年末年始のごちそうをお手軽に、ビオ・マルシェの年末・2025...
2024.11.1
「有機百姓もち」は、ビオ・マルシェの契約農家でおなじみの小原営農センター(富山県)が、有機もち米の栽培からもち作りまで手がける、角もちです。ビオ・マルシェでは、白もち、玄米もち、黒豆もち、よもぎもちの4種類を扱っています。昔ながらの杵つきならではのコシと伸びの良さが特徴です。年明け1月末(予定)までの冬季限定商品です。
「有機百姓もち」は、原材料である有機もち米の栽培からもちの製造まで、一貫して手がけています。
年によってもち米の性質が微妙に異なるため、初回製造の時は特に気をつけて、精米の強さ、蒸し時間の調整をしています。それに加え、お米を蒸す量、餅ののし方は、機械ではなく人が行っているため、経験や感覚を確認し合うことが難しいそうです。特に、餅をのすのは、2人体制なので手際よく呼吸を合わせていく必要があります。
また、混合する量、米の量、のし方、硬くなる進み具合、保管までの注意点が、もちの種類によって異なります。人の手で作るため、衛生環境の維持にも気を配り、製造にかかわるスタッフ全員が意識されています。
このように、手作りならではの難しさがたくさんありますが、それがやりがいでもあるそうで、毎年同じ「美味しい」を届けられるよう今年の冬も取り組まれています。
原料のもち米には、最高品種と呼ばれる「新大正糯米(しんたいしょうもちごめ)」だけを使っています。富山県の名産として知られ、その多くは県内で消費されることから、「幻のもち米」とも呼ばれています。粘りとこし、絹のようななめらかさ、ふくよかな甘みが特徴です。
もち米だけでなく、有機黒豆やよもぎも小原営農センターで栽培したものを使っています。
よもぎは、山の田んぼで、農薬などの汚染がない場所を、よもぎ畑として管理されています。製菓用のよもぎは、乾燥し製粉にしているものが多いですが、それに比べると見た目は薄い緑。けれども、自然に生えてきているからか、他よりも風味も強く感じられるのが特徴です。
実は、パッケージデザインを手がけているのは、小原営農センター代表・三浦さんの奥様、よしこさん。丸みをおびた可愛い字体を見ると、ほっこりします。
「有機百姓もち」は、こしもあり、のびもし、口当たりがなめらかなのが、特徴的だと思います。種類も多いですが、自分たちが美味しい、他の方にも食べてもらいたい!と思ったものしか製造しておりません。
栽培から加工まで色々なスタッフが関わっておりますが、皆、安全・安心のもと「美味しい」を届けられるよう努力しております。
昔からなじみのある商品なので、「有機百姓もち」の出荷が始まると、食べられる嬉しさと共に冬の訪れを感じます。
袋をのぞくと、幾つか一辺が丸みを帯びたお餅があります。
これは、お餅をのした時の端の部分です。
丸みを帯びたお餅を手に取ると、小原営農センターの皆さんが、丹精込めてのして作っているんだなとしみじみ。
さっそく4種類を焼きます。
トースターで10分位。
プクーと膨らむ様子を見ながら、わくわく。
まずは、白もちから。
4種類の中で、唯一お塩が入っていないお餅です。
なので、もち米本来の甘みだけが感じられます。
焼きのりを巻き、醤油をほんの少しつけていただきます。
外はサクッと中はモチーッと、噛みしめるほどに美味しい。
次は玄米もち。
手で割ると、粒々とした玄米が現れます。
何もつけずに食べると、玄米の香ばしさと程よい塩気が広がります。
そして、よもぎもち。
ほおばると、よもぎの良い香りがやさしく鼻に抜けていきます。食べながら癒されるお餅です。
塩が入っているので、そのままで十分美味しくいただけます。
黒豆は、固すぎず柔らかすぎず、絶妙なムチッとした歯ごたえ。
香ばしくも甘みを感じる黒豆ともち米の相性は抜群で、贅沢な一切れです。
小原営農センターの皆さんが有機もち米の栽培から製造まで、1年がかりで作り上げた「有機百姓もち」、ぜひお召し上がりください。
(スタッフ 伊藤)
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有機百姓もち 白
有機百姓もち 玄米
有機百姓もち よもぎ
有機百姓もち 黒豆