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富良野百・我
- 商品
- 有機南瓜、有機じゃが芋、有機たまねぎなど
- 産地
- 北海道富良野市
北海道富良野の自然とともに、二世代で育てる有機野菜
北海道富良野市で、約15haの広大な圃場に有機南瓜、有機じゃが芋、有機たまねぎなどを育てる「富良野百・我(ふらのももんが)」。

畑のある富良野盆地は、夏と冬、昼と夜の寒暖差が大きく、季節の移り変わりがはっきりとした地域です。この恵まれた自然環境のなかで、1978年に先代の阪井永典さんが有機農業を始めました。現在は息子の奏太さんが代表を引き継ぎ、ご家族とともに二世代で有機野菜を育てています。
「暮らしをみんなで楽しむ」をモットーに、自然とともにある畑の暮らしを大切にしながら、次の世代につながる農業を目指しています。
丁寧に育てる九重栗の有機南瓜
味を追求した「九重栗」を、一苗ずつ大切に

有機南瓜は、味の良さから選んだ「九重栗」という品種を栽培。一般的には畑に直接種をまくところ、富良野の厳しい寒暖差に合わせて、一度苗を育ててから畑へ植え付けます。
発芽するまでの温度管理にも細心の注意を払い、まるで生まれたばかりの我が子を見守るように、一つひとつの苗を大切に育てています。
北海道では珍しい「マルチング」

南瓜を植える畝には「マルチング」を行います。
「マルチング」とは、畑の土の表面を被覆資材で覆うこと。雑草の繁茂や土壌の乾燥を防ぎ、作物の生育を助けるための方法です。除草剤に頼らない有機栽培では、雑草対策の一つとして用いられています。
黒いマルチシートで覆えない部分の雑草は、トラクターでこまめに除草。肥料も南瓜の生長を見ながら、必要な時期に必要な分だけ与えます。
肥料には、長年の経験から富良野の土に合うと考えて選んだ発酵鶏糞を使用。土の中の微生物の働きを生かしながら、野菜本来の生長に合わせてじっくりと育てています。
病気や猛暑とも向き合いながら
病気や天候など、自然を相手にする有機農業には、さまざまな難しさがあります。
南瓜の栽培では、夏の高温多湿の時期に発生する「うどんこ病」もその一つ。さらに近年は、8月末の猛暑にも悩まされています。富良野市麓郷では35.3℃を記録した年もあり、雨不足も重なると葉が枯れ、南瓜の実に日焼けなどの生理障害が出ることがあります。
完熟を見極めて収穫し、さらに甘く

南瓜は畑で完熟させるほど味がのってきますが、収穫を遅らせれば日焼けのリスクも高まります。そのため、天候や生育状況を日々確認し、味と品質を見極めながら、収穫のタイミングを判断しています。
南瓜は、茎がコルクのように固く乾燥した状態を目安に収穫します。収穫後は1週間から10日ほど寝かせることで、甘みが増し、まろやかな味わいへと変化していきます。
風通しを大切に、健やかに育てる
たまねぎやじゃが芋も、野菜が元気に育つ環境づくりを大切にしています。
・有機たまねぎ
一般的な栽培よりも栽培密度を70%に抑え、株間を広くとることで風通しを確保。マルチングで雑草や乾燥への対策をしながら、たまねぎが健やかに育つ環境をつくっています。
甘みと辛みが際立つ、阪井さん自慢のたまねぎです。
・有機じゃが芋
ほんのり黄色い肌とホクホクした食感が特長の「さやあかね」という品種を栽培しています。疫病に比較的強い希少な品種で、病気に負けにくい品種の特性を生かしながら、たまねぎと同じく栽培密度を抑えて、風通しのよい環境をつくっています。
十分にデンプンがのったじゃが芋は、低温で貯蔵することで糖化が進み、甘みが増していきます。
野菜の力を信じ、そっと支える

天気予報だけに頼らず、自分たちの肌で感じる天候や野菜の様子を見ながら、その時々で最善の判断を重ねる阪井さんたち。
富良野百・我の栽培で大切にしているのは、太陽や風、雨といった自然の力を味方につけ、野菜の様子をじっくりと見守ること。野菜が野菜らしく、自らの力で育つことのできる環境を整え、必要なときに人の手を加えています。
長年培ってきた経験と家族の思いが、富良野百・我の有機野菜を育てています。





