年末年始のごちそうをお手軽に、ビオ・マルシェの年末・2025...
2024.11.1
ビオ・マルシェ「国産りんごジュース」は、青森県産りんご果汁100%のストレートジュース。りんごは、青森県・竹嶋有機農園にて化学肥料を使わずに栽培されたものだけを使っています。そのまま飲むのはもちろん、お菓子づくりやお料理の甘味料としてもお使いいただけます。
ジュースに使うりんごの品種は4種類。ジューシーで甘みたっぷりのふじ、香り高い王林、爽やかなジョナゴールド、甘酸っぱい紅玉を絶妙にブレンドしました。
国産りんごジュースの色は、ベージュがかっています。
これには2つ理由があります。
ひとつは、果肉だけでなく皮まで丸ごと搾っているからです。もうひとつは、酸化防止剤(ビタミンC)を使っていないからです。りんご果汁は、酸素に反応して変色します。そのため、一般的なりんごジュースの製造過程では、酸化防止剤が添加されることが多いです。
ビオ・マルシェ「りんごジュース」は、余計な手を加えず、自然の恵みそのままの味わいを大切にしました。
りんごジュースのりんごを栽培するのは、青森県・竹嶋有機農園です。
竹嶋有機農園では、農薬になるべく頼らない栽培方法で、りんごを育てています。
高温多湿で虫害の被害にあいやすい日本の気候において、りんご栽培の農薬散布は数十回と言われています。
今でこそ、減農薬りんごなども見かけるようになりましたが、先々代の竹嶋儀助さんがりんごを栽培していた1940年代は、りんご栽培に多量の農薬を使うのが当たり前の時代。そんな中、竹嶋さんがコツコツと研究を重ね、現在の栽培方法を確立されました。
その栽培方法のひとつに、昆虫の生態をうまく利用した害虫対策があります。最大の害虫ハマキムシ対策として、天敵となる「ミカドドロバチ」を放つことで、りんごの害虫被害を抑えることに成功したのです。
現在は、先々代、先代の想いを受け継いだお孫さんが「さらに美味しくて安心して食べられるりんごを作りたい」と日々努力されています。
りんご栽培には、果実に袋をかぶせる「有袋りんご」と、袋をかぶせない「無袋りんご」があります。一般的には「有袋りんご」が主流で、傷や害虫の被害を抑える目的で袋をかぶせています。けれども、りんごの美味しさは太陽の光をたっぷりと浴びて引き出されます。なので、竹嶋有機農園では、見栄えよりも美味しさを最優先した「無袋りんご」にこだわっています。
まずは、そのままゴクリ。
りんごの濃厚な甘みが口に広がります。でも、ただ甘いだけじゃない、ほのかな酸味も感じます。
しっかりとした濃厚な甘みは、ゼリーにしても美味しそう♪と思ったのですが、寒天がありません。。。
そこで、寒天の代わりに吉野葛本葛で作ってみることにしました。
りんごジュース(2本)と吉野葛本葛(20g)を鍋に入れ、泡だて器でシャカシャカ混ぜます。本葛が完全に溶けたら、鍋を中火にかけ、絶えず混ぜます。
ボコボコと大きな気泡が出て沸騰してきたら、さらに約2分混ぜながら温めます。葛が透き通ったことを確認してから、火を止めます。
ゼリー液を耐熱性の保存容器に流し込み、粗熱をとってから冷蔵庫に入れて一晩置きます。
翌朝、冷蔵庫から出してみると、ふるふるとしたやわらかいゼリーが出来上がっていました。
さっそく、すくって食べてみます。
口の中でほどけていくような舌ざわりで、りんごのやさしい甘さが広がります。
寒天やゼラチンで作るゼリーのつるんとした食感とは違い、ぷにゅっとしています。また、冷やすことで、さっぱりとした甘みになり、ついついもう一口と食べたくなる味です。2歳の娘も「じぇりー、じぇりー」と、かきこむように食べていました。
本葛の性質上、冷やす時間を長くするほどによく固まり、色は白っぽくなります。鍋に入れる本葛の量をもう少し増やすと、固まる時間が短縮され、より透明感のある色に仕上がりそうです。透明感のある色がお好みの方は調整してみてくださいね。
農薬や化学肥料に頼らない、カラダ想いのりんごをたっぷり使ったビオ・マルシェ「国産りんごジュース」、ぜひお試しください。ゴールデンウイークの帰省土産にもおすすめです♪
(スタッフ 伊藤)