ビオ・マルシェの有機野菜セット（多菜セット）を使って、マクロビオティック料理家のmleさんにお料理を作っていただいています。レシピがなくてもお料理がつくれることを目指します。

暦は啓蟄

蟄虫戸を啓く
すごもりのむしとをひらく

冬ごもりしていた虫が姿を現し始めます。
冬眠していた動物も、目覚めて活動を始める頃です。

熊は冬眠から目覚めると、まずはじめに蕗の薹を探して食べると聞いたことがあります。
体の中の余分を排泄してから、ここから始まる新しい一年の活動を始めるのですね。
この頃の旬のお野菜に、冬の間に溜め込んだ脂肪を分解する力があるものが多いのも、体の巡りと自然の恵みがリンクしているのが良くわかります。

自然界は必要なものを与えてくれていると学びます。私たちは足らずを探すことが得意になっていますが、あるものや与えられているものに感謝することを忘れないようにしたいものです。

花粉症の症状で困っている方もで始めましたね。
このころは肝臓の働きが活発になるときですが、肝臓は目とも関係しています。
花粉症で目が痒くなる人は油のお料理を控えて大根を食べたり、添加物を控えてみることをオススメします。
食事から身体をケアするのも、毎日を快適に過ごす工夫の一つです。

水菜と大根のサラダ

<使った野菜>
大根　水菜
<作り方>
水菜は食べやすい大きさに切り、水にはなってシャキッとさせます。
大根は千切りにして塩を振りかけてから、しばらくおいておきます。
水気を切った水菜と大根を混ぜ合わせて、ヘンプシードを加えます。
ホワイトバルサミコ酢を加えて味を調えて仕上げます。

野菜のエチュべ

<使った野菜>
玉ねぎ、しいたけ、人参、ブロッコリー、セロリ
<作り方>
野菜は食べやすい大きさに切ります。
バットに入れて塩麹を加えて混ぜ合わせます。
フライパンに野菜を入れて、オリーブオイルを振りかけて蓋をして弱火で焼きます。
時々かき混ぜながら、お野菜に十分火が通るまで焼いて仕上げます。
塩麹がない場合は、塩でやってみましょう。

ほうれん草とスナップエンドウの胡麻和え

＜使ったお野菜＞
スナップエンドウ、ほうれん草
＜作り方＞
ほうれん草は茹でて食べやすい大きさに切ります。
スナップエンドウは筋を取り、茹でて食べやすい大きさに切ります。
ゴマは炒ってすり鉢ですります。
ゴマに醤油を加えて混ぜ合わせ、ほうれん草とスナップエンドウを加えて仕上げます。

お野菜を茹で過ぎないようにね。

お野菜とソイミートのトマトソース炒め

＜使ったお野菜＞
玉ねぎ、人参、セロリ、しいたけ、ブロッコリー
＜作り方＞
ソイミートは片栗粉をまぶして、唐揚げにします。
野菜は食べやすい大きさに切って、中火で元気よく炒めます。
美味しい香りがしたら、油と塩を加えて炒めます。
ソイミートの唐揚げを加えて混ぜ合わせ、トマトの水煮缶を加えてしばらく煮込みます。
味をみて、お酢、お塩、で味を調えます。
隠し味程度に豆乳マヨネーズ（またはマヨネーズ）を加えて混ぜ合わせて出来上がりです。
ソイミートの代わりに、豚肉でもいいですよね。

ご紹介しているビオ・マルシェの有機野菜を使ったお料理は、表参道にあるオーガニックコットンブランドSalon de nanadecorの「food remedyデイリーランチ」をご注文いただけますと、実際にお召し上がりいただくことができます。（毎週水～金曜日）

nanadecor KITCHEN (ナナデェコールキッチン)

東京都渋谷区神宮前4-22-11 03-6434-0965
営業時間：水曜日〜日曜日　12:00 P.M〜7:00 P.M

レシピ担当：mle

マクロビオティックと出会い料理教室を主宰。「自然のリズムで食べてキレイ」というコンセプトをもとに穀物と野菜で作ったレシピは2,000種類に。2015年にはマクロビオティックの知識を暮らしの中に取り入れて暮らしがより豊かになる方法「and MACROBI」を提唱。「家庭料理がカラダとココロのメンテナンスをするお料理人が作れる人、フードレメディストを養成中。

カフェのプロデュースや商品開発、地域活性などのコーディネートとしても活躍中。

著書『キレイになるマクロビ教室』（講談社）、雑誌協力『クーヨン』、他多数。

お料理人 http://miesrecipe.jp/profile/

有機野菜のお試しセット

ビオ・マルシェでは、ご入会前の方に、有機野菜の「お試しセット」をご用意しています。ぜひ、自分の目で見て触って、有機野菜を料理をしてみませんか？　▶お試しセットを申し込む