年末年始のごちそうをお手軽に、ビオ・マルシェの年末・2025...
2024.11.1
ビオ・マルシェ オリジナルの乾燥豆は、全て国産有機原料です。現在のラインナップは、有機大豆・有機黒大豆・有機金時豆・有機小豆です。煮たり蒸したりしてお使いいただけます。
味噌、豆腐、煮豆などの豆類は、日本の食文化に欠かせないものです。しかし、現在の国産豆類の自給率は7%(農林水産省データ参照、平成30年概算)。
さらに、有機栽培となると、国産有機大豆が0.4%(農林水産省HPより数値を参照)と、国産有機の豆類がいかに貴重なものか分かります。豆類は口にする機会の多い食材なので、ビオ・マルシェでは、国産有機にこだわっています。
それは、有機生産者を支え、広げていくことが、日本の食の未来を守ることにつながるからです。
すぐに使える水煮豆や蒸し豆もありますが、乾燥豆を使って、自分で作る楽しみや美味しさも是非味わってみてください。
有機大豆・有機黒大豆・有機金時豆・有機小豆を、豆の約5倍のお水に浸します。小豆は約24時間、他の3種は約10時間浸けておきました。
戻した豆を見てみると、ふっくら。
乾燥時50gだった有機大豆は、116g。
乾燥時50gだった有機黒大豆は120g。
乾燥時50gだった有機金時豆は98g。
乾燥時100gだった有機小豆は220g。
いつも思うのですが、金時豆や小豆は収穫時と乾燥時の形が同じ楕円。
けれども、大豆は乾燥するとまん丸になるのがとても不思議です。
気になって調べてみましたが、それらしい理由がなく、謎のままです。(どなたかご存じでしたら、教えてください!)
先日「1度に数種類の蒸し豆を作れる」という話を耳にしたので、戻した大豆・黒大豆・金時豆の3種で試してみました!
まず、クッキングシートで豆を入れる袋を作ります。
長方形にカットしたクッキングシートの長い辺を、ジャバラ折にして止めます。
もう片方の長い辺も同様にすると、半球形の袋になります。
これを3つ作り、戻した豆を入れます。
蒸気の上がった蒸し器に袋に入れた豆をセットします。
水が無くならないように、様子を見つつ1時間蒸します。
蒸している時に、優しく香ってくる豆のいい香り。
時間になったので、一粒ずつ味見してみます。
大豆と黒大豆は丁度いい感じ。
金時豆は少し硬かったので、5分追加で蒸しました。
大豆も黒大豆もふっくら!
金時豆もほっくほくです。
「有機野菜は味が違う!」という嬉しいお声をいただくことがありますが、同じように有機のお豆も味が濃く甘く感じます。
とっても美味しくできた蒸し豆を使って、簡単副菜を作りました。
塩・オリーブオイル・パセリ・ミニトマトと和えた「豆のオイルマリネ」、今が旬の有機れんこんと蒸し大豆を使った「根菜のひじき豆煮」、蒸し黒大豆を使った甘さ控えめの「あっさり黒煮豆」。
最後にレシピを紹介していますので、お試しください。
色々な豆が手元にあると、お料理も楽しくなりますね。
「そのままでも美味しい!甘い!」と家族にも好評でしたよ。
鍋に、戻した小豆とその倍量の水を入れて沸騰させます。3分沸騰させたらざるに上げて湯を捨てます。
鍋に小豆を戻し、かぶるくらいの水を入れて弱火で約1時間煮ます。小豆がお湯から出ないように、途中で差し水をしてくださいね。
小豆をつまんで潰れる位になっていればゆで小豆の完成です。
ここからぜんざいを作ります。
ゆで小豆の鍋を弱火にしたまま、砂糖を半量加えます。
溶けたら残り半分を入れて煮溶かします。
塩を入れて味を整えたら火を消して冷まします。
煮物と一緒で、冷ますとことで味が染みます。
完全に冷めたものを温めなおします。
お椀によそって、焼いた玄米もち(有機百姓もち玄米)を入れたら、いただきます!
甘ーい小豆と香ばしい玄米もち、たまりませんね。
箸休めに塩吹き昆布もつまんで、至福のおやつタイムを楽しめました。
砂糖の全体量は、乾燥時の小豆と同量でOKです。甘さを控えたい方は砂糖の量を減らしてください。
味が濃くて甘~いビオ・マルシェの有機豆、是非お試しください。煮豆や蒸し豆にしたものは冷凍も出来るので、沢山作ってストックしておくと便利で経済的です。
(スタッフ 伊藤)
水…180㏄
醤油…小さじ1
塩…ひとつまみ
砂糖…30g
蒸し黒豆…100g
1.鍋に蒸し黒豆以外の材料をいれて、煮溶かす。
2.蒸し黒豆を入れて15分弱火で煮る。
3.火を止めて冷ます。
砂糖が少ない分、艶はあまり出ませんが、蒸し豆本来の甘みを味わっていただけます。
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