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「多菜セット」 を使ったレシピ ~穀雨の頃 お月様のリズムは上弦の月から満月に向けて

暦の上では「穀雨」を迎えました。
春の雨は優しいと言われています。雨が降ることで春の農作物がうるおい、種をまくと、雨に恵まれ、よく成長するといわれています。

“STAY HOME”のゴールデンウイーク。小さな家庭菜園を始める良いチャンスです。
土に触れることで、自然界のエネルギーをアーシングできます。

小さな鉢でハーブでもいいからお料理に使えるものを何か育ててみて、自然界との調和を育んでカラダとココロのメンテナンスをしてみてはいかがですか?

今週も緑のお野菜がたくさん届きましたね。愛を育むことを助けてくれます。

穀雨が過ぎると新緑がキラキラと輝き始め、私たちの生命力を活性化させるパワーを送り続けてくれますよ。
緑の野菜を食べてカラダとココロを巡らせて行きましょう。
野菜のお味を楽しめるよう、調味料の使い方を工夫していきましょう。

玉ねぎと小松菜の梅和え

新玉ねぎは薄くスライスして氷水につけて食べやすくします。小松菜とワカメはさっと茹でて、食べやすい大きさに切ります。
ボールに梅干しのペーストとお醤油、胡麻油、ヘンプシードを入れて混ぜ合わせます。
玉ねぎを加えて味を絡ませ、小松菜とワカメと加えて混ぜ合わせます。
この時、玉ねぎにしっかりと味を絡ませるのがポイント。
味付けは控えめにして、素材の味を消さないようにしましょう。

白ネギの春巻き

白ネギを斜めに薄く切り、人参は千切りにします。そのほか冷蔵庫に残っているお野菜(キャベツ・ピーマン・筍・椎茸など)を千切りにしてお鍋に重ねていきます。
お塩をひとつまみ振りかけてお鍋に蓋をして5分ほど弱火にします。
お野菜がしんなりしてきたら、全体を混ぜ合わせて粗熱を取ります。
春巻きの皮に巻いて揚げて出来上がりです。
お野菜の甘みが出てきて美味しいですよ。
ベジタリアンでない方は、ハムや豚肉を一緒に入れてもいいと思います。

マカロニサラダ

ほうれん草は食べやすい大きさに、人参は千切りにして、それぞれさっと茹でます。
マカロニは茹でてオリーブオイルとお塩、胡椒で下味をつけます。
マカロニにお味をしっかりつけると、野菜の美味しさが引き立ちます。
ほうれん草と人参を加え、お好みでマヨネーズを加えます。
今回は家で作った紫キャベツのザワークラウトを加えてみました。
それ以外にもミニトマトや、ゆで卵を加えても美味しいと思います。
リーフレタスを飾って召し上がれ。

里芋とトマトの煮込み

里芋は皮をむいて食べやすい大きさに切り、塩でもんで一度洗います。
こうしておくことで、里芋は煮崩れしにくくなります。

お鍋にオリーブオイルとニンニクを入れて火にかけます。美味しそうな香りがしてきたら里芋を加えてオリーブオイルを絡めます。そのあと蓋をして弱火でじっくり焼き始めます。
トマトを食べやすい大きさに切ってお鍋に加えて混ぜ合わせます。ローズマリー、月桂樹などの香りを加えるとおしゃれな味に仕上がります。
蓋をして時々かき混ぜながら10分ほど火にかけます。筋を取って食べやすい大きさに切ったインゲンを加えてさらに弱火で10分程火にかけます。いんげんの色が悪くなりますが今回はお味優先で。
しっかりと煮込んで里芋が柔らかくなったら出来上がりです。
トマトにじっくりと火が入ると旨味が出てきます。
その味を引き立てる塩梅で、お好みでお醤油かお味噌を加えてもいいですね。
「焦らず、弱火でじっくり」がポイントです。

ご紹介しているビオ・マルシェの有機野菜を使ったお料理は、表参道にあるオーガニックコットンブランドSalon de nanadecorの「food remedyデイリーランチ」をご注文いただけますと、実際にお召し上がりいただくことができます。(毎週水~金曜日)

nanadecor KITCHEN (ナナデェコールキッチン)

東京都渋谷区神宮前4-22-11 03-6434-0965
営業時間:水曜日〜日曜日 12:00 P.M〜7:00 P.M

レシピ担当:mle

なかみえさん

マクロビオティックと出会い料理教室を主宰。「自然のリズムで食べてキレイ」というコンセプトをもとに穀物と野菜で作ったレシピは2,000種類に。2015年にはマクロビオティックの知識を暮らしの中に取り入れて暮らしがより豊かになる方法「and MACROBI」を提唱。「家庭料理がカラダとココロのメンテナンスをするお料理人が作れる人、フードレメディストを養成中。

カフェのプロデュースや商品開発、地域活性などのコーディネートとしても活躍中。

著書『キレイになるマクロビ教室』(講談社)、雑誌協力『クーヨン』、他多数。

お料理人 http://miesrecipe.jp/profile/

オーガニックライフを
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