霞始めてたなびく

寒さが緩み始めて降る雪が雨になり
また積もった雪が溶けて雨になる頃です。
土の中の水が動き出し蒸気となってのぼり始めます。
寒さで固まっていた大地が動き出す頃になります。

昔の人はそんな水の動きを使って
汚れを払おうとしました。
3月3日の節句は人型に汚れや悩みを書いて
川に流して清めてもらいこれから動き出す
春に向かって健康に過ごせるように祈りました。

水のエネルギーを使って気を養っていく、そんな時期です。
体の中も血液の浄化がしやすくなるとき。
肝臓は浄化の臓器とも言われています。そんな肝臓を緩める力を取り入れて
いたわって過ごすと体が心地よく感じ始めます。

緑の上に伸びる野菜は緩める力をカラダに取り入れる
手伝いをしてくれます。
緑のお野菜をたくさん食べることで自然界のリズムを感じていきましょう。

わかめと菜の花の煮物

<使った野菜>
菜の花
<作り方>
鍋に出汁を入れて、醤油と塩で味をつけます。
高野豆腐は、水で戻して食べやすい大きさに切り、出汁に入れて味を含ませます。
しばらくしたら水に戻したわかめと菜の花を加えて、しばらく弱火で煮ます。
菜の花に火が通ったら、全体を混ぜ合わせて仕上げます。

紅くるりと水菜の春巻き

<使った野菜>
紅くるり　水菜
<作り方>
紅くるりは千切りにして、塩麹を加えて混ぜ合わせておきます。
（塩麹を使うと辛味が優しい味に変わりますよ。）
水菜は食べやすい大きさに切って、紅くるりと混ぜ合わせます。
春巻きの皮に紅くるりと水菜をのせて包んで、１６０度ぐらいの温度でゆっくりと揚げましょう。

玉ねぎとブロッコリーのペペロンチーノ風

＜使ったお野菜＞
玉ねぎ　ブロッコリー　にんにく

＜作り方＞
玉ねぎは薄く回し切りにします。にんにくは薄く切ります。
ブロッコリーは房と芯に分けて、食べやすい大きさに切ります。
フライパンにオリーブオイルとニンニクと赤唐辛子を入れて、オイルに香りがつくまで炒めます。
玉ねぎを加え、甘くて美味しい香りがするまで炒めます。
ブロッコリーを加えて混ぜ合わせながら、さっと炒めて塩で味を調えて仕上げます。
色が鮮やかになったら火を止めるタイミングです。

じゃがいもとネギのマッシュ

＜使ったお野菜＞
じゃがいも　紅くるり　青ネギ
＜作り方＞
じゃがいもは粉ふきいもにして、マッシュします。
紅くるりはいちょう切りにして塩麹で混ぜ合わせておきます。
青ネギは小口切りにします。
マッシュしたじゃがいもに青ネギを加えて混ぜ合わせて、紅くるりを加えて混ぜ合わせます。
好みでオリーブオイルとお塩で味を調えて仕上げます。

長芋のソテーネギソース

＜使ったお野菜＞
じゃがいも　紅くるり　青ネギ
＜作り方＞
じゃがいもは粉ふきいもにして、マッシュします。
紅くるりはいちょう切りにして塩麹で混ぜ合わせておきます。
青ネギは小口切りにします。
マッシュしたじゃがいもに青ネギを加えて混ぜ合わせて、紅くるりを加えて混ぜ合わせます。
好みでオリーブオイルとお塩で味を調えて仕上げます。

ご紹介しているビオ・マルシェの有機野菜を使ったお料理は、表参道にあるオーガニックコットンブランドSalon de nanadecorの「food remedyデイリーランチ」をご注文いただけますと、実際にお召し上がりいただくことができます。（毎週水～金曜日）

nanadecor KITCHEN (ナナデェコールキッチン)

東京都渋谷区神宮前4-22-11 03-6434-0965
営業時間：水曜日〜日曜日　12:00 P.M〜7:00 P.M

レシピ担当：mle

マクロビオティックと出会い料理教室を主宰。「自然のリズムで食べてキレイ」というコンセプトをもとに穀物と野菜で作ったレシピは2,000種類に。2015年にはマクロビオティックの知識を暮らしの中に取り入れて暮らしがより豊かになる方法「and MACROBI」を提唱。「家庭料理がカラダとココロのメンテナンスをするお料理人が作れる人、フードレメディストを養成中。

カフェのプロデュースや商品開発、地域活性などのコーディネートとしても活躍中。

著書『キレイになるマクロビ教室』（講談社）、雑誌協力『クーヨン』、他多数。

お料理人 http://miesrecipe.jp/profile/

有機野菜のお試しセット

ビオ・マルシェでは、ご入会前の方に、有機野菜の「お試しセット」をご用意しています。ぜひ、自分の目で見て触って、有機野菜を料理をしてみませんか？　▶お試しセットを申し込む