年末年始のごちそうをお手軽に、ビオ・マルシェの年末・2025...
2024.11.1
「おせち料理」というと時間がかかるイメージですが、直前の準備でも間に合うお料理があります。おせち料理を作ってみたいけど、忙しくて・・・という方も、今年は数品でも手づくりしてみませんか?
忙しい方へのおすすめは、基本のおせち料理3品「お煮しめ(筑前煮)」「お雑煮」「なます」。寒さで甘みが凝縮された冬の有機根菜を詰め合わせた「お煮しめ有機野菜セット」に、大根や鶏肉など材料を少し足すだけで作れます。これなら、大晦日からでも間に合いそうです。
お正月に限らず、和食の定番といえば煮物。薄味で彩り良く仕上げる「お煮しめ」がおせちの定番ですが、小さなお子様がいるご家庭は、鶏肉などを入れて濃い目に味をつけた筑前煮もおすすめ。野菜は飾り切りにして、多めに作って大皿に盛りつけ、飾り葉を添えたらお正月らしい一品になります。
ビオ・マルシェの有機野菜の中でも、特に美味しいと評判の冬の有機根菜を詰め合わせたお得なセットです。鶏肉やこんにゃくなどを足して、お煮しめや筑前煮、お雑煮にご利用ください。
セット内容
有機里芋 400g前後(鹿児島県・長崎県・熊本県)
有機ごぼう 200g前後(鹿児島県・青森県・岩手県)
有機れんこん 300g前後(熊本県・佐賀県)
有機金時人参 400g前後(香川県・京都府)
有機生椎茸 菌床 100g前後(岐阜県)
お正月は「お雑煮」さえあれば大丈夫、といえるぐらい定番のおせち料理かもしれません。前日に下準備をして、翌朝は早めに出汁を取り、アツアツのお雑煮でお正月を祝います。
丸餅…4個
大根…約6cm
にんじん…1本
里芋…4個
鶏モモ肉…120g
〇出汁
水…900ml
昆布…7~8g
かつお節…15~16g
1.大根、にんじんはきれいな丸になるように皮をむきます。大根は6~7mm、人参は1cmの厚さに切り、鍋に入れて茹でます。
2.里芋は面取りをしながら綺麗にむき、別の鍋で茹でます。
3.水に取り、浸したまま冷蔵庫で保存します。
※出汁をとるための昆布7~8gは、水900mlに一晩浸しておきます。
1.水で戻した昆布を中火にかけます。
2.沸騰直前で火を止め、かつお節をたっぷり入れて弱火に4~5分かけます。
3.かつお節を濾したら、再び鍋であたためて塩と醬油で味を調えます。
4.お椀に茹でた野菜と焼いたお餅をのせてあたためた出汁をかけます。
お雑煮は、地域や家庭によって様々な違いがありますね。皆様の「我が家のお雑煮」は、どんな味付けで、どんな具材が入りますか?
岐阜県の関ヶ原あたりを境に、関東は角餅、関西は丸餅が中心。ビオ・マルシェでは、丸餅(杵つき丸もち)、角餅(ビオ・マルシェオリジナル有機もち、有機百姓もち)、どちらもご用意しています。
お餅と同じ分岐点で、関東は醤油仕立てのすまし汁、関西は白味噌仕立てが中心。その他、赤味噌(福井県、徳島県の山間部)、小豆汁(出雲地方)など、地域によってさまざま。鰹節(料理の決め手)、昆布(山出し昆布)など、出汁用の食材もお忘れなく。
縁起の良い大根、金時人参、里芋、八つ頭、小松菜など。
鶏肉(オーガニックチキン)や海老、牡蠣は出汁にもなります。
かまぼこ(手造り板かまぼこ)をのせたり、柚子の皮を散らしてもいいですね。
大根…200g
人参…60g
塩…少々
有機万能酢…大さじ3~4
ゆず果汁…お好みで
1.大根・人参は4cmの細切りにし、塩で軽くもみ、しんなりしたら水気をしぼる。
2.1を有機万能酢で和える。
もう少し作れそうな方におすすめなのは、「数の子の松前漬け」「伊達巻」「くるみ入り田作り」「赤梅酢れんこん」。これで7品のおせちができます。
ビオ・マルシェの新商品「松前漬けの素」を使って、「数の子入り松前漬け」を作ってみませんか?
松前漬けの素に、塩抜きした数の子と千切りにんじんを1日置くだけなので手軽です。
1.水180~200㏄と付属のタレを混ぜ合わせ、調味液を作る。
2.軽く水洗いした具・千切りにんじん・塩抜き(約8時間)して食べやすく切った数の子を調味液に漬ける。
3.約1日置いてかき混ぜ、粘りが出てきたらできあがり。
四宮蒲鉾店の「阿波のモミモミ魚肉すり身」を使えば、伊達巻もお家で作れます。
「阿波のモミモミ魚肉すり身」は、伊達巻の他に鍋のつみれや天ぷら作りにもお使いいただけます。
卵…4個
阿波のモミモミ魚肉すり身…100g
だし汁…大さじ2
みりん…大さじ1
砂糖…大さじ2
塩…ひとつまみ
1.すり身は解凍し“もみもみ”して卵、調味料とともにミキサーに入れる。
2.フライパンを熱し、薄く油をひき、生地を流し込む。
3.蓋をして弱火で表面が固まるまで焼き、きつね色になったら返して蓋をして3~5分焼く。
4.焼き上がったら温かいうちに巻きすで巻く。手前の1辺の上角を軽く斜めに切り落とし、そこを中心にして巻くと巻きやすい。
5.両端を輪ゴムで留め、室温で冷ましてから切り分ける。
田作り…50g
ウォールナッツ…50g
白ごま…適量
A[醤油・みりん・砂糖・だし汁…各大さじ2]
油…適量
1.ウォールナッツは4等分に切る。フライパンに田作りを入れて弱火にかけ、フライパンを揺するようにして約10分炒る。
2.ウォールナッツを加えてさらに約10分炒り、田作りがカラッとなったら火からおろし、乾いたふきんの上に広げる。焦げたものは除いておく。
3.フライパンにAを入れて中火にかけ、煮立って全体が細かい泡になったら、田作りとウォールナッツを戻し入れ、箸で手早くからめる。
4.薄く油を塗ったバットに田作りがくっつかないように広げて冷まし、最後に白ごまを加えて完成。
れんこんを赤梅酢と砂糖の合わせ調味料に漬け込むと、華やかな桃色の一品に。
れんこん…200g
A[梅酢…大さじ4、砂糖…大さじ2]
1.れんこんは皮をむき、3~5㎜の薄切りにしてさっと茹でて水気をきる。
2.Aを鍋で温め、砂糖を溶かす。
3.れんこんを2の液にひたし、粗熱がとれたら冷蔵庫で一晩漬ける。
年越しそばの準備もお忘れなく♪こちらも地域によって、えび天・にしん・鶏肉など入れる具材は様々ですね。希釈タイプの有機だしつゆは、お正月準備に忙しい方におすすめです。