水で作ります。
※ 干し椎茸・煮干し・にんにく・生姜・梅干し・切干大根など、いろんな材料で風味づけして、お好みの味に育ててください。
炒りぬかを保存袋に移します。(乾燥剤を忘れずに抜いてくださいね。)
炒りぬかに少しずつ塩水を加えながら、よくかき混ぜます。
途中、ぬか床を軽く握って感触を確かめます。「味噌より少し固め」の感触になるまで、塩水の量を調整します。
鷹の爪、昆布、「捨て漬け」用の野菜(キャベツの外葉や芯など)を入れます。鷹の爪には防腐作用があり、昆布は風味づけになります。
*「捨て漬け」とは
発酵を助けるために野菜の切れ端などを入れること。捨て漬けの野菜には、水分が多くて、アクや匂いが少ない野菜が向いています。
大根は水分を多く含んでいて、発酵の進みが良くなるのでおすすめです。ごぼう・なす・玉ねぎなどは、ぬか床にアクや匂いが移ってしまうので、捨て漬けには不向きです。
全ての材料が見えないように、ぬかで覆って平らにしたら、保存袋の空気を抜いてチャックを閉じます。
毎日1度ぬか床をかき混ぜ、3日経ったら捨て漬け野菜を取り替える。これを繰り返します。
捨て漬け野菜は、取り替える前にギュッと絞って、野菜のエキスをぬか床に吸わせます。
※25度前後が発酵の適温です。
約2週間後、ぬかを味見し、ぬかの香ばしさにいろいろな旨みが加わっていたら、ぬか床が完成です!
野菜に軽く塩をふり、塩ずりしてからぬか床に入れます。
夏場の場合、きゅうりは6時間、なすや人参は12時間が漬け時間の目安です。
ぬか漬け野菜を角切りにして、レタスと一緒にお皿に盛りつけ、麻の実油やアマニ油をかけてどうぞ。お好みのナッツをちらしても美味しいです。
ビオ・マルシェの宅配では、ご紹介した「ぬか漬け」以外にも、梅仕事や味噌づくりなど、自家製オーガニックの『季節の手仕事』が楽しめます。限られた季節にしかない旬の食材を、オーガニックの材料で揃えることができるので、手仕事をする方にはとってもおすすめです。
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