暦は立秋から処暑に向かうとき。
残暑が厳しい毎日ですが、皆様お変わりなくお過ごしですか？
今年はコロナウイルスの影響もあり、全体的に「こもる」エネルギーを体感します。
残暑と「こもる」エネルギーの影響で、熱中症にかかりやすい人が多いようです。
熱をこもらせないように工夫をしていきましょう。

夏のエネルギーの野菜は、体の中の熱を外に出すのを手伝ってくれます。
生野菜もうまく取り入れながら、メニューを組み立てましょう。
暑さで弱りがちな胃には、ネバネバしたものがオススメ。
今週の一押しは、長芋のすり流しかんです。
ぜひ、作って見てくださいね。

レタスと赤玉ねぎのサラダ

レタスは洗って、千切りにします。
赤玉ねぎは薄く回し切りにして、水にさらしておきます。
トマトは食べやすい大きさに切って、少しの塩をかけておきます。
ボウルに、醤油、酢、ごま油を入れて合わせ酢を作ります。
茹でた麺を加えて味をなじませ、他の野菜を加えて混ぜます。

ひじきと水菜のペペロンチーノ

水菜は食べやすい大きさに切り、水につけて水分を含ませておきます。
ひじきは水で戻して、食べやすい大きさに切ります。
フライパンにオリーブオイルをたっぷりと入れて、薄くスライスしたにんにくと赤唐辛子を加えて炒めます。
にんにくの香りがしてきたら、ひじきを加えてさっと炒め、塩で味を調えます。
仕上げに水菜と刻んだひまわりの種を加えて、全体が絡むように炒めます。
最後に香り醤油を加えます。

長芋のすり流しかん

干し椎茸で出汁をひいておき、その後薄く刻んでおきます。
モロヘイヤは茹でて、刻みます。
トウモロコシは粒を外しておきます。

長芋は髭を焼いて、皮ごとすりおろします。

すりおろした長芋200cc、出汁400ccを鍋に入れ、泡立て器でよく混ぜます。
そこへ、寒天小さじ1を加えて、さらに良く混ぜ合わせます。
刻んだ野菜を加え、火にかけて混ぜながら沸騰させます。
流し缶に入れ、冷やして固めます。

寒天は、目安の分量が書いてあるので、それを参考にしましょう。
しっかりと沸騰させないと、寒天が溶けきれず固まらないことがあるので気をつけましょう。

じゃがいもとトウモロコシのエチュべ

トウモロコシ、じゃがいも、玉ねぎは食べやすい大きさに切ります。
じゃがいもは切った後、少し水にさらしておきます。
フライパンにトウモロコシ、じゃがいも、玉ねぎを入れて、オリーブオイルと塩をかけます。
ローズマリーをのせて蓋をして、弱火でゆっくりと焼きます。時々ひっくり返してじゃがいもが柔らかくなったら出来上がりです。
※エチュべとは、じっくり蒸し焼きにする調理方法です。

ラタトゥイユ

野菜は大きさを揃えて、さいの目切りにします。
鍋に、玉ねぎ、トマト、ズッキーニ、さつまいも、パプリカの順番に重ねて
入れます。ココナッツオイルと塩・スパイス類を加えたら、蓋をして弱火にかけます。
野菜からジュースが出てきたら、時々混ぜ合わせて野菜が柔らかくなるまで火にかけます。
仕上げに小松菜を加え、混ぜ合わせて火が通ったら、味を見て好みで醤油か、味噌を加えて出来上がりです。

弱火でじっくりと火を入れるのが、ポイントです。
野菜の旨味を引き出すレシピです。

ご紹介しているビオ・マルシェの有機野菜を使ったお料理は、表参道にあるオーガニックコットンブランドSalon de nanadecorの「food remedyデイリーランチ」をご注文いただけますと、実際にお召し上がりいただくことができます。（毎週水～金曜日）

nanadecor KITCHEN (ナナデェコールキッチン)

東京都渋谷区神宮前4-22-11 03-6434-0965
営業時間：水曜日〜日曜日　12:00 P.M〜7:00 P.M

レシピ担当：mle

マクロビオティックと出会い料理教室を主宰。「自然のリズムで食べてキレイ」というコンセプトをもとに穀物と野菜で作ったレシピは2,000種類に。2015年にはマクロビオティックの知識を暮らしの中に取り入れて暮らしがより豊かになる方法「and MACROBI」を提唱。「家庭料理がカラダとココロのメンテナンスをするお料理人が作れる人、フードレメディストを養成中。

カフェのプロデュースや商品開発、地域活性などのコーディネートとしても活躍中。

著書『キレイになるマクロビ教室』（講談社）、雑誌協力『クーヨン』、他多数。

お料理人 http://miesrecipe.jp/profile/

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