生産者・製造者
肥後あゆみの会
- 商品
- 有機トマト、有機フルーツトマト、有機みかん、有機はっさく、有機甘夏、有機ポンカン、有機デコポンなど
- 産地
- 熊本県宇城市
肥後あゆみの会の畑は、熊本県の中央、不和火海に面した温暖な場所にあります。栽培には作物本来の力を生かし、味を最大に引き出すため、地域資源をできるだけ利用した自家製の肥料や堆肥で、風土に合った土作りを進めています。
肥料には、裏山の土着菌の力をかりて、米ぬかと魚粉を発酵させた栄養満点の肥料「自家製ぼかし肥料」、と夜明け前に山に入り、掘り起こしたタケノコ、まだ朝露の残る山菜や美しい川の上流でとれたクレソン、向かいの海で採ってきた海藻等と黒糖・玄米酢を(微生物の力で)発酵させ、酵素やミネラルを抽出した天然エキス「天恵緑汁」を使います。
そして、川原の葦や萱を3年かけて分解させる「野草堆肥」作りにも挑戦しています。
「一度食べたら忘れられない美味しさ」「昔懐かしい味がする」と、毎年大人気の有機トマト。写真は、3月、トマトが病気にならないように下葉を摘んで風通しを良くする、「摘葉(てきよう)」を行っている様子です。
植物が生長する力をめいっぱい入れた土と、農家さんのたっぷりの愛情で育ちます。
美味しいトマトを作るために年々挑戦を続ける生産者の澤村さん。こだわりがとても強く、トマトの赤を思わせるとってもパワフルな人です。
自然条件に左右され栽培も大変かと思いますが、有機農業を続けていくモチベーションは何ですか?と伺うと、「農薬も化学肥料も一切使用していないので、自信を持って次の世代に畑を引き継げること」とすぐに答えが返ってきました。毎年試行錯誤を重ね、トマトの収穫量が年々増えてきたそうです。
「肥料は人間でいう植物のごはん。良い肥料が出来れば、良いものが出来ると考えています。大事なことはいかに自然の力を生かして栽培できるかということ。お客様にまた食べたい!と思ってもらえるようなトマトを作るために日々取り組んでいます。」と澤村さん。
100年後の子供たちに安心なものを届けたい!といつも語る澤村さんの想いは、肥後あゆみの会の若手農家さんへ畑とともに繋がっています。
肥後あゆみの会よりお客様へ
『有機農業を志し、いろいろな栽培方法に取り組んできました。美味しくて、安全で、体に良い農産物をどうすれば生産できるのか、30年余り試行錯誤するなか、土が豊かになればOKという単純なことでした。自然生態系のバランスをどう整えるのか?この技がなかなか面白いのです!日本の農地・自然を守るため、消費者皆様のご理解が必要です。我々は有機栽培の農地を広げていきます。これまで以上の皆様の応援を宜しくお願いいたします。』