暦の上では7月23日に大暑を迎えました。

今年は雨が多く、夏らしい陽射しになかなか出会えません。
夏は本当にやってくるのかしら、といった感じの毎日です。
湿気が多く気温も安定しないので、身体の調子がスムーズでない人も多いかもしれません。
こんな時こそ、身体の調子や天気に合わせて、食べ方や調理方法を変えていきましょう。

ちょっとエネルギーダウンしやすい時期は、少し煮込んだお料理がオススメ。
元気のでる八丁味噌で煮込んだ料理は、夏バテの時にオススメです。

モロヘイヤとトマトのサラダ

玉ねぎは、薄く回し切りにして水にさらしておきます。
きゅうり、トマトは食べやすい大きさに切り、塩とクミンをふりかけてしばらく置いておきます。
モロヘイヤは水をしっかり含ませてから、サッと茹でて刻みます。
水を切った玉ねぎ、モロヘイヤを加えて混ぜ合わせ、オリーブオイル、バルサミコ酢を加えて混ぜて味をなじませます。仕上げにヘンプシードを加えます。
バジルや大葉を加えても美味しくなりますよ。

ひじきと南瓜

ひじきは水に戻します。
南瓜は食べやすい大きさに切ります。
鍋にひじきと、ひじきがかぶる程度の水を入れて弱火で3分ほど茹でます。
南瓜を加えて蓋をします。
南瓜が柔らかくなった時に、水分がなくなっている状態が理想です。
醤油と刻んだ南瓜の種を加え、混ぜ合わせて出来上がりです。

切り干しのカレー煮

切り干し大根は水に戻し、食べやすい大きさに切って茹でます。
玉ねぎは薄く回し切りに、油揚げと人参は千切り、ピーマンは種を取り除いて少し存在感を出す大きさに切ります。
鍋に玉ねぎ、切り干し大根、人参、油揚げの順番に重ねて、切り干し大根の戻し汁を加えて弱火にかけます。
一煮立ちして素材の甘さを確認したら、醤油とカレー粉を加えます。
全体を混ぜ合わせてしばらく煮たらピーマンを加えます。
弱火でクツクツさせたら、全体を混ぜ合わせて出来上がりです。

ニラの玄米チヂミ

人参は千切りに、ニラは人参の長さに合わせて切り塩を振りかけて置いておきます。
玄米粉を水で溶き、少しのごま油とお塩を加えます。
フライパンを熱して、ごま油をひきます。
玄米粉の生地を薄く伸ばし、その上にニラと人参を並べます。
その上に生地を流して、ニラと人参を挟みます。
ひっくり返して両面焼いたら出来上がりです。
お醤油やポン酢をかけて食べても美味しいです。
私は塩味が好きです。

茄子の八丁味噌煮込み

玉ねぎ、ニンニク、生姜はみじん切りに。
茄子とズッキーニは、少し厚めに切ります。
お豆腐は2センチぐらいの大きさに切ります。
鍋に玉ねぎ、ニンニク、生姜を入れて弱火で炒めます。
香りがしてきたら、ごま油と五香粉をくわえてさらに炒めます。
茄子とズッキーニを加えて混ぜ合わせたら、野菜が浸かる程度の水を加えて弱火でしばらく煮込みます。
野菜から美味しさが引き出せているか、味見をします。
味を確かめて、八丁味噌を出汁で溶いて加えます。
味をなじませたら豆腐を加えてさらに煮込みます。
最後に葛粉を水で溶いたものを加えて、美味しさを野菜と豆腐に絡めて、出来上がりです。

ご紹介しているビオ・マルシェの有機野菜を使ったお料理は、表参道にあるオーガニックコットンブランドSalon de nanadecorの「food remedyデイリーランチ」をご注文いただけますと、実際にお召し上がりいただくことができます。（毎週水～金曜日）

nanadecor KITCHEN (ナナデェコールキッチン)

東京都渋谷区神宮前4-22-11 03-6434-0965
営業時間：水曜日〜日曜日　12:00 P.M〜7:00 P.M

レシピ担当：mle

マクロビオティックと出会い料理教室を主宰。「自然のリズムで食べてキレイ」というコンセプトをもとに穀物と野菜で作ったレシピは2,000種類に。2015年にはマクロビオティックの知識を暮らしの中に取り入れて暮らしがより豊かになる方法「and MACROBI」を提唱。「家庭料理がカラダとココロのメンテナンスをするお料理人が作れる人、フードレメディストを養成中。

カフェのプロデュースや商品開発、地域活性などのコーディネートとしても活躍中。

著書『キレイになるマクロビ教室』（講談社）、雑誌協力『クーヨン』、他多数。

お料理人 http://miesrecipe.jp/profile/

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