年末年始のごちそうをお手軽に、ビオ・マルシェの年末・2025...
2024.11.1
ビオ・マルシェの契約農家が栽培する、稀少な国産有機菜種を、丁寧に焙煎・圧搾したなたね油の販売スタート!
原料となる菜種は、青森県・みちのく有機共同農場の木村さんが有機栽培で育てています。有機菜種は、国内自給率約0.1%といわれている稀少な農産物です。また、従来の日本在来種の菜種はエルカ酸(エルシン酸)含有量が多く、大量に摂取すると心臓への負担が発生すると指摘されていました。「国産有機菜種使用100% 菜の花畑(なたね油)」は、東北農業試験場が開発したキザキノナタネという低エルシン酸品種なので安心です。
約20分かけて100℃まで昇温し、じっくりと丁寧に低温焙煎しています。他では、160℃程度の高温で数秒焙煎するところもありますが、そうするとまろやかで芳ばしい香りは出ません。
搾油は、昔ながらの圧搾機を使い、石油系溶剤などは一切使わず時間をかけて圧搾しています。
さらに、脱臭・脱色などの精製を一切せず、一番搾りだけを使っているので、菜種の香ばしく甘い香りと風味が活きています。
さらに、「国産有機菜種使用100% 菜の花畑(なたね油)」で特徴的なのが「湯洗い」です。
「湯洗い」は、薬剤を使わずに油を精製する製法です。
搾油した油とお湯を撹拌することで、油と水に分離します。この時、不純物は水と一緒に沈み、油が精製されます。
「国産有機菜種使用100% 菜の花畑(なたね油)」は、「湯洗い」を8~10回行っています。攪拌と分離を繰り返し、丁寧に精製することで完全にリン脂質などの不純物を取り除き、純度が高く酸化しにくい油に仕上げています。純度が高いので、熱してもあまり煙が出ないのも特徴です。
「国産有機菜種使用100% 菜の花畑(なたね油)」には、有機JAS認証マークがついていません。けれども、原材料も製法も十分有機JAS認証を取得できる製品なので、有機JAS認証取得に向けて取り組んでいます。
ビオ・マルシェ オリジナルのなたね油、一足お先に味見させていただきました。
さっそく、スプーンにたらして食べてみると…
ナッツのような香ばしさと甘みを感じます。コクがありまろやかで、とてもいい味。「すごく美味しい!」と商品担当が太鼓判を押していたのに納得です。
そのままの美味しさが分かったところで、次はお料理に。
有機いんげんと有機にんじんで和え物を作ります。
野菜は細切りにして、すこし歯ごたえが残る程度に蒸したら、塩とかつお節となたね油で和えます。
有機にんじんと有機いんげんになたね油のコクと香ばしさがからんで、食欲をそそる美味しさです。
次は、酸化に強いなたね油が得意とする揚物。
「なたね油を味わう」ということで、あっさりといただける有機長芋をフライにすることに。
皮付きのまま拍子切りにした長芋に片栗粉をまぶします。
フライパンになたね油を薄くひき、長芋を揚げ焼きにします。
油から上げ、パラパラッと塩をふって完成。
揚げたてをいただきます。
衣はカラッと、中はホクホクねっとり。なたね油が優しく香ります。
あまりに軽~く食べられるので、「最後の1本」という言葉を途中で忘れ、平らげてしまいました。
結構な量でしたが、食べた後も胃は全然もたれませんでした。
「国産有機菜種使用100% 菜の花畑(なたね油)」は、なたね油特有のクセが少なくまろやかなので、なたね油を初めて使う方にもおすすめです。サラダ油にはない、コクと香ばしさがあるので、お料理の仕上がりもグッと変わってきますよ。和え物・炒め物・揚物に、毎日のお料理にぜひお使いください。
(スタッフ 伊藤)
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