年末年始のごちそうをお手軽に、ビオ・マルシェの年末・2025...
2024.11.1
ビオ・マルシェ「国産有機ドライトマト」は、ビオ・マルシェの契約農家である澤村さん(熊本県・肥後あゆみの会)が有機トマトの栽培からドライ加工まで手がけています。有機ドライトマトの多くは、海外産有機トマトを使った輸入品が一般的です。そのため、国産有機トマトを使ったドライトマトはまだまだ珍しく貴重です。
澤村さんといえば、ビオ・マルシェではお馴染みの「トマト作りの名人」。
子どもを育てるように、有機トマトが過ごしやすい環境をととのえ、風土にあった育て方をされています。
有機トマトに与える肥料には、裏山の土着菌の力をかりて発酵させた“自家製ぼかし肥料”を使っています。また、自家製の天然エキス“天恵緑汁”には、タケノコ・山菜・クレソンなどを採集して手作りしています。
こうして、地域の自然の恵みをたっぷり受けて育った有機トマトは、トマト本来の旨味がしっかりと感じられる味わいに育ちます。
ビオ・マルシェ「国産有機ドライトマト」の有機トマトは、気温が昼夜差10℃以上あり、味がのった一番おいしい時期の青果用トマトを使っています。また、ギリギリまで完熟させたものだけを厳選しているので、トマトの甘み・旨みが最大限に引き出されています。
収穫したトマトは、50~60℃で24時間かけて遠赤外線乾燥機で乾燥させます。遠赤外線乾燥は、温風乾燥と比べて乾燥時間はかかりますが、素材の組織や風味をなるべく活かしたまま、旨みを閉じ込めてくれます。
お料理に使う前にまずはそのままで食べてみます。
噛みしめるほどに、トマトの酸味と旨みが口の中に広がります。これは危険、手が止まらなくなります。まさに、昨年の初夏に食べた澤村さんの有機トマトのそのままの味です!
旬野菜の有機菜の花が手元にあったので、ビオ・マルシェ「国産有機ドライトマト」を使ってペペロンチーノを作ってみました。
まず、ドライトマトを熱湯で戻します。(5分程)
そして、パスタを茹でる前の熱湯にさっと菜の花をくぐらせます。
パスタを茹でている間ににんにくと鷹の爪を切り、戻したドライトマトと菜の花と一緒にオリーブオイルで炒めます。
茹で上がったパスタをフライパンに移して他の具材と炒めて塩コショウで味を調えます。
ドライトマトの濃厚で甘酸っぱい味、ほろ苦い菜の花、鷹の爪とにんにくの食欲をそそる香りと辛み。
シンプルなのに色々な味を楽しめるので、あっという間に平らげてしまいました。
ビオ・マルシェ「国産有機ドライトマト」の旨味を利用して、イカと大根の味噌煮を作ってみることにしました。(レシピは最後に紹介しています。)
鍋にドライトマトと一口大に切った大根と水を入れたら、蓋をして中火にかけます。沸騰したら弱火にして15分煮ます。
ビオ・マルシェ「有機やさか味噌甘口」を加えてさらに15分煮ます。その後、火を止めてしばらく置いて大根に味を染み込ませます。
再度火にかけてフツフツとしてきたら、解凍しておいた「下ごしらえ済やりいか(カット)」(輪切りにカットした冷凍イカです)を入れて蓋をして10分程蒸し煮にします。
イカに煮汁をからめたら、器によそって完成です。
トマトの旨味と甘口のお味噌がしっかりと大根に染みて、ほっこり美味しい。
イカはさっと煮ただけなので、ぷりぷりした食感が残っています。
ドライトマトを戻す手間もかからない、ダシもいらない、鍋で煮るだけで簡単・満足な一品になりました。これは我が家の定番メニューになりそうです。
澤村さんが手間と時間をかけて作ったビオ・マルシェ「国産有機ドライトマト」。有機トマトがない今の時期でも、澤村さんのトマトを味わえます。そのまま食べるのはもちろん、お湯やオリーブオイルで戻してパスタやピザなどの具など色々な食べ方でお召し上がりください。
(スタッフ 伊藤)
ビオ・マルシェ「国産有機ドライトマト」…10g
有機大根…15cm
水…150㏄
ビオ・マルシェ「有機やさか味噌甘口…大さじ1~2
「下ごしらえ済やりいか(カット)」…200g
1.鍋にドライトマトと一口大に切った大根と水を入れ、蓋をして中火にかける。沸騰したら弱火にして15分煮る。
2.味噌を加えてさらに15分煮る。火を止めてしばらく置いて大根に味を染み込ませる。(30分位)
3.再度火にかけて煮汁がフツフツとしてきたら、解凍しておいた「下ごしらえ済やりいか(カット)」を入れて蓋をして10分程蒸し煮にする。
4.イカに煮汁をからめる。
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