年末年始のごちそうをお手軽に、ビオ・マルシェの年末・2025...
2024.11.1
玄米クリームは、玄米を煎って作ったクリーム状のお粥です。丁寧に裏ごししているので、消化しやすく胃腸に優しいのが特徴です。介護食・離乳食はもちろん、体調を崩した時にも重宝します。ごはんの味がしっかり感じられるので、満足感があります。
玄米はビタミン・ミネラル・食物繊維が豊富で、人間に必要とされる栄養素をほとんど摂取できることから「完全栄養食」と言われています。ただし、果皮や胚芽を含む分、よく噛まないと消化不良を起こしやすいです。
一方、玄米クリームは消化に良い状態に加工しているので、赤ちゃんから大人までどなたでも食べられます。
もともと、玄米クリームは玄米食を中心とするマクロビオティックのお手当て食として生まれました。消化機能が落ちている時でも、効率良く栄養を摂り入れられる食事として提案されています。
ビオ・マルシェの有機玄米クリームの製法は、基本に忠実です。玄米粥をミキサーにかけて作る簡易的な製法ではなく、マクロビオティックの製法に沿って作っています。玄米を煎る⇒煎った玄米を炊いてお粥にする⇒玄米粥を裏ごしする、という流れです。これを自分で作り実践するのは、なかなか大変です。
原料は、国産有機玄米と自然海塩のみ。シンプルだからこそ、身体に安心な素材を選びました。
玄米は、白米と比べて特に残留農薬が心配です。というのも、農薬は脂に溶けやすい性質があり、脂質が多い糠や胚芽に農薬は残りやすいためです。ですので、農薬や化学肥料の心配のない有機栽培のお米だと安心です。
塩は、伊豆大島近海の海水から作られる、ミネラルを残した自然海塩「海の精」を使っています。黒潮の海水100%で、他の原料塩やニガリなどの副原料、固結防止剤などは一切使っていません。
有機玄米クリームの美味しさの決め手は、圧力釜です。玄米は表皮が固いので水の浸透率が悪いのですが、圧力釜を使うことで、土鍋でじっくり炊いたような味わいに仕上がります。さらに圧力釜の素材にも安心・安全に対するこだわりがあります。日本製の圧力釜はアルミ製のものが主流ですが、ビオ・マルシェの有機粥に使う圧力釜は安全性が考慮されたステンレス製です。
レトルトパウチなので、一から手づくりが大変な玄米クリームをいつでも手軽に食べられます。
私も家にストックしています。体調を崩した時やご馳走を食べ過ぎた翌日など、この玄米クリームが無性に食べたくなります。自然と身体が素朴な味わいを求めているのでしょうか。玄米の優しい甘みが疲れた身体や胃を労わるように染み渡ります。風邪でのどが痛い時も、とろりとしたクリーム状なので喉につかえません。そのままでも美味しいですが、梅と醤油を加えると玄米の香ばしい風味が増します。また、娘が離乳食を食べ始めた頃に「有機玄米クリーム」をよく使っていました。
普段は温めて、そのままいただきますが、今回は有機野菜を使ってスープ仕立てにしてみます。
冷蔵庫にあった有機にんじんと有機長ねぎを小さめに切り、蒸し器に入れて蒸します。柔らかめに蒸し上げたら、有機玄米クリームと、海の精の塩1つまみをフードプロセッサーに入れて、攪拌します。
鍋で軽く温めたら器によそい、オリーブオイルと塩胡椒で味を調えて完成です。
一口すくって食べてみると、玄米クリームと有機にんじん、ふたつの甘みがやさしく重なり、舌にじんわりと広がります。長ねぎを少し加えたことでシンプルながらも奥深い味わいになりました。有機野菜を足すことで、こんなにも美味しいスープが出来上がるとは、思ってもみませんでした。牛乳や豆乳を使うより、ヘルシーなポタージュです。
「有機玄米クリーム」は、小麦粉や乳製品を使わずにクリーミーな食感が出せるので、スープ以外にも、お菓子やドリンクなど幅広く使えて便利です。
グルテンフリーやヴィーガン食を実践している方、乳製品にアレルギーがある方にもおすすめです。
(スタッフ 伊藤)
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(最新更新日:2021年10月6日)