ビオママクラブの料理本10選 オーガニックに暮らすママにおす...
2020.3.7
2019年11月19日(火)、毎年恒例のクリスマスリースづくりを開催しました。講師は、西荻窪にある花とお菓子のお店cotito(コチト)の前山真吾さん。前山さんには2014年から毎年講師をお願いしていて、今年で6回目です。
毎年テーマが異なるリース作り、今年のテーマは「グリーンと白」です。
当日の朝、車から積み下ろされたばかりの、たくさんの花材たち。前山さんが、市場や生産者から直接取り寄せていただいたものです。今回は、ヒバや針葉樹など9種類の植物をご用意いただきました。
ブルーバード
サルフレア
コルムナリス
ユーカリ グロボラス
アルテミージャ
ストエベ
フィリカ
ブルニア
バーゼリア ジェイドパール
リースづくりの材料は、植物と、リースのベース、針金、花切はさみです。
まずは、大きな植物をハサミで8~10cm程に短く切り、4~5本を針金で束ね、小さなコサージュを作ります。「あまり難しく考えず、直感でササッと選んでください」と前山さん。とはいえ、この段階で「わぁ~」っとため息がこぼれるほどの美しさ。
この小さなコサージュをベースに沿って2回ほど結び付け、その根元に次のコサージュを敷き詰めるように重ね、この工程をぐるっと一周続けます。
さっそく、ワークショップのスタート。
花材にハサミを入れた瞬間、パッと清涼感のあるグリーンの香りが広がります。今回の花材は、針葉樹などアロマ効果のある植物が多く、香りをかぐだけでもリフレッシュできます。
皆様、花材を手に取りながら「植物に手で触れているだけでリラックスしました。」「植物を重ねて生まれる美しさに、ハッとさせられました。」など、新たな発見をされたようです。
始めは、みなさん迷いながら植物にハサミを入れていましたが、ペースが掴めてくると花材さばきが速くなっていきます。講師の前山さんは、細かい指示は出さずに自由にやらせてくださるので、思い思いに作業を進めます。
一同、自分自身の直感を頼りに、無心で手を動かしています。しーんとした空間に、心地良い緊張感が満ちていきます。何にも邪魔されず、作業に集中する時間。毎日子育てに奮闘するママだからこそ、こういう時間の大切さを実感します。
集中すること約2時間。あっという間に時間がたち、心地よい疲れを感じる頃。
リース作りが終わったら、ハーブティーと手作りの焼き菓子でリラックス。ビオママクラブが用意したのは、ラム酒とスパイスに浸けたドライフルーツ入りのパウンドケーキです。
ハーブティーを飲みながら、皆様に「作ったリースは、どこに飾りますか?」と尋ねると、意外にも、玄関ではなく、お家の中という声が多かったです。確かに、寒い冬はお家でゆったり過ごしたいもの。そんなとき、家の中の空間に植物があるのは良いものですよね。
また、「毎年楽しみにしています。」「昨年は参加できなかったので、今回は絶対に作りたいと思っていました。」などのお声をいただいたり、リピーターの方同士で「最近、こんな仕事をしているんですよ。」といった情報交換をしたり。
初対面の方でも、子育ての話や「実はご近所さんで…」といった話で盛り上がり、「お食事に行く仲になりました。」なんていうことも。アットホームな会場でのそんなやりとりも、ワークショップの楽しみのひとつです。
ちなみに、今回、皆さんが集中している間に、前山さん自身もリースを作っていたのですが、その出来栄えを見て「やっぱりプロの仕事は違うな~」と一同ため息。
でも、自分で作ったリースには特別に愛着がわくもの。みなさん、記念撮影をして、満足な顔をして帰られていきました。