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オーガニックライブ2023 有機茶山ツアー in 月ヶ瀬健康茶園(奈良県)を開催しました。

月ヶ瀬健康茶園
月ヶ瀬健康茶園の茶山

2023年11月23日(木・祝)、ビオ・マルシェの収穫感謝祭「オーガニックライブ2023」第一弾として、奈良県・月ヶ瀬健康茶園にて「有機茶山ツアー&飲みくらべワークショップ」を開催しました。

月ヶ瀬健康茶園代表取締役の岩田文明さん(右)、スタッフ道免洋子さん(左)

当日は、月ヶ瀬健康茶園代表取締役の岩田文明さんと、スタッフ道免洋子さんにご登場いただきました。
4年ぶりに現地開催も実施し、たくさんの方にご参加いただきました。配信中にご紹介しきれなかったご質問の回答を最後に掲載していますので、ぜひご覧ください。

荒茶工場
荒茶工場

前半は、茶園独自の「自然のリズム」を活かしたお茶づくりや、収穫した葉がほうじ番茶になるまでの過程を、動画や写真を交えてご紹介いただきました。年間たった40日ほどしか稼働しない「荒茶工場(あらちゃこうば)」の様子もご紹介いただきました。

有機のお茶の飲み比べ

後半はお待ちかね、道免さんによる飲み比べワークショップです。同じ茶葉(同じ原料)からできた3種類の茶葉をご用意し特徴をご紹介いただきました。

製造で、香りや味、水色(すいしょく:お茶を淹れた時の水・お湯の色)まで全てが異なります。それぞれに味わい深い有機茶を飲み比べていただきました。

当日の様子は、「ビオ・マルシェの宅配」公式YouTubeで公開しています。つくり手の想いを知ると、いつものティータイムがより味わい深く、特別な時間になるのではないでしょうか。

参加者様の感想

のどかな日和の山間の茶畑からライブして頂き、忙しい日常から別世界に行ったような気分にさせて頂きました。茶を飲みながら視聴させていただきました。ありがとうございました。(S様)

お茶がどのようにして作られているのかを見せていただいてとてもよかったです。自然に合わせた栽培方法をされていること、お茶は昔薬のように扱われていたことなど知れてお茶を飲もうという気持ちになりました。このように生産者や生産の様子を知ることは消費者にとって安全で安心できる食品を選ぶ良いきっかけになりますので参加できてよかったです。(N様)

お客様のご質問にお答えいただきました!

お客様:

有機の茶葉と普通の茶葉との、作り方の違いで特に難しいところを教えて下さい。

岩田さん:

当園では全ての茶園で有機栽培を行っていますので、慣行栽培の茶農家さんがされている様子と比較して、思うことを返答させて頂きます。有機栽培の場合、病害虫に強い茶園に育つのですが、ミノムシやチャドクガなどの害虫は何らかの対処をしないと大きな被害となることがあります。そんな時、発生初期に発見して手で捕れば防げるのですが、見落とせば大きく広がってしまいます。よって日頃から注意深く複眼的に茶園を観察していくことが難しく、それがやりがいでもあると思います。

お茶の収穫
お茶の葉 収穫作業

質問:

一番気を使う作業は何でしょうか?

岩田さんから回答:

収穫や製茶、整枝など、やり直しが出来ない作業が、最も気を使う作業だと感じています。

質問:

月ヶ瀬健康茶園様の紅茶はほかの日本の紅茶とどんなところが違いますか?

岩田さんから回答:

当園の茶園がある奈良・月ヶ瀬は、日本の茶産地の中でも、冬が長くて新茶の収穫時期が最も遅い、冷涼な産地となります。そういった気候風土に素直に栽培した茶葉を、全般的に発酵浅めで、爽やかで清涼感のある美味しさのある紅茶に活かせるよう意識しながら作っています。

質問:

それぞれのお茶に合うお菓子や食事が知りたいです。

岩田さんから回答:

煎茶には和食や和菓子が合います。紅茶は油分をすっきりする働きがあるので、中華や油を使った和食にも合うほか、和菓子にも合います。ほうじ煎茶は、「あんこ」との相性が良いと思います。

質問:

同じ茶葉でも優劣があるのでしょうか?また、品質が劣る茶葉はどんなお茶になるのでしょうか?

岩田さんから回答:

様々な視点からお茶をみるのですが、例えば、「緑茶として飲むには劣っているお茶でも焙煎すると優れたお茶になるようなパターンがある一方で、緑茶で優れたお茶であっても焙煎すると適さないお茶になるパターンがある」、という様なことが多々あります。劣るお茶とは、目的に合わないお茶なってしまったものなのではないかと考えています。色々な種類の茶葉で、適材適所を考えながら色々な種類のお茶を作り、色々な目的で飲んで頂けるよう取組むことを大事にしています。

お茶の葉

質問:

お茶の木にはどんな花が咲くのでしょうか?花や葉は香りとかありますか?
また、お茶の木はベランダで育てることはできるでしょうか?

岩田さんから回答:

先日のオンラインイベントの時(11月)も咲いていましたが、お茶は白い花が咲きます。葉は製茶することで香りが出ますが、花は咲くだけで良い香りがします。茶の木は、ちょっと工夫すれば、鉢植えでベランダでも育ちます。

お茶の花

質問:

貯蔵・熟成が1~3年ということですが、新茶はないのですか?

岩田さんから回答:

有機一番摘み煎茶は、毎年、カタログで新茶企画も頂いており、出来立てを飲んで頂くことができます。有機ほうじ番茶は、収穫・製茶後、1~3年間、貯蔵・熟成することで、まろやかに変化してから、焙煎加工して出荷させて頂いております。有機和紅茶は、収穫・製茶後、数カ月間、貯蔵・熟成することで、製茶時の香味が出てくる傾向があり、飲み頃になってきてから出荷させて頂いております。

質問:

生産者ならではの、おいしい飲み方があれば教えて頂きたいです。

岩田さんから回答:

三食のご飯、おやつ、喉が渇いた時、眠気を覚ましたい時、インフルエンザ予防、花粉症やアレルギー対策など、時と場合によって、煎茶、ほうじ茶、紅茶、べにふうき緑茶など、お茶の種類を変えたり、抽出方法を工夫したりして、目的に応じた美味しい飲み方をしています。カフェインやカテキンは、熱湯で少し長めに抽出すると多く抽出されますので、抽出時間を工夫しています。

質問:

普段飲むお茶の保存方法(保管場所や推奨する容器)や、賞味期限切れのお茶の活用方法を教えてください。

岩田さんから回答:

保存方法ですが、ご購入後、開封前に冷蔵庫で保管されていた場合、結露防止のため常温で1日以上置いてから封を切って下さい(有機一番摘み煎茶、有機粉末緑茶は開封前に冷蔵庫で保存して頂く方法もお勧めですが、有機ほうじ番茶、有機紅茶は、冷蔵庫に入れる必要はございません)。開封後は、茶葉が入っている袋をそのままお使い頂き、軽く手で空気を抜いてから開封口をクリップ等で綴じて頂き、常温で保管して下さい。開封後は、湿気、移り香、光に当たりにくいよう注意いただき、1か月ぐらいを目安に飲み切って頂けると、美味しく飲んで頂けます。賞味期限切れのお茶は、かるく炒って(焙じて)、ほうじ茶にして飲んで頂く他、茶香炉、庭木や菜園の肥料としても活用いただけます。

質問:

抹茶も作られていますか?お菓子作りに試してみたいです。

岩田さんから回答:

抹茶は製造していないのですが、同じようにパウダーになっている有機粉末緑茶はございます。

月ヶ瀬健康茶園

奈良県(奈良市月ヶ瀬)

1984年に創業した月ヶ瀬健康茶園。茶樹本来が持つ自らの生命力で「お茶がお茶らしく育つこと」を意識した有機栽培のお茶づくりに取り組んでいます。

オーガニックライブ2023

ビオ・マルシェの収穫感謝祭「オーガニックライブ2023」の最新情報を随時お知らせします。今年から、現地開催も再開。参加費無料でどなたでも参加できます。生産・製造者とお客様をつなぐ「産・消交流イベント」にぜひご参加ください!

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