「畑の恵み おせちセット2025」 オーガニックにこだわった...
2024.9.30
「有機百姓もち」は、ビオ・マルシェの契約農家でおなじみの小原営農センター(富山県)が、有機もち米の栽培からもち作りまで手がける、角もちです。ビオ・マルシェでは、白もち、玄米もち、黒豆もち、よもぎもちの4種類を扱っています。昔ながらの杵つきならではのコシと伸びの良さが特徴です。年明け1月末(予定)までの冬季限定商品です。
「有機百姓もち」は、原材料である有機もち米の栽培からもちの製造まで、一貫して手がけています。
年によってもち米の性質が微妙に異なるため、初回製造の時は特に気をつけて、精米の強さ、蒸し時間の調整をしています。それに加え、お米を蒸す量、餅ののし方は、機械ではなく人が行っているため、経験や感覚を確認し合うことが難しいそうです。特に、餅をのすのは、2人体制なので手際よく呼吸を合わせていく必要があります。
また、混合する量、米の量、のし方、硬くなる進み具合、保管までの注意点が、もちの種類によって異なります。人の手で作るため、衛生環境の維持にも気を配り、製造にかかわるスタッフ全員が意識されています。
このように、手作りならではの難しさがたくさんありますが、それがやりがいでもあるそうで、毎年同じ「美味しい」を届けられるよう今年の冬も取り組まれています。
原料のもち米には、最高品種と呼ばれる「新大正糯米(しんたいしょうもちごめ)」だけを使っています。富山県の名産として知られ、その多くは県内で消費されることから、「幻のもち米」とも呼ばれています。粘りとこし、絹のようななめらかさ、ふくよかな甘みが特徴です。
もち米だけでなく、有機黒豆やよもぎも小原営農センターで栽培したものを使っています。
よもぎは、山の田んぼで、農薬などの汚染がない場所を、よもぎ畑として管理されています。製菓用のよもぎは、乾燥し製粉にしているものが多いですが、それに比べると見た目は薄い緑。けれども、自然に生えてきているからか、他よりも風味も強く感じられるのが特徴です。
実は、パッケージデザインを手がけているのは、小原営農センター代表・三浦さんの奥様、よしこさん。丸みをおびた可愛い字体を見ると、ほっこりします。
「有機百姓もち」は、こしもあり、のびもし、口当たりがなめらかなのが、特徴的だと思います。種類も多いですが、自分たちが美味しい、他の方にも食べてもらいたい!と思ったものしか製造しておりません。
栽培から加工まで色々なスタッフが関わっておりますが、皆、安全・安心のもと「美味しい」を届けられるよう努力しております。
昔からなじみのある商品なので、「有機百姓もち」の出荷が始まると、食べられる嬉しさと共に冬の訪れを感じます。
袋をのぞくと、幾つか一辺が丸みを帯びたお餅があります。
これは、お餅をのした時の端の部分です。
丸みを帯びたお餅を手に取ると、小原営農センターの皆さんが、丹精込めてのして作っているんだなとしみじみ。
さっそく4種類を焼きます。
トースターで10分位。
プクーと膨らむ様子を見ながら、わくわく。
まずは、白もちから。
4種類の中で、唯一お塩が入っていないお餅です。
なので、もち米本来の甘みだけが感じられます。
焼きのりを巻き、醤油をほんの少しつけていただきます。
外はサクッと中はモチーッと、噛みしめるほどに美味しい。
次は玄米もち。
手で割ると、粒々とした玄米が現れます。
何もつけずに食べると、玄米の香ばしさと程よい塩気が広がります。
そして、よもぎもち。
ほおばると、よもぎの良い香りがやさしく鼻に抜けていきます。食べながら癒されるお餅です。
塩が入っているので、そのままで十分美味しくいただけます。
黒豆は、固すぎず柔らかすぎず、絶妙なムチッとした歯ごたえ。
香ばしくも甘みを感じる黒豆ともち米の相性は抜群で、贅沢な一切れです。
小原営農センターの皆さんが有機もち米の栽培から製造まで、1年がかりで作り上げた「有機百姓もち」、ぜひお召し上がりください。
(スタッフ 伊藤)
ビオ・マルシェのネットショップで購入する。
宅配会員さまは宅配会員ネット注文画面からログインしてください。
有機百姓もち 白
有機百姓もち 玄米
有機百姓もち よもぎ
有機百姓もち 黒豆