「多菜セット」 を使ったレシピ 5月25日~30日 小満の頃 お月様は、お月様は新月から上弦へと向かいます。
今は二十四節気では、小満(しょうまん)の頃にあたります。
小満の頃は「すべてのものが満ち足りている」という時です。
草木に新芽が茂り、生命力に溢れている頃です。
緊急事態宣言がようやく解除となり、また暮らし方を変化させていくことになりました。
この2ヶ月間に渡る自粛生活で身につけた大切なことは忘れずに、新しい暮らし方を重ねていくようになります。
エネルギーは活発に活動する方向に向かっているので、この解除によって、わ〜っと緩めたいところではありますが少し慎重に。
食べるものでエネルギーをうまく発散させてカラダとココロを、整えていきましょう。
今週のオススメは軽いエネルギー。短時間調理を中心に、少しスパイスを使うといい時です。
じゃがいものサラダ ~青ねぎのドレッシング~
じゃがいもは皮をむいて、食べやすい大きさに切ってから茹でます。この時お鍋の蓋をあけて茹でるのがポイントです。
青ねぎは小口切りにして、すり鉢ですります。青ねぎから汁気が出てきたら、甘めの味噌、酢、オリーブオイルで味を調えてソースを作ります。
茹でたじゃがいもを加えて、混ぜ合わせて出来上がりです。
水菜の春巻き
大根、人参は千切りに、水菜は3センチぐらいにざく切りにします。
お野菜をボールに入れて、塩とクミンシード、ごま油を混ぜ合わせてしばらく置きます。
春巻きの皮に包み、油で揚げたら出来上がりです。
生春巻きの皮を使い、生のままで食べてもよいでしょう。
水菜以外は、冷蔵庫にある野菜で試してみると色々な味が楽しめます。
椎茸のカレー煮
新玉ねぎと、椎茸は食べやすい大きさに切ります。
油揚げは野菜に合わせて、食べやすい大きさに切ります。
絹さやは筋を取っておきます。
昆布で出汁をひいておきます。
鍋に玉ねぎ、椎茸、油揚げ、素材が半分ぐらい浸かる程度の昆布だしを加えて、弱火でクツクツ煮ます。
小さな器にカレー粉小さじ1〜2、醤油大さじ1〜2を混ぜ合わせておきます。
素材の甘みを確認したら、合わせた調味液を加えてしばらくクツクツの火加減で煮ます。
絹さやと水で溶いた葛粉を加えてなじませて仕上げます。
長芋の煮付け
ヒゲを取り除いた長芋を2センチぐらいの幅に切って昆布だしで煮ます。
火が強すぎると長芋が煮崩れるのとアクが出やすくなるので気をつけましょう。
醤油を加えて少し煮込んだら、食べやすい大きさに切った小松菜と昆布を加えて蓋をします。
小松菜に火が通ったら、混ぜ合わせて出来上がりです。
そのまま浸して、味を染み込ませましょう。
ズッキーニのパン粉焼き
ズッキーニは2センチぐらいの輪切りにします。
小さな器にパン粉とお塩とオリーブオイルを加えて、混ぜ合わせます。
耐熱皿にズッキーニを並べて、混ぜ合わせたパン粉を載せてオーブントースターで5分ぐらい焼いて出来上がりです。
ご紹介しているビオ・マルシェの有機野菜を使ったお料理は、表参道にあるオーガニックコットンブランドSalon de nanadecorの「food remedyデイリーランチ」をご注文いただけますと、実際にお召し上がりいただくことができます。(毎週水~金曜日)
nanadecor KITCHEN (ナナデェコールキッチン)
東京都渋谷区神宮前4-22-11 03-6434-0965
営業時間:水曜日〜日曜日 12:00 P.M〜7:00 P.M
レシピ担当:mle
マクロビオティックと出会い料理教室を主宰。「自然のリズムで食べてキレイ」というコンセプトをもとに穀物と野菜で作ったレシピは2,000種類に。2015年にはマクロビオティックの知識を暮らしの中に取り入れて暮らしがより豊かになる方法「and MACROBI」を提唱。「家庭料理がカラダとココロのメンテナンスをするお料理人が作れる人、フードレメディストを養成中。
カフェのプロデュースや商品開発、地域活性などのコーディネートとしても活躍中。
著書『キレイになるマクロビ教室』(講談社)、雑誌協力『クーヨン』、他多数。