生産者・製造者
木次乳業
- 商品
- 低温殺菌牛乳、チーズ
- 産地
- 島根県雲南市
ビオ・マルシェの牛乳を作っている木次乳業は島根県奥出雲にあります。豊かな水ときれいな空気に育まれる斐伊川流域に点在する牧場から木次乳業のミルクは集められます。 それぞれの牧場では青々とした芝で牛たちがのんびりと過ごしています。
普段何気なく飲んでいる牛乳1杯、お客様に安心して飲んでもらうための努力と約50年を誇る木次乳業の想いがつまっています。
「食べるということ」は地球上の生物の「いのち」をいただくこと。木次乳業は創業者の想いを大事にし、大量生産ではなく、あくまでも小規模に、自然のものをできるだけ自然に近い状態で提供することを理想にしています。大自然のサイクルに基づいた製品作りをし、いのちある食材として健全であることを、何よりも重視したいと考えます。
◇餌へのこだわり
皆様にお届けしている乳製品は、すべてNON-GMO(非遺伝子組み換え)の餌で育った牛のお乳からできています。日本の酪農は多くが海外から餌を仕入れており、たんぱく質や炭水化物、脂肪などの栄養素を含む濃厚飼料の自給はほぼ皆無です。海外から輸入される飼料には遺伝子組み換え技術で生産された穀類が含まれるようになり、非遺伝子組み換えの餌を手に入れること自体が難しくなっています。木次乳業では耕作放棄地を利用し、牧草を作るなど餌の自給に取り組んでいます海外の牧草だけに頼らなくてもいいように、牧草をラップで巻いて保存した干し草も与えています。
◇日本初のパスチャライズ牛乳
木次乳業はできるだけ生に近い牛乳を提供したいと思い、昭和50年からパスチャライズ牛乳(低温殺菌)に取り組みました。酪農家に、乳搾りの仕方・牛舎の管理方法を徹底し、細菌数を細かく調べて乳質向上を求め、 昭和53年に日本で初めてのパスチャライズ牛乳(低温殺菌)の生産を開始しました。