ビオ・マルシェ

ＭＯＡ自然農法中讃研究会の松浦さんの畑は香川県坂出市に広がります。
畑は昔、入浜塩田があった場所に広がっています。ネラル豊富な砂地は、水はけがよく、日中と夜の地温の差が激しいところです。
生産者の松浦さんは、約80年前に松浦さんのおじいさんの代から始めた畑で栽培続けています。有機農業を始めたのは松浦さんが２０代の頃。きっかけは農薬中毒により近所の方が亡くなったことだそうです。
20年も前から海外からの実習生を受けていれており、現在はラオスの研修生４名とともに作業をしています。休みの日は研修生を連れて遊園地へ行ったり…と実習生と過ごすことも多いそうです。そんな松浦さんの趣味は近くの海で釣りをしたり、貝を掘ったりすること。休みの日でもアクティブに過ごされています。

7月から10月まで有機金時芋の出荷しています。品種はこの地域の生産者が作り出した「坂出金時」を使用しています。
通常は４月に植えつけをしますが、松浦さんの畑では少し早めの３月下旬頃に植えつけを行います。ゆっくり太らせることで甘みのある美味しい野菜が育ちます。水やりのタイミングが難しいそうで、土の状態を見て、長年の経験により水やりのタイミングを見極めています。除草もすべて手取りで行っています。
野菜を栽培するのに大事なことは「まごころ」だと生産者の松浦さん。まごころがなければ良いものも出来ないと言います。
愛情たっぷり育てた金時芋をぜひお召し上がりください。