島根県の奥地 弥栄町「やさか共同農場」を訪問してきました
2024.9.16
ビオ・マルシェの宅配では、宅配会員様に有機野菜を安定してお届けするために、契約農家さんのご協力の元、様々な取り組みをしています。今回は、数ある取り組みの中から、農家さんを訪問して作物や出荷の確認を行う「作付け訪問」や、全国の契約農家さんが集まる「合同会議」の様子をご紹介します。
写真は、作付け訪問時の出荷規格の目合わせの様子
「作付け訪問」とは、農産担当者が半年に1回(品目によっては年に1回)、各生産者を訪問し、作付けの打ち合わせを行うことです。
前年の生育状況や出荷量などのデータを元に、「どの作物をどの時期にどのくらい出荷できるように栽培を行うか」を生産者と話し合います。
また、天候によっては、食味には影響がないけれど、正規品としてはお届けができないもの・見た目が不ぞろいなものが育つ場合もあります。そのような、畑で捨ててしまう“もったいない”商品も会員の皆さまへお届けできないか、生産者の方と相談しながら商品化を進めています。
そして、“もったいない”から生まれ、今では人気商品の1つになったのが「有機小玉キウイ」です。
澤登さんの畑へ訪問した際に、正規品としては出荷が難しい小さいサイズのキウイフルーツがあり、販売に困っているとの声を受け、商品化が実現しました。
指で割れ目を入れて半分にしてからそのまま押し出すと、みかんのように手軽に食べることができるため人気です!
※お届け時に熟度が足りない場合は、2日間ほど冷蔵庫で冷やしてから、常温で保存ください。
写真は、農産会議の様子
半年に1回、日本全国の生産者の方々と農産会議を行っています。品目ごとの出荷規格の目合わせ、会員さまからいただいたお声の共有、生産者同士の交流の場も設けています。この会議を経て、新たに栽培にチャレンジしていただき、お届けができるようになった作物もあります。「有機クレソン」も会員様からのご要望で栽培・出荷をスタートしました。
宅配会員様からのご要望が多く、商品化をすすめ、今年3月からお届けすることが出来るようになりました!
3~5月はクレソンの色が鮮やかになり、茎が柔らかくなる美味しい時期。サラダやソテーなどで爽やかな香りと辛みをお楽しみください♪